276
しかし、「しゃべるのを見ているだけで見ている人間の頭が悪くなってしまう首相」って、なかなかとんでもない代物だぞ。そういう人間が二代続けて首相の座に就いた国って、世界史の中で、存在したのだろうか。存在したのだとして、その国は存続できたのだろうか。
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ちゃんとした企業だったらたぶん課長になる前に出世が止まるレベルの人だと思うよ。お世辞ぬきで。
278
不正義の側に立つ人間が「正義の暴走」をたしなめる姿に、毎度のことながらげんなりしている。
「正義の暴走ほど恐ろしいものはない」
「地獄への道は善意で舗装されている」
という2つの警句は、東日本大震災からこっちの混乱の中で定着した薄っぺらな逆張りの典型だと思っている。(続く)
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政権を批判している人のほとんどは、批判すべき政府の施策を批判しているだけで、「政権批判したいだけの人」みたいな「とにかく政権批判を第一目標に置いている」アタマ行っちゃってる人間は、ごく少数だと思う。少なくともオレは「政権を批判したいだけの人」ではないよ。あたりまえの話だけど。
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日本を太平洋に浮かぶ不沈空母にしようと言ったのは中曽根康弘さんだけど、北方領土をオホーツクに浮かぶプーチン空母にしたのは安倍晋三さんだから間違えないようにね。
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その子を知らざればその友を視よ。
山口敬之、小川榮太郎、加計孝太郎、見城徹、櫻井よしこ、青山繁晴、下村博文……
その子を知らざればその友を視よ。
大切なことなので二回言いました。
282
日経ビジネス電子版上のオダジマの連載コラム「ア・ピース・オブ警句」は、以下のリンク先から(10/23 09:02より24時間限定)無料購読できます。
文春砲の砲手に期待すること:日経ビジネス電子版(この記事は2020年10月24日 9:02まで無料で読めます) business.nikkei.com/atcl/seminar/1…
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「大坂都はどこにできるのでしょうか」
「あなたの心の中に」
「はあ?」
「大阪府民ひとり一人の心の中に大阪都が生まれるのです」
「……で、あの……大阪市はどうなるのでしょうか?」
「思い出の中に残ります」
「はい?」
「私たち大阪府民の思い出の中で大阪市は永遠に輝くのです」
「……」
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「不当な圧力に抵抗している人や、逆境から逃れるべく奮闘している人間よりも、自分はむしろ、ただただ苦難に耐え、不当な暴力を甘受している人たちを尊敬します」という言明は、つまるところ、この社会に遍在する虐待や不正に加担している人間の言葉なのではあるまいか。
285
「黙って耐える人々への共感」は、実のところ、声をあげる者、告発する態度、プロテストする人間たちへの反発を別の形で言いあらわした抑圧の表現だったりする。注意深く検討しなければならない。
286
1.前々から思っていたのだが、維新の関係者が何かにつけて持ち出してくる「既得権益」という言葉は目くらましのトートロジー(同語反復)だ。というのも、すべての権益は既得のものだからだ。では、どうして彼らはこんな見え透いたトートロジーを持ち出して「権益」を攻撃するのだろうか。
287
5.つまるところ、維新の狙いは、架空の市民を「既得権益層」と「無産階級」に分断してみせることで、自分たちが弱者の味方であるかのようなフィクション(英雄物語)を演出するところにある。そんなものにひっかかってはダメだよ。
288
「コロナ脳」とか言ってマスクをバカにしてる腐れマッチョは、自分のマスク軽視のライフスタイルが、マスク装着を励行している圧倒的多数の利他的でマジメな一般人に支えられていることを知らないのだろうかね。「オレはこわがってねえぞ」とか、どこのクソガキだよ。
289
「捏造」というあり得ない強弁。役人とメディアを悪者に仕立て上げて急場をしのぐ。でもって、投票後は「済んだ話やないか」てなことでシカトを決め込む。どこのヤー公だよ。
大阪市4分割コスト試算「捏造」 市財政局 2日で一変、謝罪 市長面談後 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20201…
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今月分の「ギフト発行権」(無料購読者を招待する権利)が3つ残っていたので、昨日公開の記事を再び24時間限定で無料公開してみることにします。
「改革は待ってくれない」というのはウソ:日経ビジネス電子版(この記事は2020年11月1日 11:19まで無料で読めます) business.nikkei.com/atcl/seminar/1…
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不潔なニュースだなあ。
「橋下徹」が「維新の会」から講演料3400万円 政界復帰の可能性も(デイリー新潮)
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/c1feb…
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橋下徹氏とか堀江貴文氏みたいな「若さ」を武器に実績ある年長者をクソミソにやっつけてきた人間たちの戦略は、自身が50歳にさしかかるや、必然的に潰えるわけなのだね。
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今回の住民投票の報道では、大阪の朝日新聞と毎日新聞の姿勢の違いが顕著だった。賛否の票数のきわどさ思えば、毎日新聞が恫喝に屈することなく記事の正当性を最後まで守り通したことの貴重さがわかる。記者にとって最も大切な資質が勇気なのだということを思い知らされた。ありがとう毎日新聞。
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個人的には道徳と知性を欠いた候補よりも、魅力を欠いた候補の方を応援しています。理由は、魅力の欠如が、見る側の慣れの力で徐々に改善されると思われるのに対して、知性の低さと道徳的な欠落は、時間が過ぎても解決されないだろうからです。
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「皆さんが悩みに悩むこと、これだけ大きな問題提起ができたことは政治家冥利に尽きる」
という、松井一郎大阪市長の敗戦コメントは、何度聞き返しても最低だと思う。
やっすいヒロイズムが横溢している。
抗争で捕縛されたヤクザがアドレナリン垂れ流しながら喚くセリフそのものじゃないか。
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絶交は良いぞ。昭和のオレたちは付き合いが良すぎた。昭和のバカな若者だったオレたちの友情第一主義幻想が、コミュ力万能の不潔な21世紀を作ってしまった。反省している。次の世代の子供たちのために、偏屈な人間を育てないといけない。だから、身近なクソ野郎にどんどん絶交を言い渡して行こうぜ。
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トランプのカリスマを笠に着て、インテリ憎悪の風に乗ろうとするこの人の戦略も、そろそろ限界だよね。
橋下徹氏、混迷極める米大統領選で「日本人インテリがトランプの主張に知性がないと言うのは滑稽」(スポーツ報知)
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/f89ab…
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ついでに言えばだけど、なにかにつけて橋下徹氏や高須院長や百田尚樹のツイッターを引用して代弁記事を作っている報知新聞もそろそろ新聞の看板を降ろしすべきなんではなかろうか。紙版の印刷もやめて、まとめサイトとして再出発したら良いと思うよ。 twitter.com/tako_ashi/stat…
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菅総理大臣の著書「政治家の覚悟」は、電子版を入手して読了した。率直に言って、首相の座にある者があえて世に問う本ではない。陣笠が選挙区に配る自慢話書籍の焼き直しに過ぎない。内容は総務大臣時代に、官僚やメディアを恫喝して屈服させた武勇伝ばかり。自慢にもなりゃしない。バカすぎる。
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菅さんは、予断よりはずっとアタマの悪い人だった。オレは、官房長官という肩書に惑わされていたのだと思う。「まさか官房長官に指名されるほどの人間がバカであるはずがない」と。でもバカだった。人事に関しての昭和時代からの思い込みは、捨ててかからないといけない。反省している。