伊豆の美術解剖学者(@kato_anatomy)さんの人気ツイート(リツイート順)

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Egon Schiele “Seated nude” 1910.
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彫刻でしばしば表現される脇腹の膨隆部は、ドイツ語系の解剖学書では「側腹隆起(Weichenwulst)」と表記される。この部分は、3つの腹斜筋の筋腹が重なり、走り込んだ運動選手などで膨隆する。
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驚いた時に出るおでこのシワは、真ん中が下がっていることが多いです。おでこの真ん中には筋肉(前頭筋)がないので引っ張られないためです。
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この方法は間隔を操作することで様々な横顔のプロポーションを導き出せる。子供のようなプロポーションであれば、額を広く、鼻下を短くするとよい。
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解剖学では「普通って何?」の回答を明確に用意している。5割以上の発現率で観察できる構造のことである。しかし、全身が標準構造すなわち普通で構成された人体は、私は見たことがない。
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Wip
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demo
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このイラストで100日チャレンジしてみるか。Day 3
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胴体、腕、脚の筋肉の範囲。
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19日の土曜日に東京クロッキー会さんでzoomを使った体表解剖学の講義を行います。モデルさんの体表に現れる起伏を解説していきます。実技の解説はありませんが、ゆっくり解説しますので、動画を視聴しながらスケッチしていただけると思います。詳細は以下のリンクより→tokyoarts.net
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顔がそれぞれ異なるように内部構造もまた異なる。内部構造のバリエーションを知っていくと、その構造が持つ本来の様相がおぼろげながら見えてくる。すると、教科書をトレースしたような「正確さ」にこだわらなくなる。添付は広頚筋のバリエーション。ランツ『臨床解剖学』より。
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手のひらのシワ。 美術解剖学の教科書では、手相と同じ名前が使われている。体表用語が統一されておらず、普及している名称が使われたと思われる。レアケースのシワは記載されない。
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1:頭部の静脈の蛇行と単純化。蛇行部分の膨らみは血液の逆流防止の静脈弁。2:絵文字風の血管(上)、血管の模式図(下)。絵文字風の血管はデフォルメ。実際の血管は下のように2分岐がほとんど。静脈の場合は合流して太くなる。合流後の太さは血流量に対応。3:頭部の静脈の分布と走行。
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よく使う線画の処理の例です(誇張してます)。
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『目で覚える美術解剖学』のロベルト・オスティさんの運動・ポーズ編(右)。今のところ日本語版なし。私もよく2冊目は運動・ポーズ編を書いてと言われるんですが、続編って普及しにくいんですよね。1冊目の半分もいかない。日本語版欲しいけど出るかな。
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足のレントゲン写真を見ると、いつも地面から骨までの距離を見てしまう。骨は周辺の構造に支えられ、体の中で浮かんでいる。