生きていくうえで、もっとも傷つかない方法。それは「自分の幸せ」を諦めてしまうことです。そうすることで、落ち込むことや悲しむことがほぼなくなります。でも逆に、嬉しいことや楽しいことも手放すことになります。だからたとえ涙を流すことがあっても、”自分の幸せ”だけは諦めない方がいいです。
価値観を「無理して合わせる」関係はどうしても続かない。だから、価値観の「違いを許せる」関係を大切にした方がいいです。
「友だちが少ない。」と悩んでる人へ。友だちの数って、自分が無理せずつき合っていくのに”ちょうどいい人数”に落ちつくもの。つまり、多ければいいってわけじゃないので、悩む必要はまったくないです。
常識ってね、人によってかなり違うんだよね。そして、自分の常識が通じる人って、自分が思っているよりずっと少ない。これをわかっているだけで、イライラすることもだいぶ減るからね。
人がもっとも素直になれるとき。それは幸せなときです。言い換えると、素直な聞く耳を持てるのは幸せなときなんですね。だからそういうときほど、話し合うことが大事なんです。ケンカになれば、行き場もなくぶつけるしかないひどい言葉も、幸せの中なら相手を思いやる優しい言葉になるってことです。
「人の悪口を言ってはいけない。」って言うけど、そんなこと子どもでも理解してることなんですよね。もちろんそれは、悪口を言ってる本人もわかっていて。それでも口にしてしまうのは、悪口がその人の心の悲鳴みたいなものだから。「もっと、私を気にかけて。」というSOSのサインだったりするからね。
ふだんものすごく穏やかな人に、「何でいつもそんなに落ち着いていられるの?」って聞いたら、「イライラしそうな原因は、できるだけ避けているからだよ。」と言ってました。つまり、自分のペースをかき乱すような人とは、なるべく距離を取った方がいいってことです。
チャンスは一瞬だけど、後悔は一生ついてまわる。そして、勇気を出すのは一瞬だけど、その先に得るものは一生ものの価値があります。考えすぎて動けなくなるくらいなら、いっそ何も考えずに飛び込んでみるといいです。
勘違いされがちだけど「自己肯定感」って、”自分に自信がある状態”や”自分って最高だ”と思えることを指すんじゃなくて、ましてや、何かができる自分をアピールすことでもありません。実はその逆で、自分に自信が持てなくて落ち込んでばかりでも、「そんな弱い自分」と向き合えるかどうかなんだよね。
やりたい仕事より、無難で安定した仕事を選んでしまうのは、「自分を押し通す」生き方より「自分を押し殺す」生き方の方が楽だから。でも本当のやりがいって、どれだけ苦しくても、つらくても、悩み抜いても、それでも”やっぱり楽しい”と言えることなんだよね。
”誰かに”笑顔にしてほしいと願うと、なぜか幸せは遠ざかっていく。でも”誰かを”笑顔にしたいと思ったら、その瞬間から幸せは近づいて来るんです。
心のダメージって、意外とタイムラグがあります。その瞬間は大丈夫だと思っても、あとになってジワジワ効いてくることも。だから、軽い気持ちで大丈夫だと言わない方がいいです。
あなたが一緒にいるべき人。その判断基準のひとつは、相手に対してだけじゃなくて、"自分にも"優しくなれているかどうか。「この人といる時の自分って、なんだか好きだな。」と思える。そんな人はやっぱり一緒にいた方がいいね。
自己肯定感を上げるシンプルな方法。それは「自分でやると決めたこと」を「ちゃんとやりきる」です。これは歯磨きとか、部屋の掃除とかどんな些細なことでも大丈夫。ポイントはまず「今日は○○する!」と決めてから取り掛かること。ちなみに僕が今決めたのは、ベッドから出ることです。
「あれ?この人なんか変だな。」と思ったら、相手のことを「好きか、嫌いか。」ではなく、「関わるべきかどうか。」で判断してみるといいです。
これ意外と気づいていない人もいますが、「すみません。」を「ありがとう。」に変えるだけで、人生うまく回り始めます。
「人からどう見られるか?」と心配するのは、本当に意味がないです。それより、”自分が好きな自分”でいること。それさえできたら、抱えたストレスも消えていくはずだからね。
その人の一番キラキラした部分というのは、成功を掴んだときよりもむしろ、挫折して人生のどん底のときこそ光るものなんです。そして、その輝きに気づいてくれる人が必ずいるからね。
人として「深みがある人」というのは、心の痛みを知っている人です。だから痛い思いをしたら、それだけ人としての深みが出たと思うといいです。
成功した人ほど、余計なプライドを持っていません。これは”プライドがなかったから成功した”のではなく、”成功したからプライドが必要なくなった”が正しい。挫折して持っていたプライドが傷つき、その痛みから学んで行動する。そして成功してはじめて、そのプライドは必要がなくなって手放せるんです。
泣きたいときに涙を我慢してしまうと、いつしか人と関わることを避け。全力を出さなくなり。真剣に考えることもやめてしまう。実は、泣かないことは強さではなくて、ただ泣くことに臆病になっているだけ。泣き言を漏らすのは弱さかもしれないけど、泣き言を言わなかった強さは涙となって流れるのです。
「誰かのために”やってあげた”と思ったら、その人との関係は続かない。だから、自分が”やりたくてやったかどうか”ですべて判断したほうがいい。」という蒼井優さんのコメントは、承認欲求にとりつかれた心を解放してくれる魔法の言葉です。
「なんであの人は、私にあんな言い方しかできないんだろう?」と相手に不満を抱え続けるより、「なんで私は、あんな言い方しかできないあの人に我慢してるんだろう?」と自問する方が間違いなく健全です。
”自己中な人”って、個人的にはそんなに嫌いじゃないです。でも忘れちゃダメなのは、「中心にあるべき自己に責任を持つこと。」そして、その責任に自分なりの覚悟を持って自己中になることです。
人は自分の感情を「誰かに伝える」ことで、それを過去のできごととして処理できるそうです。ひとり悶々として、堂々巡りの悩み。それを言語化することで、脳は”過去のできごと”だと認識します。だから、どうしようもなく気持ちの整理がつかないときは、それを言葉にしてみるといいです。