301
おれは優生思想と同じくらい、環境や運の要素を排した「努力信仰」も横暴で危険なものだと思う。努力は与えられた1を10にできるけど、全くの0を1にすることはできない
302
おれはこのままだと地獄ルートっぽいから、たまに思い立って道に落ちてるゴミを拾ってみたり募金してみたりして最後の審判の乱数調整してる
303
人生のあらゆる局面で一番楽な方法や一番楽な道を選び続けた結果、色んなことが遠回りになって普通のコースからもどんどん外れていって、最終的に良くないことわざみたいな状況になった
304
「わたし君の色が大好きな生き物なの。君の仕草や考え方の癖や声の抑揚のつけ方やそこにいる感じが好きなの。それが好みなの。だから何ができるかってあんまり関係ないんだよ。」
(『青野くんに触りたいから死にたい』, 椎名うみ)
305
「およそ不幸というものは一つしかない。───自分に対する好感を失うことである。自分が自分に気に入らなくなる、それが不幸ということなのである。───」
(トーマス・マン『道化者』)
306
夜中にしたツイートは夜中にしか見られないようにしてほしい
307
このままじゃおれ、優しくて真面目で賢くて気さくで手先が器用で料理が得意で少し絵が描けるだけだ……
308
あとは、自分の中にある攻撃性を他者に投影して勝手に"想像で"傷ついているというケースも多いように思う。明確な悪意を持って向かってくる人間なんてそんなに多くないし、そもそも世の中の人はその場のノリで結構適当に喋ってるから、他人のそんな曖昧な言葉でわざわざ傷ついてやる必要ないんだよね
309
もうどうしようも大学わたしってどうしたらいいです科
310
おれは何をやっているんだろう……
↓
いや、おれは何もやってないからこうなってるんだった
312
「でもねえ、世の中やらなきゃ良かったなんて事ないから、大丈夫だよ」
313
ハリーポッターと職歴のない既卒
315
【おれの大学の思い出】
・新入生歓迎会で仲良くなった男の子と英語のクラスが一緒になり、はじめましてと言われた
・図書館に入り浸り、特に何もしなかった
・2年間かけて勉強したスペイン語を2週間かけて全て忘れた
・単位のためだからと割り切って4800円する教科書を購入し、単位を落とした
316
[おれの預金残高の遍歴]
2018年:100年に一度のお金のなさ。近年にないお金のなさ
2019年:エレガントで味わい深く、とてもバランスのよいお金のなさ
2020年:ここ数年で最高のお金のなさ
2021年:非常にバランスの取れた爽やかなお金のなさ
2022年:100年に一度と言われた2018年を凌ぐお金のなさ
317
お世話になったアルバイトの最終勤務日に、「Suzukiくんは優しくて気が利くからどんな会社にいっても大丈夫だよ」と励まされ、おれはその言葉を胸に刻み、そのまま無職になった
318
おれは今年新社会人になった同級生からは2歩も3歩も遅れてるし、今はパートで働きながら映画を観たり本を読んだり文章を書いたりしてまだ見ぬ明日に祈る毎日だけど、頑張って後ろで面白いことやり続けるから、疲れた時にでもたまに振り返って「こんなのでもどうにか生きてるんだ」って笑ってほしい
319
おじさんが大学を無内定で卒業するところ、みてて……
320
冬があけてだんだんとあったかくなってついに春を迎えると、なんだか急に自分だけが取り残されているような居心地の悪さを感じる。春の陽気にあてられて、街には人が溢れて、それだけで楽しいような気もするけれど、同時にここでは自分だけが間違っているような気もする
321
人は自宅で2時間の映画を観るのに実際はその倍の時間を必要とする。まずウォッチリストから観たい映画を選ぶのに30分、映画に120分、作品を観終えた後にWikipediaで監督や俳優の経歴を調べるのに30分、更にそこら未解決事件のページと2chオカルト版に飛んで60分を消費することになるからである
322
最近はSNSが発達・浸透して、若い才能/新しい才能が発掘されやすくなったのと同時に、第一線で活躍する同世代を目にする機会が増えて、際限なく上には上がいることを突きつけられる時代というか、誰もお山の大将ではいられない(いることが許されない)、公平で残酷な時代になったなあと思う
323
おれは就職するのがヘタクソなだけで働くのは好きなんだよな
324
就活みたいな服を着て、就活みたいな靴を履いて、就活みたいな髪型をして、就活みたいな顔をして、特に何もしていない
325
これから全部がよくなっていくだろう
よくならなかったら、別にそれでいいだろう