The Sato Lab (Kei Sato)(@SystemsVirology)さんの人気ツイート(新しい順)

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3️⃣中和試験の結果、BA.4/5は、BA.1あるいはBA.2に感染したワクチン接種者(つまり、オミクロンのブレイクスルー感染者)の血清に対し、BA.2の約2倍の抵抗性を示しました(図右)。なお、ワクチン未接種でBA.1あるいはBA.2に感染したひとの血清は、ほぼまったく中和活性を示しませんでした(図左)。4/7
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2️⃣ウイルス配列の数理統計解析によって、これらの #新しいオミクロン亜株#伝播力 は、BA.2よりも約1.2倍高いことを明らかにしました。実際、南アフリカやアメリカなどの国では、すでに新しいオミクロン亜株への置き換わりが進んでいます。3/7
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1️⃣最近、スパイクタンパク質に新たな変異を獲得した #オミクロン 系統の亜株が、世界各地で出現し、流行拡大しています。具体的には、アメリカ🇺🇸のBA.2.12.1系統(+S:L452Q/S704L)、南アフリカ🇿🇦のBA.4, BA.5系統(+S:HV69-70del/L452R/F486V/R493Q)などです。2/7
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#拡散希望 🔔速報🔔 新型コロナ研究コンソーシアムG2P-Japan🇯🇵のプレプリント第10弾を、bioRxiv @biorxivpreprint に発表しました。本研究では、#新しいオミクロン亜株(BA.4, BA.5, BA.2.12.1など)のウイルス学的性質(伝播力、免疫抵抗性、病原性)を解明しました。1/7 biorxiv.org/content/10.110…
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▶️ Altogether, our multiscale investigations suggest that the risk of BA.4/5 for global health can be potentially higher than that of BA.2. 7/7
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2️⃣ Neutralization experiments show that BA.4/5 is ~2-fold more resistant to the sera obtained from vaccinated convalescents who had “breakthrough” infected with BA.1 or BA.2 infection than BA.2. Also note that BA.1/2 infection w/o vaccine does not induce functional immunity. 4/7
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BREAKING🔔 The 10th preprint from G2P-Japan🇯🇵 is out at @biorxivpreprint. #Omicron BA.4 & BA.5 variants seem to be more contagious and pathogenic than BA.2 variant. Please RT. 1/7 biorxiv.org/content/10.110…
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#拡散希望 新型コロナ研究コンソーシアムG2P-Japan🇯🇵の論文第8弾「オミクロンBA.2」を、Cell @CellCellPress に発表しました。#ステルスオミクロン とも呼ばれたオミクロンBA.2株について、伝播力、病原性、免疫抵抗性などのさまざまなウイルス学的性状を解明しました。1/5 cell.com/cell/fulltext/…
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#拡散希望 G2P-Japan🇯🇵のプレプリント第8弾「オミクロンBA.1続編」を、bioRxiv @biorxivpreprint に発表しました。#オミクロン株 #BA1 の特徴が、たったひとつのスパイクタンパク質の変異で規定されることを解明しました。 biorxiv.org/content/10.110… 以下、本研究の概要です。1/6
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▶️ Our multiscale investigations suggest that the risk of BA.2 (a.k.a. "stealth Omicron") for global health is potentially higher than that of BA.1. 5/5
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⏩ Viral genome sequences of BA.1 and BA.2 is ~2-fold more different from those of an original Wuhan-Hu-1 and #Delta and #Alpha. We showed the virological features of BA.2 is clearly different from that of BA.1. Should BA.2 be given a letter of the Greek alphabet? 5/5+1
