仮に卵巣を摘出したらという話であっても、 ・若年(本来の閉経より早く)で卵巣を摘出すると早発閉経の状態となり、健康への悪影響が生じるリスクが高まります ・医師は、疾患がないのに子宮や卵巣を摘出することはありません ので、誤解されないようぜひお願いいたします。
また、事前の検査や妊婦健診で全く異常がなくても突然のトラブルが起きやすいのが「妊娠期」です。 前期破水といって陣痛開始前に破水することも妊娠35-36週でも起き得ます。 私は主治医ではないのでご本人に対して意見はしませんが、少なくともこれによって誤解が広まってほしくないです。ご注意を。
なんというか、 科学的知見のアップデート不足や偏った信条でHPVワクチンや包括的性教育の推進を阻むとか、 若者に飲酒喚起させようとする政策を進めるとか、 少子化まずいと言いながらど真ん中へ思い切った投資をしないとか、 朝からうんざりな気分。 若者の未来とかどうでもいいんかな。。
日本での母体死亡の原因第1位は自殺と考えられています。悲しすぎる。 ここにこれまで病院や自治体はできる限りの対策をしてきたけど、「産前産後の切れ目ない」「長期間にわたる」「心理的・物理的ハードルの低い」施策はなかなかなかった。 そこを打破できるかもしれません。 日本全国に広げたい。 twitter.com/mph_for_doctor…
日本の性教育がどれだけ特殊な状況で、これまで偏った・非合理的な政治的圧力がかけられてきたか、よくわかる記事です。 産婦人科医の諸先輩方は相当な苦労をされてきたでしょう。現代を生き、次世代を担う子どもたちのために、今こそ変えていかねばなりません。 news.yahoo.co.jp/articles/3b657…
血液検査の結果などは必要なく、「本人が月経痛によって日常生活や授業、スポーツ、仕事に支障をきたしている状態」だけで診断となります。 こうした知識は自分や家族の身を守ることに繋がります。ぜひ、覚えておいてくださいね。
医学的に、妊娠初期〜中期の夜勤や不規則勤務、過重労働は、(切迫)流産・早産のリスク上昇に関連することが国内外の研究で示唆されています。 法令違反かつ、こうした医学的リスクを押し付けているということをはっきりと認識しなければなりません。 コメントしました。 news.yahoo.co.jp/articles/f2aa2…
セックスの際に痛みを感じることのある女性は思ったよりも多く、調査によっては「4人のうち3人」という報告も。 「痛いのは初回だけでしょ」と思いこんでいる男子は、認識を改めるべき。 必ず痛みがないか、恐怖心がないかを相手に聞くことが大切。もちろん痛くない工夫も。 AVは作品&幻想です。
今日(3月4日)は「国際HPV啓発デー」。 「HPVってなんだ?」というところから、みんなで知っておきましょう。 これは、女性だけでなく男性を含めた全ての人に関わる話なのです。 news.yahoo.co.jp/byline/shigemi…
「皆さん完全母乳を続けられてるんでしょうか。。」と落ち込んでいるお母さんを見かけることがあります。 2015年度の厚生労働省の全国調査では、完全母乳を続けられている女性は産後1ヶ月で51%、3ヶ月では55%でした。実際、半数程度しかいないです。 ご自身の体調や仕事とのバランスを大切に。
オンライン相談で、ときどき「月経が辛いけど親には性の話ができる雰囲気じゃなく困っている」というものが。 幼少期に性の話を親が否定したりはぐらかすと、思春期になっても気軽に相談ができない関係になりやすい。 こうした観点でも、親側の適切な性教育の知識・準備と対応が大切なんです。
女性有名人やインフルエンサーの方が低用量ピルの話をSNSですると、リプライや引用で避妊やエロい話ばっかりに持って行こうとするコメントが多すぎるのを見るたびに「ほんと性教育が必要だ」って感じます。 リアルで女性と付き合って、そんな反応しかできないとドン引きされると思うんだけどな。。
宋先生 「産前産後ケアも不足している。それらに対する質を含めた人的リソースが不十分かと。コスト面などから行政からの補助があってほしい。フェムテックというワードも注目すべき。医療が届けにくい部分への貢献はありつつ、科学的根拠のないサービスなども増えつつある。産婦人科医も知ろう。」 ↓
