通常時だったらパウエル議長の話は十分タカ派ですが、今の相場は耳を指で塞いで聞こえないように「ワー」と叫んでいるガキのようです。ビンタくらいしないと言うことを聞きません。パウエルは政府の債務上限の問題でビンタできなかったかもしれない。
いずれにせよこのままではインフレが収まりません。雇用が強い、コモディティは再び上昇に転じる、戦争が終わらない。景気悪化の物価高(スタグフレーション)にまっしぐら。
今までのパターンだとFOMC直後の反応はダマシです。2日間上がって大きく下げに転じるか、CPIが再び上昇に転じるまで引っ張るかの二択。
キャタピラーの決算も悪かったですね。キャタピラーは相場の先行指数みたいな会社の一つです。転換点を示唆しています。 twitter.com/investingcom/s…
米国はファーウエイを完全に米国のサプライヤーからカットする準備をしているようです。ということは日本のサプライヤーもファーウエイ向けの輸出はできなくなるでしょうね。 wsj.com/articles/biden…
インドの大手財閥の株価が急落。アダニショック。エブリシングバブルはインドでも弾けています。 nikkei.com/article/DGXZQO…
最近コンビニの肉まんが小さくない?気のせいかな?
バロンズのインサイダー売り比率とCNNの恐怖と強欲指数は新年ご祝儀相場がまもなく終了するだろうと示唆しています。パウエルが曖昧な発言をしなければ2月に崩れる。
米株は再びインサイダー(企業経営者)の保有株売りが活発化しています。業績が悪化しているのに株が上がることに彼らも驚いてそうです。2度とない売り逃げチャンス。 barchart.com/story/news/134…
中銀とは戦えない。今の相場はファンダメンタルを気にしません。緩和中毒です。緩和転換があれば売るのを諦めないといけません。緩和でインフレが大変なことになりますが、仕方ないです。インフレは資産価格に追い風です。インフレに乗るしかありません。
パウエルは来週相当ハト派に転換しない限り2-3月に大きなボラティリティイベントが起きるという見方を維持します。もしパウエルが緩和転換を示唆したら諦めます。そのシナリオで米株は買いです。ヘッジはすべて外した方がいい。
なぜ米株は突然強気モードに入ったのかの答えはオプション取引にあります。特にテスラだけで全体の10%を超えています。同じ日に有効期限を迎えるオプションの取引が流行っています。要は馬券を買うのと同じです。米株の相場はカジノ化している。これが逆に回転し始めたら大変なことになります。
①景気が悪い→ 緩和転換 → グロース株上昇 ②景気がいい→ 引き締め継続 → グロース株下落 上記のシナリオ両方も正しいことはあり得ません。相場は都合の良いところだけ取っているが長くは持たない。 もっと現実的なシナリオはこれです。 ③景気が微妙 → 引き締め継続 → グロースダブルパンチ
最近のコモディティの動きは気になっています。銅が大きく反発して、牛肉はずっと上昇中で、とうもろこしは秋以降に上昇に転じました。米国は卵の価格が高騰していて話題になっています。景気が思ったより良いとしたらインフレが再び上昇に転じるでしょう。時間の問題。
ちなみにこれがITバブル崩壊時のアマゾンです。途中で激しい反発を繰り返しながら10分の1まで下がりました。アマゾンが高値を更新するまで10年かかりました。テスラは30年かかっても高値回復はできないでしょう。米国がハイパーインフレにならない限りね。
テスラが上がっているからエミンが外したとか言っているアホがいるけど、これが上げチャートに見えるか?単なるテクニカル反発でしょう。ビットコインも同じだけど高値からすでに7割下がったものがちょっと反発したらウジャウジャ湧いてくる連中は実にありがたい。売りのタイミングを教えてくれるから
米12月の景気先行指数は-1%、11月の-1.1%に続いて悪化が継続。直近6ヶ月の下げ幅は4.2%。一致指数は0.1%増。いよいよ一致指数もマイナス転換手前まで来ています。最悪の景気後退にまっしぐらなのにリスク資産だけ浮いている状態。Buyer Beware!
パキスタンとウガンダに続いてエクアドルでも中国が建設した水力発電所が崩壊の危機に直面しているようです。どおりでベトナムは高速鉄道を日本に頼んできました。 wsj.com/articles/china…
インフレは10年続く?「3つの波」の可能性: 日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXZQO…
グーグルの株価。グロース企業は自社史上最大のリストラをしてグロースするわけあるまい。まあ、opexだから意地で上げたけど先は思いやられますね。
3ヶ月金利と10年金利の差は1981年以来の大きさ。これだけの逆イールドでソフトランディングは夢物語ですね。
グーグル史上最大規模のリストラ。大手ITだけでリストラは15万人を超えました。株価はまったく折り込んでいない。 wsj.com/articles/googl…
やっぱり円高を恐れて動けなかったです。しかし、YCCが限界に来ていることに違いない。任期満了までに日本国債が紙屑にならなけければ勝ちとでも思っているでしょうね。 twitter.com/yurumazu/statu…
共和党が政権をとればウクライナへの支援も少なくなりそうだし、民主党による中国の包囲作戦が中断します。中国は一石で複数の鳥を殺そうとしている可能性があります。
中国の突然のゼロコロナ解禁は背景に複数の要因があると最近思っています。コロナ初期のように全世界に再びウイルスをばら撒こうというのもありそうですが、落ち着き始めた米国のインフレを再び上昇させる狙いもあるかもしれない。インフレが収まらないと民主党は選挙で勝てない。