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震災とパンデミック、二つの災厄は機能不全に陥った政治、経済にリセットを迫る警告と受け止めるべきでしたが、経済合理性という名の不正、格差拡大と分断がさらに進み、政治的腐敗とマスメディアの堕落も極まっています。
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辞任した報道官は飲み会を断らないのだから、記者の皆さんは彼女を飲み会に誘って囲み取材したらいいと思う。
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「コロナ対応遅れ全くない」とかいう首相はスローモーションも早送りに見えるのだろう。
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「オレは閻魔大王の前でも反省しない」とかいいそうな麻生や二階はすでに誰の声も聞こえない天国にいるようなもの。
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東京オリンピックはコロナが日本政府に打ち勝った証になるだろう。
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明白な犯罪、公然たる不正、後手後手の政策、税金の濫費には目をつぶらず、目をそらさせないようにしましょう。その一方で、マスクで相手の表情もわからず、握手代わりに肘を当てるこの時代には目で笑う練習も必要です。
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「無視すれば、ウイルスは消える」とトランプは迷言を残しましたが、「無視すれば、疑惑は消える」は日本の施政者共通の認識でした。無能な政権を手厚く保護するためだけの警察国家化が進むこの時代、ウイルスや警官によって、I Can’t breatheの状態にならないことを祈るばかりです。
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目の前の現実は理不尽極まり、人々はデマに踊らされるか、正義のヒステリーを起こすか、奇妙な二択を迫られました。私自身は後者の立場を選びましたが、ヒステリーは時にこのクソな時代をリセットするのに必要なエネルギーとなります。
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警鐘が鳴りっ放しの一年でした。地球温暖化、新型ウイルス蔓延、世界戦争、いずれも強欲、事実の隠蔽、妄想のなせる人災でした。
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日本がアメリカの州になったら、アメリカの総人口の四割にも及ぶので、実質、アメリカの議会と大統領の決定権を持つ。天皇制は廃止され、戦争放棄の規定もなくなるが、アメリカを日本の思いのままにできるので、属国よりはまし。『スノードロップ』より
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都構想反対多数。自民補完勢力減速。極右恫喝政治の黄昏。漢字ばかりだな。
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100分で名著の谷崎スペシャルで私がニヤケ面でスケベそうだとかいわれていますが、生前の谷崎の語り口を真似ているつもりでした。細かすぎて伝わらなかったか。
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弔意は自発的に表明するもので要求されるものではない。それとも故中曽根元首相には誰も弔意を示さないかもしれないと不安になったので要求することにしたのか?それも故人への侮辱であろう。
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有権者が次の選挙でしっかり政権人事を拒否すれば、人事で脅しをかけて維持してきたパワハラ政権は退場となる。
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質問には答えない、説明責任も果たさない、対話にも応じず、審議も拒否。こんな「コミュ障」ぶりでは外交で成果など挙げられるはずもない。
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安保法制や共謀罪適用を批判した学者6名の学術会議会員任命拒否はその6名のみならず、任命を承認した学者をも貶める。政権に批判的か、協力的かで学者を選別すること自体が露骨な全体主義志向だ。
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法に基づいて適切に判断したという首相の言葉を聞くと、嘘つきが嘘をついていないといい張っているようにしか聞こえない。学術会議への人事介入の理由すらいえないところを見ると、説明責任という言葉の意味を知らないとしか思えない。
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安倍の尻拭い内閣は短命に終わり、党の刷新を図るほか存続の道はないが、責任を取れない共犯者が絶対多数を占めているので緩やかに自滅する方に100円賭ける。
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故三浦春馬氏とは映画「東京公園」で共演しました。酔客を演じた私に礼節と親愛を示してくれた彼を偲びつつ、彼がもっと自由に暮らせる世界に転生できることを祈ります。
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歴史反復の法則によれば、大日本帝国は復活するだろうが、その滅亡も反復される。コロナ対策のみならず選挙違反や公金流用、外交失敗の責任を何一つ取れない者が敵基地への先制攻撃を唱え、滅亡への確実な布石を打っている。
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せっかく憲法違反してまで国会を開かないのだから、国会会期中という理由で逮捕しなかった疑惑議員を今こそ逮捕すべきではないか。
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田中優子法政大学総長が私の小説を読んでみなさいと学生諸君に焚き付けてくださいました。ブックガイドとして卓越しており、私をエンターテイナーと位置付ける結論に納得しました。
hosei.ac.jp/pickup/article…
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三社連合(東京、中日新聞、北海道新聞、西日本新聞)で新連載小説『パンとサーカス』が7月31日より始動。
独裁者も人である限り、必ず滅びる。今日、立ち上がり、明日、彼らを追い出せば、明後日には新しい国が出現する。
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感染予防と「Go to」政策の矛盾が理解できないが、国民に「Go to hell」といっているのだと考えれば、納得がいく。