米国CDCのウェブサイトでは、明確に妊娠中や授乳中の女性へのコロナワクチン接種を推奨しています。 また、最近の更新で、妊婦に対するブースターショットが「受けられます」から「受けるべきです」に変更されました。 こちらの記事で解説しています。 news.yahoo.co.jp/byline/shigemi…
下ネタとか人の容姿をネタに笑いを取ろうとする人は、それくらいでしか面白い(いや面白くはないんですけど)こと言えないってことなんですよね。自分で恥晒しをしているというか。 ユーモアある人は、そんなことしなくても周囲を笑顔にできるわけで。 この辺わかってない(特に)中高年って痛い。
そういえば昨年にanan特集で性的同意について取材いただきました。懐かしいな。 あれから少しでも社会が変わってくれたら嬉しいですが、主なanan読者の女性の皆さんとしての実感はどうなんでしょうかね。。 twitter.com/Dashige1/statu…
種部先生 「SRHRは女性の人権の問題とすり替えられて議論されることが多いがそれは違う。元々は世界中の人口問題(急増)に根付くもの。これを国が統制するのではなく個人にフォーカスして取り組むもの。暴力の防止と女性の自己決定権が重要。ジェンダー平等と両輪。今のSDGsに繋がっている。」 ↓
無痛分娩(和痛分娩)は、あくまでも「出産時に用いる医療介入の一つ」であり、歯科治療に麻酔を用いる、と同様に捉えられるもの。 「子どものことを愛せないんじゃないか」「痛みを知らないと一人前の母親にはなれない」などというものに根拠はありません。 news.yahoo.co.jp/articles/7c50d…
人によっては本当に信じていて、身に危険が及んでからじゃないと気付かないことがあります。 医師として「そんなことも知らないんですか」というような発想・態度はとりたくないし取るべきではないはず。 少しでも正しい医学的情報が広まってほしいなと、日々感じます。
私も医師として患者さんの治療や健康維持に貢献したいと思っていますが、もし私が死んだら少なくとも家族はきっと悲しむ。 殺害は非常に稀なケースとは言え、患者さんやそのご家族に医師が危害を加えられるというのは、許されることではないはず。医師もあくまで1人の人間で、救えない命もある。
なお、決してお母さんにもご本人にも、当時の判断を悩みすぎてほしくはありませんし、他人がもちろん批判することではありません。 多くの人が混乱した9年間でした。 今からこの流れを変えましょう。4月から接種の勧奨再開が本格的に始まります。 少しでも次世代に安心できる社会を残せるように。
英国、米国等の政府や学会の「妊婦への接種は強く推奨される」というソースはいくらでもあるんですけどね。 英国 nhs.uk/conditions/cor… 米国 acog.org/womens-health/… 豪州 health.gov.au/initiatives-an…
どんな食品も安全面でのリスクはゼロじゃないのですが、それを理解した上で「お寿司を食べたい!」という希望に応えてくれる商品が出てきてくれたことは大きな一歩だよなぁ。 品質管理のコストもあって決して安いものにはできないでしょうが、お寿司好きな人へ紹介でした↓ kanetsu-sushi.com
子宮頸がんと予防のためのHPVワクチンの現状、そして子宮頸がん撲滅のために必要な「ワクチン」「検診」「治療」について、分かりやすく解説されていますね。 こうした映像資料を医師個人で作るには難しく、委託するにしても費用がかなりかかるので、大変ありがたいです。 多くの人に届いてほしい。 twitter.com/nhk_kurogen/st…
宋先生 「SRHRの実現に向けて私たちが今できることとは。今ある課題に対して様々な背景があり医療体制はその一部でしかないが、その中で何ができるか。バースコントロール改善は大きな点の一つ。予期せぬ妊娠を減らすためには避妊へのアクセス向上も不可欠。経口避妊薬は高いという声が目立つ。」 ↓