住まいを検討する時には「世代間の住民層の違い」に着目しても良さそう。 浦和区・文京区など、文教都市として知られる地域では世代間の違いが小さくなる傾向。 一方、荒川区・足立区ではここ20年で住民層がぐっと様変わりしていて、世代間の温度差を感じることも。(住民の多様性はメリットにも)
最終学歴を年齢別にグラフ化すると過去から現在までの変化がよく分かる。 大卒・院卒者の割合はここ25年ほど増加傾向にある一方、出生数が年々減っているため学生の数は横ばい~微減。 まもなく「入学希望者が定員総数を下回る時代」が到来するようだ。(※大学全入の意味をいま理解した)
30-34歳女性の全国版。 こちらも地域格差が大きく、三大都市圏(40~60%)と北海道・東北・九州南部(20~30%)で2倍の差がついています。 大企業を中心に、テレワークを前提とした「勤務地を限定しない人事制度」が試行されていますが、若年層(特に大卒者)の社会動態にどう影響してくるか・・・🧐
こちらは30-34歳女性。 東京では都心3区に加え、教育熱の高い文京区、再開発の進む品川区が赤色(70%以上)。横浜市青葉区や川崎市麻生区なども納得感あり。 さいたま・千葉・横浜や大阪郊外など、オレンジの市区を深掘りしていくと気づきが多そう。
「いまや大学全入時代・・・」といった表現が当てはまるのは三大都市圏ぐらいで、全国平均では48%、東北・九州では概ね30%前後まで落ちる。 (大学進学率の違いに加えて、大卒者が大都市に転出してしまう点も大きい)
先週発表された2020年国勢調査の結果より、「30-34歳 大卒・大学院卒」の割合を可視化してみた。 まずは男性から。 東京では中央線・東横線方面に70%超のエリアが広がる。浦和や流山なども都心勤務の子育て世代に人気。 名古屋・大阪も都心の他、いわゆる山の手のベッドタウンが暖色系に。
すごい情熱だな。「日本一海に近い新幹線駅」を見つけるためにソフトを自作したという話(開発期間1ヶ月)。 QGISなら5分で計算できますが、それだと記事にならなかったんだろうなぁ・・・と。手触り感のある仕事というか、回り道したからこそ見えてくる景色があるんだと思う。 twitter.com/asahi_rail/sta…
今回の発表で一番注目したいのは死者数ではなく、発災後に大都市・東京で起こりうる出来事がシミュレーションされたこと。首都直下型地震の被害想定としては初めての試みです。 文字が多いですが、1日後、3日後、1週間後・・・に何に備えるべきか分かります。東京都GJ。 bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/…
今日発表された都心南部直下地震の被害想定、新聞社によっては「10年前の想定より死者数が○割減少」と報じてますが、試算対象の地震がこっそり入れ替わってますので注意が必要です。 2012年:東京湾北部M7.3(23区の7割が震度6強以上) 2022年:都心南部M7.3(同6割) bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/toriku…
東京周辺を地形分類で塗り分けた地図。ざっくりオレンジ色のエリアが武蔵野・下総台地、ベージュのエリアが多摩・三浦丘陵です。 近年の研究で、武蔵野台地にも軟弱な沖積層が分布していることが分かっています。また緑色エリア(昔の川沿い)では浸水リスクも。過去の浸水歴をチェックしたいところ。
こちらは2011年東北地方太平洋沖地震の推計震度分布。 東京30km圏で震度4以下だったのは下総団地の最西端(松戸)・武蔵野台地の最南端(東急沿線の山がちなエリア)・多摩丘陵など。 (※断層距離や地下構造など、複合的な要因が絡んでいることに要注意)
地下深くの強固な岩盤と比べて「どの程度震度が増えるか」を示した地図。 武蔵野台地は地震に強いと言われますが、湾岸部との震度の差は0.2~0.4ぐらい。(震度6.0と6.4では木造家屋倒壊率が段違いなので、無視できない違いではありますが・・・) 一方、多摩丘陵~三浦半島の揺れにくさが分かります。
