901
別の角度から見ると、「このネタはセンスがないと笑えないよなあ」てなことを思いながら笑っている客が、もののみごとにバカ揃いだということでもある。
902
「総理、国民に事態の緊急性を知らしめるには、ぜひ本物の緊急事態を……」
「どうすれば良いのだ?」
「五輪を強行するのです」
「……強行?」
「五輪を強行すれば、最悪の感染爆発が起きて、完全な医療崩壊を招きます」
「……」
「そこではじめて国民はわれわれの言葉に耳を傾けるのです」
未完
903
五輪の開会式に医療従事者が望んだのは、聖火リレーの最終パートで注目を浴びることではなくて、医療逼迫のアピール(もっと言えば「五輪開催の断念」)だったと思うのだが、実際には聖火の絵ヅラとして利用され「すばらしい演出」などという白々しい拍手のネタにされた。オレは忘れない。
904
ミカン箱の中に腐ったミカンがいくつか混入しているのだとして、その腐ったミカンを見極める仕事と取り除く作業は、ミカンたち自身には不可能なミッションなのだろうか。
905
経世会のDNAを克服できず、松下政経塾の腐臭を拭い去れないばかりか、連合との腐れ縁を切ることすらできずにいる烏合の衆を、反自民という理由だけで支持するのは、どこからどう考えても不可能だわな。
906
2021年8月4日、とりあえず、最新の画像にアップデートして、再出発することにしました。事情は説明しません。追って説明するかもしれない。しないかもしれない。とにかく、アカウントを消していないことだけをお知らせしておきます。
907
すこし痩せてすっきりしました。とりあえず、お知らせしておきたいのは、それだけかな。痩せた理由は、まあ、色々だけどそこはいまのところ曖昧にしておきます。
908
あの男は、問題外の外側で何が起こっているのかを問うことが、品のない仕草だという、一般人の気後れの裏をかくカタチで、常識外のバカを仕掛けてくる。その結果、リコール名簿不正という、言語道断の犯罪行為が、あらまあびっくり、どこかに吹っ飛んでしまっている。
909
件の市長の一挙手一投足が、たとえようもなくキモかったことは、映像を見れば誰にでもわかる。その意味で、あれはグロ画像だったのだと思う。
ただ、それはそれとして、メダルを神聖視してやまない人々が、この国の圧倒的多数であることには、あらためて驚かされた。これより先のことは言わない。
910
「民意民意民意」とわめいていた蝉が消えると、帝都の路上には「往診尽く尽く」の声が響き始める。その声も尽き果てて、やがて枯れた夏草の間から「SwitchiOn!」という叫び声が鳴り響く。その時だ。その時こそ、政権交代が……と言いたいところなのだが、どうせ異心のひとり勝ちなのだよな…
911
ここへ来て、橋下徹&維新界隈&竹中平蔵、ならびに菅義偉とその配下にある官邸官僚を含む「自助大好き&公共破壊&国富切り刻みを画策する新自由主義の政治ゴロ」たちが、コロナ禍で動揺する国民感情につけこむカタチで、国民皆保険制度を解体に追い込もうとする意図が露骨になって来ましたね。
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これなんか、あからさまな公共サービスの破壊&政治家主導の管理体制強化策だよね。ゲーム盤の上で政治ごっこをやりたい意図があまりにも露骨だと思う。こういうのにひっかかってはいけない。でも、菅さんは、半分以上ひっかかっている。バカすぎる。 twitter.com/hashimoto_lo/s…
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「棄民」を「自宅療養」って呼ぶ手法って、「座敷牢」を「宅内個室」って言い張る用語法に似てるよね。
915
のりづけジャバラ成形済み原稿朗読係って、カネもらってもやりたくない仕事だな。っていうか、よほどのまぬけじゃないとつとまらないと思う。
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「クソ生意気な若いヤツ」が珍重されたのは「おとなしい若者」だらけに見えたゼロ年代までの話だ。そこを、ホリエモンだのひろゆきだのは、読み違えている。彼らはもう「若いヤツ」ではない。「カネを握って威張り散らしている薄っぺらなネオリベのおっさん」でしかない。ひらすらに痛々しい。
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「クソ生意気な若いヤツ」が、それなりに珍重されたのは、日本中がおとなしい若者だらけに見えていた ’90〜’00年代限定の話だ。そこのところを、堀江貴文氏は、永遠に読み違えている。君はすでに「若いヤツ」ではない。「カネを握って威張り散らしている痛々しいネオリベのおっさん」に過ぎない。 twitter.com/montagekijyo/s…
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関西の人が語尾に付け加える「知らんけど」は、「なにかを言い切ってしまったあとの居心地の悪さを解消するための常套句」ないしは「セルフボケツッコミ」で、聴き手よりはもっぱら語り手の心の安定のために使用される。関東ではより穏便に「自戒をこめて」「でもまあ…」てな言い方が採用される。
919
「噴き上がる」って、感じの悪い言い回しだよね。誰かが感情的になっていることをあざわらう気味がある。あるいは「自分が常に冷静で、論理的で、感情に曇らされない判断ができている」ことをアピールしているようでもある。とてもいやらしいと思う。
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理屈の通らないことに遭遇したら、多少とも腹を立てるのは当然のことだ。なにも道の真ん中で仰向けに寝転びながら手足をバタバタさせているわけじゃあるまいし、「これはおかしいのでは?」「こんなことがあっては困る」と指摘することそのものは、きわめてマトモなことだよ。
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議論が発生するたびに「冷静合戦」「オレは感情的になってないよ勝負」に持ち込んみたがる人々が増えたのは、文字を介した時間差&観客アリの論争を、ショーとして見物する文化が広まったネット巨大掲示板&SNS普及以降の話なんだろうね。で、そのチャンピオンが、ひろゆき、と。
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オレ自身「疑義を呈した」程度のツイッターの書き込みを、スポーツ紙(報知&東スポその他)の社会面で「ブチ切れ」「激怒」式の記事にされたことが何度かある。この種の「冷笑的」な風潮は、はじまりそのものはネットであるにしても、助長してるのは既存メディアなのだよ。
923
テレビ経由で映像を配信している選ばれし人間たるわれわれと、それを下賜される哀れな存在たる視聴者は、階級においてまるで違うのだと、そうとでも考えないと、このご時世、視聴者に忍耐を呼びかけていた同じ口で、渋谷区のカラオケパブの酒を未明まで飲み続けることはできないと思うのだよね。
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テレビの電波流してる連中って、どこまで思い上がれば気が済むのだろうかね。
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テレビ局の社員に限らず、メディア企業で働く人間は、会社の伝播力に過ぎない作用(人々に情報をもたらすこと、社会的な注目を浴びること)を、いつしか自分の「能力」であると勘違いするようになる。いけ好かないことおびただしい。そういう連中が発注主なんだぜ、オレらの仕事は。うんざりする。