いくつか誤った理解の例も書かれており、 ・露出度の高い服=セックスOKではない ・「ダメ」「イヤ」=全て照れ隠しではない ・サシ飲み、キス、家に行く=all OKではない など。 また、付き合っているから、結婚しているから、いつでも全てOKでは全然ない。これも重要。 ↓
海外では「妊娠中のコロナウイルスワクチンの安全性」に関する最新論文を紹介するニュースが迅速に出てきますね。 これまで数千〜数万人のデータで流産や死産、胎児の先天異常は増えていません。 メタアナリシス(preprint) news-medical.net/news/20220407/… JAMA Pediatrics forbes.com/sites/robertha…
「痛みで動けない時がある」 「勉強や仕事が全然手につかなくなる」 「吐いてしまうこともある」 など症状が強い場合は、必ず早めに一度は産婦人科を受診してください。 子宮内膜症や子宮腺筋症といった病気が隠れていることがあり、月経を繰り返すたびに悪化します。 10〜20代前半でもご注意を。
これは必見。 先進的な医療は当然ながら医療の発展に不可欠であり、重要なもの。 でも、だからこそしっかりと倫理的観点で検討し、実験的にどのような検証をするのかを含め情報開示し、先進医療は実施されます。 自費診療で好き勝手に、かつ高額で、データ検証もろくにしない、は先進医療ではない。 twitter.com/high_non_sense…
父の最期を迎え、お世話になっていた施設のスタッフさんとお話をした際に「口数が少ない方でしたが、息子さんの話になると自慢気でしたよ。産婦人科医で今も大学院行ってる。やる時はやる奴なんだよ。」と普段からよく話していたと、聞きました。 全然知らず、思わず涙が溢れました。 ありがとう。
昨年に性教育の外部講師としてとある女子校でお話したんですが、今年もご依頼をいただけました。 「昨年、聞くまでは医師といえど男性が女子学生へ性教育の話をするのに構えていましたが、良い意味で淡白だけど様々な配慮がされており心地良い時間でした」と、依頼元の先生から。 とても嬉しいです。
対馬先生 「WHOは女性の健康へのライフコースアプローチを提唱している。プレコンセプションケアも重要。産めよ増やせよではなく、いつでも産める、産んでも安心という社会に。包括的な法的基盤が不可欠。政府や多職種が連携したユースヘルスクリニックの必要性。性を肯定的に捉えることも大切。」 ↓
「東京都内で国内初の「サル痘」感染者を確認」 とのこと。。 稀とはいえ、妊娠中の方とそのご家族の皆さまはどうぞご注意ください。 サル痘による妊婦・胎児への影響はこちらの記事で解説しています↓ twitter.com/Dashige1/statu…
先日スタバのレジでトレイを受け取ろうとしたらコーヒーが溢れてしまい、慌ててトレイやドーナツを替えてくれたんですが、私が「そこ大丈夫ですか?」と指差したら「えっ、すみません!どこですか!」と謝られました。 まだ拭き取れてないところがあったと思い慌てたのだと思います。 でも、
「子どもを持たない」人が増えて少子化となることは、個々人の「悪い判断」の結果では当然ない。 もし少子化を国が「問題」だと捉えるなら、構造的にそれを改善させるのが政府の仕事。 一方で「子どもを持たない」という人も尊重されるべきであって、それらで分断を生まない社会設計にしてほしい。
梅毒が急速に増加しており、1999年以降で初の1万人越えと。 予防にはコンドームの使用が最も大切ですが、この急速な増加は深刻に受け止め、疾患に関する徹底的な情報発信や、不特定多数との性行為に伴うリスクの周知が必要でしょう。政府・行政としての対策が望まれます。 news.yahoo.co.jp/articles/bee04…
帝王切開のよくある誤解を解説してます。 誤解(1) 簡単で痛みのない出産だ 誤解(2) 誰でも選んで受けられるものだ 誤解(3) 帝王切開を受けると次の出産も必ず帝王切開になる 誤解(4) 帝王切開は母子の絆を弱めてしまう 誤解(5) 帝王切開は母親の授乳に悪影響を与える daisukeshigemi.theletter.jp/posts/fd7dde80…
かつて妊娠中に血圧が上がったりして妊娠高血圧症候群と診断され、不安な思いで出産を迎えた方はいらっしゃいますか? 日本妊娠高血圧学会がそうした方へ、出産後から子育て終了後の長期間にわたって気をつけるべき健康管理についての市民公開講座(web)を実施します。 是非ご参加ください!
