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総理のウクライナ訪問と習主席のロシア訪問が同時期に重なったことで、図らずも「二つの勢力間のコントラスト」的な構図ができてしまったが、その点だけを過度に強調する必要もないように思う。他方、中ロ関係に関する識者のコメントを読んでいると、今後の国際秩序における力の分布を考えるうえで
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中国と日程争いで負けた、と外務省の責任を問うようなコメントもありますが、それはそれ。また本当に外務省だけが責任を負うべきことなのか。
またそう決まったらしっかりサポートして外交に支障が出ないようにすべきでは。
そもそも国会の日程はG20の日程が決まった時にどこまで確定していたのかな?
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大臣欠席の収支はどうなるんでしょうね?
失うもの: インドからの信頼、G7議長国としてのリーダーシップへの期待と信頼、G20各国の外相との会談の機会
得られる(守られるもの)もの: 参議院の権威()…
他に何かあるかな?
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最後は結局出席すると思っていたのですが、本当に欠席ですか…
委員会の理事の皆さんが、絶対に大臣でなければ答弁できないと考えた重要な質問ってどのようなものなのか、予算委員会の議論はしっかりと確認しないとですね。 yomiuri.co.jp/politics/20230…
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これは本当にまずいでしょう。
与野党は真剣にこの欠席の意味を考えた方がいい。
G7議長国として、国際社会が注目をし、レバレッジを効かせるまたとない機会をみすみす逃すことに。国際社会から、日本はその程度の意気込みかと思われたら回復は困難ではないかと懸念。 nordot.app/10029235011676…
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最近、「国際政治学者」たちがなんかわけのわからない理論論争を繰り広げてるな、と呆れてみている人も少なくないと思いますが、何を話しているのか、この記事を読むと大ざっばにはわかるかもしれません。図を眺めて大枠を理解するだけでもいいかもしれないですね。
foreignpolicy.com/2009/10/26/one…
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これらの会議に外相が欠席をして毀損される国益や国際社会の信頼と、外相が国会に出席して保たれる「国会の権威」を衡量して、どちらが国家にとって有益なのか合理的な判断をするのも国会の仕事ではないか? twitter.com/westlinen/stat…
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「念のため」とかではなくて、前のツイートからそんなことは誰にも微塵も読み取れなかったというだけですね。
あとから訂正してもメディアに載った情報は一人歩き始めますから、コメント側は出る前に確認したいということですよね。 twitter.com/on6ennladvvlie…
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原因如何に関わらず起きえる外交の失敗に備えるためにも、また外交の背景にも軍事力が必要という議論を、「私、失敗しないので」と言い切り否定できるのか、北朝鮮との外交に北朝鮮の軍事力は無関係と言い切れるのか、軍事か外交かの二者択一を論じる人はこの問いに説得的回答を出してからですかね?
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戦争が外交の失敗というのは、ある面では正しい。他方、もし相手が決然と妥協を拒み秩序破壊に向かってきて、こちら側の大幅な妥協以外に外交的解決の出口がない場合、それは外交が「成功」したと言えるのか、判断は分かれると思う。 twitter.com/junyaog/status…
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米国は、中国の気球に対してU-2を飛ばしたそうで。この記事は、U-2の性能をいろいろ書いてくれているので勉強になります。単に気球の更にその上を飛べ、光学的情報を得るだけでなく、通信の傍受や妨害もできるとか。実際に何をしたかは不明ですが。
thedrive.com/the-war-zone/u…
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本当にくだらない。
海外出張で便宜供与を受けたことのない政党だけ、石を投げよ。 twitter.com/Sankei_news/st…
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実際にいる、っていう話をしているのに、嘘をついていると思われるのは心外なので、もう一度言います。
産休・育休で大学院に来ている人はいます。特にコロナ禍でオンライン受講が可能になったことも影響していると思うけど。 twitter.com/E1tMhCGrngAQyK…
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見えるところ。
産休・育休の時間は子育てに専念しろというのもおかしいし、産休・育休の時間を自己研鑽に費やせとに国が決めるのもおかしい。それぞれが将来の人生設計に合わせて自由にその時間の使い方を選択できるように、そしてその選択を後押しできる政策がある「べき」なんだと思います。
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この方針について、結構酷い言われようですが、教育の現場の実感としては、実際に産休・育休の間に大学院へ、という傾向は、少しずつではあるが増えている感じがする。
問題は、これが「国の方針」として全員に奨励されるようになること、あるいは企業などがこの方針を採用し
news.tv-asahi.co.jp/news_politics/…
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人事評価などに反映させたりするようになるなど、「制度化」
されることではないかな?
あと、これは中央の官僚から生まれた発想じゃないかなと思うのは、通常の激務に比べれば出産・育児が大変だとは言ってもまだ時間的に余裕があると思えてしまう、異常な職場環境の中で生まれたアイディアのように
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中国が2030年までに1000発の核弾頭を保有するという見方が米国防総省から示されているのに対して、プルトニウムの生産能力から見て疑問を呈するスレッド。再処理能力から見ると年100発ずつ増やすのは無理じゃないかという見立て。
但し増やさないとは言っていない。 twitter.com/russianforces/…
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この記事で気になるのは、「複数の日本政府関係者」がどのような意図で、政治的にも安全保障的にもリスクの高い情報をメディアに流したのか気になるところ。こういう情報が出た以上、ほぼ行く決心はついているのでしょうけど。
yomiuri.co.jp/politics/20230…
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政策担当者もアナリストも自分の中に世界観があり、そのバイアスに基づいて分析したり政策の選択肢を考える。どんな基準かはまさにこの世界観に依存するので、何が正しく、何が合理的かは極めて主観性の強い議論となるでしょうね。
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彼の見通しで誤っていることがあったとすれば、宇を緩衝国家として扱う事は、彼の理論では合理的だったけれど、当事者にとっては選択肢になかったし、それが「現実」だったということでしょう。理論に基づく「合理性」が、政策の処方を提供し得るかどうかは、その「正しさ」が基準ではないことを示唆。
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キッシンジャー「でさえ」ウクライナのNATO加盟を認めるようになった、というのを目にしましたが、彼の中では一貫していて、本来はウクライナを緩衝国家にして安定を追求すべきところ、最早この後に及んでは宇のNATO加盟しか欧州には選択肢はないということですよね。
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批判してもいいけど、ちゃんと論理的にやってもらいたいものです。SNS的、運動論的な印象操作に依存した批判ではなく。
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ただし曖昧さがなければ、レッドライン(侵略を許容せざるを得ない線)を示すことにもなりかねない。
なので、戦略的コミュニケーションが重要。この部分をどうするのかを政府に問うことは妥当だと思うが、抑止力という言葉そのものを批判するのは、国際政治の原理を根本から再構築する含意がある。
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deterrenceってそんなに「怪しい」だろうか。この英単語の動詞deterは、ラテン語のdeterrēre (away from frighen)という動詞から、16世紀に生まれた言葉。冷戦期、シェリング、モーガン、フリードマンなどが理論を確立している。抑止力=軍事力という理解は正しくなくて、 twitter.com/naotakafujita/…
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大まかにいえば抑止力=(能力×意図)×認識。なので曖昧なのは当然。曖昧さがあるから、相手の意思を変えさせるのに必要な能力は少なくて済む。他方で、誤算や誤解による意図せざるエスカレーションのリスクもある。