大阪を東京の地名に例えたら、という地図。めっちゃ面白い。 上町台地の谷根千っぽさとか、心斎橋筋の原宿・表参道っぽさとか(銀座よりも客層が幅広く、道路一本で雰囲気が変わる)、現地で感じた微妙なニュアンスが可視化されてて素敵。 twitter.com/pomdepartments…
CNNの解説記事が分かりやすい(英語)。 edition.cnn.com/2022/05/10/wor… 2018年以降、地震計を使って内部構造の解析を進めてきたそうだ(観測回数:1313回)。 火星にはプレート運動が無く、一枚の大きな地殻がゆっくり冷えて収縮している。その際にかかる力が地震を引き起こしているらしい。
これは凄いな。NASAが火星でマグニチュード5の地震(火震 : marsquake)を観測。ちゃんとP波とS波に分かれていて、地球のような複層構造であることが伺われる。生きてる間に現地で体感してみたい! twitter.com/NASAInSight/st…
日本はここ30年間で平均労働時間が約15%減少しましたが、パートタイマーの増加(←主に女性や高齢者)によるもので、一般労働者では微減にとどまっています。 フルタイム、パートタイム、アルバイト・・・全員の労働時間を平均したらOECD平均より少ない、ただそれだけのデータです。
これは素晴らしいデータ。まさにファクトフルネスの入口。 性別や年代、雇用形態、勤務形態(フルタイム/パートタイム)・・・と、クローズアップすればするほど「やっぱり日本人って働きすぎでは?」という気づきが得られます。 twitter.com/TakeshiEbihara…
今度は他のデータで。 各市区町村在住の20代が7大都市のどこに引っ越しているのか、2018~2020年のデータで塗り分けてみた。 四国の大阪志向、山口の福岡志向など、可視化してみると気づきが多い。北陸3県はおしなべて東京に向かっているようだ。 「最短移動時間」の地図と比べてみると学びが多そう。
7大都市、クルマだとどこが一番近い(早い)か。 四国や山口の塗分けを見ると、公共交通利用のデータよりも生活実感に近いような気がします。 静岡は旧・清水が東京寄り、旧・静岡が名古屋よりとの結果に。渋滞を加味すると名古屋に軍配?
今度は目的地を「7大都市」(東京+名古屋+大阪+札仙広福)にしてみる。 まずは公共交通(飛行機なし)から。 北陸新幹線の開業効果が可視化されていて、敦賀延長後、どうなるのか楽しみ。四国は広島が一番近い模様。(人の流れは関西に向いてます)
各市区町村が大阪・東京のどちらに近いのか、ざっくり塗り分けてみた。 太平洋側では愛知・静岡県境のあたりが分水嶺に。一方、日本海側では移動手段によって色が変わるのが興味深い。 データ:RESAS「国内移動時間分析」1日の運転本数などから算出した平均移動時間(平均待ち時間コミ)。
岩手県にサイゼリヤが来るぞ! saizeriya.co.jp/PDF/irpdf00122…
すごい時代になったな。NHKが無料の地理空間情報ソフト「QGIS」の使い方を解説してる。 自治体のハザードマップを眺めるのもいいけど、自分でデータを料理すると一気に自分事になるし、何より楽しい。一億総カメラマンの次は「一億総伊能化」の時代へ。 twitter.com/nhk_news/statu…
ちょっと拡大。山陰は単線区間が長く、鳥取~米子93kmを3時間かかる列車も(クルマで1時間半~2時間)。 四国も都市間を結ぶ路線はほぼ単線。険しい地形を複線化するぐらいなら新幹線を引いた方が・・・といわれるのも分かる。
鉄道路線を単線・複線以上で色分けしたら、思った以上に単線が多くて驚いた。車でいえば片側交互通行。降りる駅の手前で10分ぐらい待たされたりするとちょっと辛い・・・(´・ω・`) 【データ】地理院地図Vector(仮称)提供実験 github.com/gsi-cyberjapan…