KAMEI Nobutaka(@jinrui_nikki)さんの人気ツイート(新しい順)

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世界を学ぶ上で、日本語メディアの情報に頼ってはいけない、というのは、基本中の基本だと思います。 まず、情報量が圧倒的に少ない。そして、非常に強いバイアスがある。 必ず複数の言語で、毎日ニュースを読もう、と、授業ではよくそれを強調しています。「バイアスがある」ということにも気付けます
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大学で世界を学ぶ、国際関係を学ぶとは。 政府や報道機関が発表する公式の外交儀礼・行事や、王室・皇室・各国要人の交流などの「表舞台」だけではなくて。 こういう、形にはなりにくい民衆の思いなども含めてキャッチし、理解に含めていくことだと思うんです。 それでこそ、見えてくる世界があります
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うーん… いちいち転送はしませんが、かつて英国の植民地支配下で、いかに残虐非道な支配、収奪、暴力、使役が横行していたか、みたいな写真などが世界中から流れてきますね… 女王の死が引き金となり、潜在的な歴史上の恨みつらみが世界中で噴出している。アンテナを張っていると、そういうのが見える
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たとえばこの記事など。 →南ア、ナイジェリア、ケニア、インドなど(旧英領諸国)のSNSの議論などで、植民地期の暴力の記憶が再燃、女王の死を喜ぶケースもあるとか twitter.com/LeMonde_Afriqu…
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SNSで海外ニュース読んでいると。日本語圏の大手メディアのような故女王追悼・賛美一色ではなく、それを機に英国の近現代史を掘り起こし、植民地主義にかなりキツイ苦言を呈している人びとやメディアが少なくないことが分かります。諸言語でニュースを読むと、こういう時に騙されないという効用がある
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70年間公務に従事し、96歳まで長生きしたひとりの人物として尊重し、その人生に思いをいたしますが。そこまでです。 過剰にほめちぎることには、私は違和感をもっています。 広大な植民地を支配し、民衆を搾取・弾圧し、世界で三番目の核武装国となり、世界中で戦争を遂行してきた帝国の象徴なのです
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「聞こえない人は、死んでも差別される」 そんな事態を容認していいのでしょうか。 加害者側は、ケチケチせずに、公正に平均賃金分を支払うべきです。 そして、賃金差別、雇用差別のない社会を目指していく。それしかありません。 差別を温存させない取り組みとしても、この訴訟の行方に注目しています
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大阪の交通事故による聞こえない子どもの死亡をめぐる民事裁判。 加害者側の言い分とは、差別の結果としての低賃金を根拠に、それを亡くなった個人にもなすりつけるという、最低最悪の主張です。 差別をなくし、故人の尊厳を守るために。被害者家族の主張を応援したい。 みなさまもご注目ください
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「事故の当事者側が、女の子が将来働いて得られた収入について労働者全体の平均賃金のおよそ6割にとどまる聴覚障害者の平均賃金で算出すべきだと主張していることに対して、女の子の父親が法廷で、「差別だ。公平な判断をお願いしたい」と訴えました」 www3.nhk.or.jp/kansai-news/20…
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ここでもやはり「多数派をちやほやと甘やかしすぎる」問題が。 聞こえる人たちは、字幕があってもなくても、映画を楽しめます。 聞こえない人たちは、字幕がないと映画を楽しめません。 切実な思いのない人とある人がい合わせる場合。何を優先すべきかと考えたら、答えは自ずと明らかではありませんか
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ろう者が出演する映画なんて、ケチケチせずに、全館・全回、日本語字幕付けて上映すればええやん、と私は思います。部分上映にしているせいで、ろう者に不便をかけているんです。 聞こえる人からのクレーム? そこは、教育・啓発です。共存のために少しは我慢しなさい、とか言ってもいいと思いますよ
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手話の分からない聴者には、手話に字幕を付けてあげるサービス。 音の聞こえないろう者は、放ったらかし。音声に字幕は付けない。 「だれに向けて発しているのか」がよく分かります。大変失礼な動画だと思います twitter.com/lovelife_movie…
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既婚男性の約50%が、くじやじゃんけんで改姓することとなり、自分自身の切実な問題として、逃げることなく受け止め始めたら。 通称姓の使用拡大や別姓選択なども含めて大いに議論になり、あっという間にさまざまな法制化が進むような気がします。 男性の懸念や苦痛には、制度は甘いんですよ。一般的に