子宮と体温について大事なこと。 ・月経中に下腹部を温めることで痛みや不快感が和らぐこと(人)はある(いる) →正しい ・子宮を冷やすとホルモンが乱れて痛みが出る →誤り(深部体温はそう簡単に下がらない) ・子宮を温めておけば月経痛がなくなって鎮痛薬やピルがいらなくなる →誤り
もし、妊娠中に子宮頸がんや異形成が見つかったら。。? ・異形成→通常、定期検査を行いながら経過をみます ・子宮頸がん→「妊娠を継続するか、妊娠を諦めてでも子宮頸がんの治療を優先するか」の判断が必要に こちらの記事で詳しく解説しています↓ minpapi.jp/cervical-cance…
何というか。。 「女性の月経関連症状(の辛さ)」 と 「男性の性欲(の辛さ)」 を相互に比較対象として考えている人はどういう思考回路なのか全然わからん。。 医学的にも社会的にも全く違うものだと思うんですけどね。
たまに男友達などから「パートナーがPMSってやつらしくて、その時期はめっちゃ細かいこととか文句言われるんよ。どうにかならんかねー(笑)」と言われることがありますが、 ・文句はたぶん普段からふつふつと溜まっているやつ ・人任せな姿勢じゃたぶん解決せん と伝えています。ご査収ください。
「フェムテック」でTwitterを検索すると世の女性の「ビジネス化されていることへの怒り」がよくわかります。 今日私が講演で話したのは「本当に女性の健康向上に資する製品・サービスなのか医療従事者はよく考え、この分野の適切な発展に貢献するべきでは」というもの。 これを忘れないでいたい。
子宮内膜症や子宮筋腫は月経のたびに悪化しうる疾患で、有効な対処法は ・薬(ホルモン療法) ・手術 ・妊娠(無月経) です。 一方で ・ヨガ ・腟トレ ・子宮温める 等では治りません。時間経つほど悪化してしまいます。 月経痛や過多月経などでお悩みの方はまず婦人科へお越しください。
多くの実体験に関するコメントもあり、改めて出産の「予期できなさ」を実感しています。これがどなたかの役に立てば幸いです。 なお、普段からニュースレターとして産婦人科医療や女性の健康関連の情報を配信しています。よければご登録ください。 daisukeshigemi.theletter.jp
30-60歳代の男性は風疹の抗体を持っていないことが心配されており、特に妊婦さんへの家庭内感染に注意が必要です。 この辺りの年代の男性を対象として風疹の抗体検査や予防接種に対して自治体で費用補助をしているので、ぜひ妊活中や妊娠した後は男性の検査&予防接種をご検討くださいね。
患者さんの気持ちや権利というものの大切さに異論はないけど、必要な検査を受けることの意義と大切さもまた軽んじるべきではない。 1人の産婦人科医として、多くの女性に伝わってほしいです。
有名なのは ・母体血清マーカー ・新型出生前遺伝学的検査(NIPT) などですが、「生まれつきの全ての病気を調べられるわけではない」ということはもっと知られてほしい。 遺伝子や染色体、出生前検査については皆が正しく理解しておくべきだよなぁと。 ご参考に↓ daisukeshigemi.theletter.jp/posts/9c7c22f0…
産婦人科の救急疾患。 一刻も早く病院に来てほしいものとして、 ・妊娠中の胎盤剥離(急な腹痛や性器出血、胎動減少など) ・異所性妊娠(予定の月経が遅れていて急な腹痛) ・卵巣嚢腫の捻転(卵巣の腫れの指摘があり左右どちらかの急な腹痛) など。 連休中でも迷わず電話していただきたい疾患です。
宋先生 「ピル無料プロジェクト(仮)というものを試しに1年ほどやってみている。ニーズは大きく、支援団体や対象者さんが徐々に増えてきていて、こうした実績を元にして行政に働きかけていきたい。また、生理の貧困という課題も顕在化した。フランスでは今年から各種避妊法が無料化された。」 ↓