立憲民主党の末松義規議員に招かれ、外交関係の議員の前で普天間問題の経緯など語ることができたことに感謝している。党幹部は私を招くことに懸念を示し、正式な会議とは認められず、また沖縄問題の会議を同時刻に開催して、私の方に来ないような配慮があったと聞く。困難な中来てくれた議員に感謝。
トランプ-プーチン会談が行われた。具体的な成果がないではないかと批判したがる者は批判するが、対話することが重要であり、ロシアを敵視してきた昨今の欧米にトランプが異を唱えたのだ。そもそもクリミアは欧米の陰謀でウクライナ政変が起き、その危機感で民主的にロシアへの併合を望んだのだ。
高野孟氏曰く、最近は安倍さん自身アベノミクスと言わなくなった。安倍政権のGDP1.1%は民主党政権の1.9%より低い。なぜ失敗したか。お札を刷ってじゃぶじゃぶにすれば国民は物を買うだろうと考えたことが間違いだった。金融緩和をしても日銀にある民間銀行の当座預金にお金が貯まるだけだった。
エコ文明貴陽国際フォーラムで伺った貴州省では年間1〜2%森林が増えている。習主席はエコ文明建設を至上命題としている。集中豪雨で多くの命が奪われた日本は見習うべきだ。小さな省のことと笑うべからず。貴州省の面積は日本の半分弱である。日本が毎年1%森林を増やせるか、容易なことではない。
集中豪雨禍で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。川床をコンクリートで固め、林野の保全予算を大幅に減らせば洪水被害は増えるのは当然です。地球温暖化で災害の規模が大きくなることも周知のこと。十分な手立てを怠ってきた責任は大きい。
元航空自衛官の田母神俊雄さんの演説を伺った。主義主張は違うところが多いと思っていたが、米国に従属的な日本を憂える気持ちは一緒だった。彼は安倍政権のように政治主導で米国のミサイルや戦闘機を買ってはならないと力説していた。米国に従属する自衛隊にならざるを得ないからと。その通りだろう。
植草さんが示した二つ目の数字は実質賃金である。民主党政権では私のときに1.3ポイントほど上がったが、その後下がり0.5ポイントの上昇であった。その後の安倍政権では4.3ポイント減少しているのだ。大企業の経営者だけが儲かり、サラリーマンの生活は苦しくなっている。メディアが伝えない事実だ。
UIチャンネルで植草一秀さんが、アベノミクスについて二つの数値を示した。一つは経済成長率で、民主党政権のときの実質GDP成長率の平均値は1.8%であったのに対して、その後の安倍内閣のそれは1.3%で民主党政権よりも低いという事実だ。さもアベノミクスと称して経済に強いと思わせているが逆なのだ。
福田康夫元総理が南京大虐殺記念館を訪れて犠牲者の方々に花を手向けたと伺った。そして日本人はここを訪れるべきだと話されたと言う。その見識と勇気を称えたい。犠牲者の数が正確か否かが問題なのでは無い。ここに来れば、この時期いかに日本全体が、朝日新聞でさえも狂気となっていたかが分かる。
AIIBの総会でインドのモディ首相が演説を行った。インドの将来に対する強い自信がみなぎっていた。AIIBへの関心も期待も高かった。日本は中国とインドは仲が悪いことを期待しているかもしれないが、それは浅薄な考えだ。
ムンバイの近郊にある小中高一貫校で超越瞑想を取り入れた授業を拝見した。5千人が学んでいる。周囲は電気もままならないようなバラック風の家が建ち並んでいた。しかし子どもたちは皆幸せそうであった。この学校のお蔭で町の犯罪率は7割減少したと言う。平和を願う子らの心は伝播するのである。
会議で日本がAIIBに参加しないのは、常設の理事会がないからと財務省は言っていると話したところ、そんな時代遅れの発想ではいつまで経っても日本はAIIBに参加できないと金立群総裁は厳しかった。日本官僚がブレトン・ウッズ体制の頭から抜け出さないとダメとも。透明性やガバナンスを誇るAIIBなのだ。
本日からAIIB(アジアインフラ投資銀行)の総会がムンバイで開かれる。日本は一帯一路構想には関心を持つと言いつつ、未だにAIIBには参加していない。財務省に聞くと常設の理事会がないからと言う。本音はアメリカ次第ということなのだ。顧問として日本の立場を説明しながら、日本の参加を期待する。