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大学のかつての教え子たちから、続々と結婚の報告をいただきます。みなさん、おめでとうございます。 その多くが女性たちですが、ほぼ100%、「改姓しました!」のお知らせなんです。 賛否は別として、少し不思議な感じがしています。「女性側が改姓」という慣習の強固さを、改めて思い知った次第です
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強制はしないが、各機関に協力を要請、というソフトな言い方で、「強制の下請け」をさせるという、いつものやり口です。 権力の意向を忖度した各部署の中間管理職が、「最も苛烈な強制の実働部隊」になるというわけ。 それで、だれも責任を取らないのです。 またも、こんなことをやっているのです twitter.com/jijicom/status…
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・侵略戦争を開始、遂行することを決定し、人びとを動員した、責任ある為政者たちがいたこと ・日本軍は、中国大陸を中心とする各地で、侵略行為により「310万人」を大幅に上回る人びとを殺害したこと そういうことを記憶に留め、語り継がないと、戦争を回顧する意味がないのではないかと私は思います
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8月に戦争関係報道が増えるのはいいのですが。 ・あの時代は大変だった、みんな巻き込まれて苦しかった ・多くの人たちが亡くなって、つらい思いをした 程度で終わっているような感じがして、強い違和感があります。 侵略戦争は自然災害じゃないんです。国外でどれほど殺してきたか、ということです
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日本における「終戦8/15儀礼」の特徴 ・「戦没者310万人」と言って、国内の被害者のみに注目し、侵略先の地域で殺傷したその何倍もの人びとを視野の外に追いやる ・戦争を自然災害のように扱い、戦争遂行した人たちの加害責任を消し去る ・お盆に合わせて、死者の慰霊という擬似宗教的な装いをとる
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「海外では一般的に、9月2日を戦争終結の日と位置づけている。1945年のこの日、日本が降伏文書に署名したからだ」 「降伏文書の調印式は東京湾に浮かぶアメリカの戦艦ミズーリ号上であった」 「アメリカなど多くの国がこの日を「対日戦勝記念日」(V-J Day)としている」 globe.asahi.com/article/146949…
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天皇玉音放送の「8月15日」を記憶に刻む一方で、世界中が対日戦争勝利・第二次大戦終結として記憶する「9月2日」を消し去る教育や報道のあり方には、ある種の作為というか、政治性を感じさせますね。 対外的関心と加害意識の抹消、内向きの感情と被害意識の強調という方向と連動しているように見えます
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「8月15日」って、天皇制を中心とした国民国家日本の、被害感情を中心に据えた「内向きの記念日」なので。 むしろ、世界の中の日本の立ち位置と自画像を確認するためには、侵略戦争に失敗して降伏文書に署名、第二次世界大戦が終結した「9月2日」こそ、きちんと学び記憶すべきではないかと思いますが
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「奴隷制は合法だった。 植民地支配も合法だった。 ジム・クロウ法(米南部諸州の人種差別法)も合法だった。 アパルトヘイト(南アフリカの人種隔離政策)も合法だった。 「合法である」というのは、正義ではない。それは、権力である。」 twitter.com/AfricanArchive…
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是非は別として、日本の新興宗教教団が、アフリカ諸国で力を入れて布教活動をしているケースはよくありますね。私が直接会う機会はないのですが、現地の人から「君は日本から来たのか!私は日本の人物やことばを知っている」などと言って、宗教関係の人名やキーワードを聞くことは珍しくありません
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さらに、アフリカ諸国で、長距離バスで乗り合わせた現地の住民と暇つぶしにしゃべったりしていると、「私は日本や韓国に興味がありまして!」などと振られることがあって。 よく聞いてみると、その教団 (l'église de l'unification) の信者であったり、施設に行った経験を語られたりしたこともあった
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旧統一教会関係のことで、まだあまり話題になっていないのは、「アフリカ諸国などの途上国で布教し、信者を獲得していること」です。 私は直接の接点はなかったものの、アフリカ諸国滞在時に、現地日本大使館でもらった在留日本人名簿などには、布教目的で滞在している人たちが含まれたりしていました