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辞退を申し出た人間に対しての再度の「意向確認」って、ストーカー行為に当たらないのだろうか。
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テレビでものすごくつまらない漫才を見かけた時とか、壊滅的な出来の悪さに感動しつつ、確認のために最後まで見届けてしまいますよね。そういう感じです。凡庸なつまらなさならすぐにチャンネルを替えるのですが、致死的に面白くない場合は最後まで見ます。東京オリンピックは、すでにその域です。
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この種のアタマの悪いマッチョって、「肝が据わってるふり」をしたがるよね。ちょっと前のハリウッドのパニック映画の中の「最後まで落ち着きを失わない男」の役柄を演じたがるわけだ。で、つまらんジョークをカマしたりもするわけだよ。非常時に。自分を豪胆に見せたい一心で。
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日本のスポーツジャーナリズムは、長らく美文に侵されてきた。装飾的な美文を実現ために事実から物語を読み取りにかかる倒錯した視点が採用されていたということです。結果、記事は、競技のダイナミズムを追うよりはアスリートの魂の孤絶や必死さを称揚する講談じみた法螺話に着地したのだよね。
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コメントを提供した記事が公開されました。よろしくよろしく。
mainichi.jp/articles/20210…
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官僚や自治体職員をはじめ政治家や果ては皇室をも含む人々に対して、「税金」というワードを持ち出すことで、優位に立つことができると思い込んでいる人々がいる。彼らは、「オレたちが税金で食わせてやっている」というDV夫みたいな素朴なパターナリズムを発動する。
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「ネトウヨ」という言葉の定義を尋ねてくる人間に対しては「ネトウヨの定義を知りたがる人間がネトウヨです」と答えることにしている。
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「あの人をバカにするのは逆効果だ。なぜなら、あの人の知的レベルを嘲笑する人間たちへの反発こそが、あの人に寄せられている共感の根幹だからだ」というのは、たぶんその通りだ。では、あたたかい言葉を投げかければ、支持者が離れるのかというと、そんなことはない。調子ぶっこくだけだと思う。
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2つのバージョンを見比べてみると、より尺の長い30秒CMの方が、格段に悪質ですね。心の底からあきれています。これから先、テレビ朝日はこのCMが想定している視聴者層に向けて番組を制作し、現場を取材し、ニュースを制作し、放送原稿を書くわけですよね? 本当に誰も反対しなかったのかなあ。
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経世会のDNAを克服できず、松下政経塾の腐臭を拭い去れないばかりか、連合との腐れ縁を切ることすらできずにいる烏合の衆を、反自民という理由だけで支持するのは、どこからどう考えても不可能だわな。
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何に関してであれ、とにかく「抗議する」態度それ自体を憎悪する人々がいる。彼らにとって「プロテスト」は「永遠に維持されるべきあるがままの現状」に対する「破壊活動」に見える。もっと言えば、「抗議」を「完全な世界で暮らす完璧な自分たちへの不当な攻撃」と見なしているのかもしれない。
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「労働」と「勤労」のニュアンスの違いは大きい。「労働」が働く者の主体的な意志と覚悟を感じさせるのに対して、「勤労」は、雇用され使役される者の忠誠心をアピールしている。おそらく「勤労感謝の日」を発案した人間の脳裏には「勤労奉仕」という言葉があったはずだ。
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なるほど。こういう場面で靖国参拝メソッドを使ってくるわけなのだな。
上川法相「個人としてお悔やみ」 スリランカ人女性の遺族と面会 | 2021/5/18 - 共同通信 this.kiji.is/76720826107733…
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利害関係団体の親玉が勢い込んで飛沫飛ばしているだけの話を、どうしてNHKは全国ニュースとして告知しているんだ? 最後通告のつもりなのか? twitter.com/nhk_news/statu…
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日経ビジネス電子版にて連載中のコラム「ア・ピース・オブ警句」、最新(3月4日)更新分は、以下リンク先より、24時間無料閲覧可能です。よろしく〜
戦争を宣伝ツールに使う残念な人たち:日経ビジネス電子版(この記事は2022年3月5日 8:30まで無料で読めます) business.nikkei.com/atcl/seminar/1…
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「マウント」ってプロレスから来た言葉なんだろうか。「マウントを取る」とか。この言葉が流通するようになってから、世間の空気が悪くなった気がしている。特にツイッターはとても住みにくくなっている。
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あいつが関西弁でツイートするのは、何かをごまかそうとしている時なので、みんな注意して読もうな。
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またぞろ「ジャーナルズムやSNSに道徳的シグナリング的な言説があふれています」式のスカした分析が流布されている。意外な見方だな。オレの目には「自慰強要や食糞強要を含む障害者への凄惨な集団的暴力を武勇伝の文脈で誇示した人間が批判されている」事案にしか見えないのだが。
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知名度を得た人間が永遠にチヤホヤされる特権を持っていたテレビ全盛時代の有名人は、知名度そのものが諸刃の剣でしかないインターネット時代の個人情報管理の感覚を理解できないor理解したくないのだね。だから「汚いものは見ない」式の甘ったれた理屈でネットを無視する。検索すらしない。
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「スポーツ報知」は28日だけで、15:26 15:42 16:19 と3つのコタツ記事(いずれも「ミヤネ屋」での橋下徹氏のコメントを書き起こしただけ)を配信。それを橋下氏のアカウントがすべてRTしてる。橋下速報かよ。
news.yahoo.co.jp/articles/894e7…
news.yahoo.co.jp/articles/aa348…
news.yahoo.co.jp/articles/4f65b…
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五輪というフィルターを通すと、バカがバカであることを隠すことは、ほぼ不可能になる。そう思ってみるとこんなに面白い見世物はなかなかないぞ。
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これまで「4年間の努力ガー」「選手たちの夢ガー」てな調子で「無謬無垢のアスリート」を盾にしてきた人たちは「アスリートってもしかして毎日無料でPCR検査受けて優先的に入院できるあの上級国民ならびに特権貴族来日民のこと?」という問いにはどう答えるのだろうかね。
jcp.or.jp/akahata/aik21/…
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国際的な赤っ恥といえば、萩本欽一氏が総合司会をつとめた長野オリンピックの閉会式と、食い倒れ太郎の扮装で登場した数十人のナニワのおっさんがふてくされて踊っていた「世界陸上2007OSAKA」の開会式かな。いまだに思い出すだけで冷や汗が出る。今度の東京五輪は、たぶんもっとすごい。
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日経ビジネス電子版にて連載中のコラム「ア・ピース・オブ警句」の最新(2月25日)更新分記事は、以下リンク先より24時間無料閲覧できます。よろしくです。
殺意は容易に暴走する:日経ビジネス電子版(この記事は2022年2月26日 8:17まで無料で読めます) business.nikkei.com/atcl/seminar/1…