小田嶋隆(@tako_ashi)さんの人気ツイート(古い順)

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TLに流れて来る「月刊Will&月刊Hanada」(←そろそろ「総称」が必要だと思う)の目次を眺めていると、この半年ほどの間に「Willデビュー」、「Hanadaデビュー」(←いっそ「Will堕ち」、「Hanada堕ち」と呼ぶか)した人間がわりとたくさんいることに驚く。まあ、ひとつの典型的な末路ではある。
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「Will堕ち」「Hanada堕ち」と、やや方向は違うのだが、「Abema堕ち」という用語も積極的に使って行きたたいと思っている。
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デイトレだのFXだの個人投資だの仮想通貨だのをプロフに書いてる自信満々のアカウントがカジュアルに罵倒を投げつけてケースが目立つ。やはり在宅ニート賭博の人生は精神を荒廃させるものなのだな。
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『日経ビジネス』誌上にて連載中のコラム「pie in the sky」の最新(6月25日)更新分は、以下のリンク先より閲覧可能(24時間限定ですが)です。よろしくよろしく。 あまりに多い恫喝担当大臣:日経ビジネス電子版(この記事は2021年6月29日 2:42まで無料で読めます) business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00…
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「意識高い系」と「冷笑系」は、対極に位置する存在で、なおかつ、互いに互いを蛇蝎のごとくに嫌っている。とはいえ、直接ぶつけることで対消滅できるのかというと、そうは行かない。たぶん「意識高い冷笑系」という感じの最悪の鬼っ子を生み出すと思う。ホリエモンだとかひろゆきみたいな。
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無理やりに定義すれば「意識高い系」→「自己利益に貪欲な人間」、「冷笑系」→「他者の感情に冷酷な人間」だと思うわけなのだが、してみると「意識高い冷笑系」は「自己利益と自分の感情は必死で防衛する一方で、他者の立ち場や感情は一切顧慮しない人々」てなことになる。いるよね。こういうヤツ。
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「一時的免疫」って素敵なフレーズだな。ボブ・ディラン先生の歌「Temporary Like Achilles」というのがあったことを思い出したぞ。 丸川五輪相 ボランティアは2度接種終わらぬまま大会突入も「1回目でまず一時的免疫を」(デイリースポーツ) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/bd44d…
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バカな著者にバカな本を書かせて、会社の看板に回復不能な泥を塗った編集者が、クビを飛ばされることもなく、同じ会社に通勤しつつ文化人ヅラをキメている事例をいくつか知っている。一方、バカな本で赤っ恥をかいた著者は、ほぼ例外なく業界から消えている。編集者を甘やかしてはいけない。
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結局、うちの国は「会社員」が動かしているということなのだね。正社員として雇用されている編集者は、見識の低さや頭の悪さや根性の曲がりっぷりを、最終的に会社にカバーしてもらうことができる。一方、フリーランスの人間はすべての責任を自分でカブることになっている。まるで計算が合わない。
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「飲酒運転」が危険で非常識で愚かな行動であると考えている皆さんには、「飲酒交際」や「飲酒自分語り」や「飲酒武勇伝」「飲酒説教」が、危険かつ陋劣かつ下品な行動であることについても、できればしかるべき認識を持っていただきたいものです。
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酒を飲むことで判断力と知能を低下させた状態の人間が、それでもなお他人と対等に会話できると考えているのは、やはり酒を飲むことで判断力と知能が低下しているからなのだろうと思っている。
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つまり、真夜中もどんどん出歩け、と? JR東、五輪期間中に臨時列車 首都圏の21路線、終電後に運行(共同通信) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/4df30…
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カーニバルだな。 山手線は午前2時まで運行 五輪開催にあわせ鉄道各社が臨時列車 | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
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いまからでもパソナpresents 淡路島アイランド五輪に変更すれば、わりと八方丸くおさまるんじゃないか? 竹中平蔵も万々歳だろ。
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コメントを提供した記事が公開されました。よろしくよろしく。 mainichi.jp/articles/20210…
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ツイッターは群れないとメシが食えない連中と相性が良い。なので、タイムラインには「誰々と会った」「何某の集まりでメシを食った」「◯◯で集まった」「痛飲した」「✗✗のイベントが最高だった」「A県のB市に行った」「◯◯温泉を満喫した」式の、グルーミング報告が溢れている。シマウマか?
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「日経ビジネス電子版」にて連載中のコラム「ア・ピース・オブ警句」の最新(7月2日)更新分は、以下のリンクより無料閲覧(24時間限定)できます。 酒飲みを甘やかす文化は永遠なのだな:日経ビジネス電子版(この記事は2021年7月3日 7:58まで無料で読めます) business.nikkei.com/atcl/seminar/1…
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「とても」でなく「めちゃくちゃ」を使う人々は「染みる」「刺さる」「腹落ちする」「胸がぎゅっとなる」「思いがあふれる」式の「身体的」な表現を好む。さらに倒置、体言止め、擬態語・擬声語(いそいそ、わくわく)、間投詞(うひゃあ、ええーん)を多用し、自分では文章がうまいつもりでいる。
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資料用の電子書籍(某小説家による酒関連のエッセイ集1979年発行)を拾い読みしているのだが、いや、驚いた。イヤミったらしくて読めたものではない。エッセイやコラムは、小説より寿命が短いのかもしれない。小説なら主人公がバカなマッチョでも読める。でも、愚かなマッチョのコラムは読めない。
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主人公がバカなマッチョで、それでも面白い小説はたくさんある。でも、バカなマッチョが書いたエッセイやコラムは、時代が変わると、とても読めない代物になる。コラムニストとしては、知りたくなかった事実だ。今の目で読むと、バカな頑固親父が威張り散らしてようにしか見えない。つらい。
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まさにまさに。河野太郎は、見ている側に恥ずかしさを感じさせる人間です。能町さんの慧眼に勇気を得て、ちょっと古い原稿にリンクを張ります。 そのドヤ顔が見ていてツラい:日経ビジネス電子版(この記事は2021年7月4日 7:53まで無料で読めます) business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00… twitter.com/nmcmnc/status/…
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日本のスポーツジャーナリズムは、長らく美文に侵されてきた。装飾的な美文を実現ために事実から物語を読み取りにかかる倒錯した視点が採用されていたということです。結果、記事は、競技のダイナミズムを追うよりはアスリートの魂の孤絶や必死さを称揚する講談じみた法螺話に着地したのだよね。
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自己愛全開のびしょびしょな文体を観戦記の標準設定にしてしまった沢木耕太郎氏と、雑誌『ナンバー』に集った黙示録ライターの皆さんには、ぜひ責任を感じてほしい。若い人たちの間に「スポーツファンのオヤジって演説屋だからなあ」という誤解を広めたのは彼らだと思っている。
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昭和の感動至上主義的なスポーツライティングは、戦時中に大量配布された「爆弾三勇士」や「死んでもラッパ」関連のやっすい物語を始原としている。さらにさかのぼって「忠臣蔵」を持ってきても良い。とにかくうちの国の善男善女は、いさぎよくはかなく落命する若者の物語が大好物なのだよ。
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マスクをしたからといってすべての感染症を完全にシャットアウトできるわけではない。ただ、マスクをしていれば、とりあえず「コロナはただの風邪だ論者」の接近を防げる。なにより「ワシはマスクなんかしないぞ派のイキったマッチョ」と見なされるリスクが減る。一番の効果はこれじゃないかな。