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2⃣ Neutralization experiments show that the vaccine-induced humoral immunity fails to function against BA.2 like BA.1, and notably, the antigenicity of BA.2 is different from BA.1. 3/5
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BREAKING🔔 The 7th preprint from G2P-Japan🇯🇵 is out @biorxivpreprint. #Omicron BA.2 variant seems to be more contagious and pathogenic than BA.1 variant. Please RT. 1/5 biorxiv.org/content/10.110…
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まとめ▶️ BA.2(ステルスオミクロン)は、伝播力、病原性、免疫抵抗性のいずれにおいても、BA.1(従来のオミクロン)よりもリスクが高い可能性があります。BA.2はすでに日本に流入しています。流行の動向は今後の対策次第ですが、リスクの高い変異株が出現していることに警戒すべきと考えます。6/6
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4⃣ BA.2の臨床分離株がまだ未取得であったため、BA.2のスパイクタンパク質を持った新型コロナウイルス "BA.2 S" を人工合成し、ハムスターを用いた感染実験を実施しました。その結果、"BA.2 S" の病原性は、BA.1よりも高く、従来株(図中「B.1.1」)と同等であることを明らかにしました。5/6
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3⃣ BA.1に感染して回復したハムスター、あるいは、BA.1のスパイクタンパク質で免疫したマウスの血清を使った中和試験の結果、BA.1で獲得した免疫は、BA.2に対して効きづらいことを明らかにしました(実験動物の血清を使ったのは、ワクチン未接種のBA.1感染回復者の血清の収集が不充分なため)。4/6
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2⃣ ワクチン接種者の血清を使った中和試験の結果、BA.2(ステルスオミクロン)は、BA.1(従来のオミクロン)と同様、ワクチンによって誘導される中和抗体にきわめて抵抗性であることを明らかにしました。3/6
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以下、本研究の概要です。 1⃣ ウイルス配列の数理統計解析によって、BA.2(ステルスオミクロン)の #伝播力 は、BA.1(従来のオミクロン)よりも約1.4倍高いことを明らかにしました。実際、デンマークやインド、フィリピンなどの国では、すでにBA.2への置き換わりが進んでいます。2/6
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#拡散希望 🔔速報🔔 新型コロナ研究コンソーシアムG2P-Japan🇯🇵のプレプリント第7弾を、bioRxiv @biorxivpreprint に発表しました。#ステルスオミクロン とも呼ばれる「BA.2系統」は、従来の #オミクロン株 (BA.1系統)よりも、伝播力も病原性も高い可能性があります。1/6 biorxiv.org/content/10.110…
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#拡散希望 新型コロナ研究コンソーシアムG2P-Japan🇯🇵の論文第5弾を、Nature @Nature に発表しました。 本研究では、新型コロナウイルス #オミクロン株 の病原性が、 #デルタ株 や従来株よりも低いことを、実験動物を用いて実証しました。1/ nature.com/articles/s4158…
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コロナは変異しづらいから収束→アルファ、ベータ、ガンマの出現、 弱毒化の方向に進化→病原性と伝播力が高いデルタの出現、 デルタ最強、あとは収束へ→オミクロンの出現、 と、楽観予想はことごとく外れるのを経験しているのに、なぜ懲りずにまたそれを繰り返すのかが謎。 news.yahoo.co.jp/articles/7a0ab…
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本研究の詳細は、以下のサイトより(プレ)プレプリントにアクセス可能です。 プレプリントもまもなく公開予定です🎄 5/5 drive.google.com/file/d/1rhCazF…
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ただし、オミクロン株の伝播力は、デルタ株の3-5倍高いことも示しています。仮に弱毒化していたとしても、有症化・重症化のリスクがない訳ではありません。加速的な流行拡大によって、また第5波のような医療逼迫が起きてしまうリスクはゼロではなく、引き続き感染対策を続けることが肝要です。4/5
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一方、#オミクロン株 の場合、①病原性、②細胞融合力、③スパイクタンパク質の分割効率、のすべてのパラメーターが、デルタ株のみならず、従来株の新型コロナよりも顕著に低いことを実証しました。3/5
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#デルタ株 の場合、病原性と細胞融合力が高く、スパイクタンパク質が効率よく2つのサブユニットに分割されます(G2P-Japan論文第3弾 @Nature )。つまり、ウイルスの ①病原性、②細胞融合力、③スパイクタンパク質の分割効率 には、正の相関があることが示唆されます。 2/5 nature.com/articles/s4158…