トランプの理不尽な要求で米中貿易戦争が始まる。米国の貿易赤字は中国のせいと、IT製品中心に関税を追加すると言う。すかさず習近平は報復に同額の関税を米国の農産品に課す。EUも同様に報復措置を取った。理不尽なら国益を守るために報復措置は許される。米国に従属する日本だけはやられるままだ。
もしあなたに昵懇の友人がいたら、その人に最も行いたいことを一切話さないことがあり得るだろうか。加計学園の理事長が大阪大地震の翌日、ワールドカップで沸き立っていた日を選び突如記者会見を行った。そして昵懇の安倍首相には獣医学部新設の話は一切しなかったと言った。信じろと言うのは無理だ。
大阪の高槻を中心に震度6弱の地震が起きて、4名の尊い命が奪われてしまった。ご冥福を心からお祈りすると共に被災された方々にお見舞い申し上げます。少女は違法建築のブロック塀の下敷きになって亡くなってしまわれた。なぜ見るからに違法と分かっているものを見過ごしてきたのか。学校の責任は重い
またまた同じことが起きた。嘉手納基地所属のF15戦闘機が墜落した。沖縄県は原因究明までの間飛行の中止を沖縄防衛局を通じて米軍に求めたが、2日後に飛行が再開されたという。米軍機はいつでもどこでも飛べる密約があるので、日本人の命などお構い無しなのだ。日本を独立させたいと思いませんか。
米朝首脳会談の結果に関して評判が良くないようだ。確かに既に決まっていたことばかりに見えるが、北朝鮮の体制が保証され、朝鮮半島の非核化の方向が決まったことだけでも大変な進歩なのだ。昨年までは考えられなかったことだ。大事なことはこの方向を周辺国で支援することだ。批判しても意味はない。
G7でトランプがロシアを復帰させる提案をしたところ、批判が噴出したと言う。なんてケツの穴の小さな指導者ばかりなんだろう。そもそもクリミア問題を理解していないし、紛争があったら、仲間外れにするのでなく、一緒に議論して解決の道を探るべきだった。議論したら勝てないと外したことが間違い。
米朝首脳会談で休戦となっている朝鮮戦争が終結するとしたら、米朝が敵国同士で無くなるのだから、大きな一歩だと思う。その後どうやって朝鮮半島を非核化するか、段階的に進めて平和協定を結んでほしい。そのために必要な経済支援を日本も協力することで、拉致の解決を求めることができるのである。
北朝鮮問題では完全に蚊帳の外に置かれた安倍首相は存在感を示したいとトランプ大統領と面談し、米朝会談で拉致を取り上げることを求めた。大統領は「安倍総理は軍用機や航空機、農産物など数十億ドルに上る米国製品を購入すると約束した」と述べた。国民の血税を自分の顔を立てるために使ったのだ。
オールジャパン集会で、私が最低でも県外を諦めた外務省の文書について話した。普天間の移設先は訓練地から120キロ以内と米軍マニュアルに明記と書いてあった文書だ。その内容は嘘だった。官僚は文書は外務省で確認できないという。モリカケと一緒だが鳩山を騙すためと安倍を守るためが真逆だった。
友愛チャンネルで前川喜平前文科次官と対談した。加計学園問題における首相の嘘を明解に説明された。あらゆることを官邸の数人で決めている、まさにファシズム政権であると述べられた。国家のためには犠牲になれとの趣旨の道徳教育の導入は危険とも。ぜひYouTubeでご覧いただきたい。
トランプ大統領が予定通り米朝会談を実現することにしたことを評価する。北の非核化でなく朝鮮半島の非核化を行う以上、非核化は段階的でしかあり得ない。拉致と最大限の圧力ばかり主張してきた日本は改めて蚊帳の外であることが明確となった。日本は韓中と歩調を合わせ朝鮮半島の平和に貢献すべきだ。
佐川氏を始め財務省職員が不起訴になったことは次のことを明らかにする。森友学園への土地売却で国民に損害を与えた事実としての罪は消えない。従って、①大阪地検特捜部に政府からの圧力がかかったか、②佐川氏を超えた政府の誰かに責任があるか、である。いずれにしても安倍内閣の責任の問題である。