伊豆の美術解剖学者(@kato_anatomy)さんの人気ツイート(新しい順)

骨の比率を勉強すると、プロポーションを縮めたり伸ばしたりのコントロールがしやすくなります。
筋肉の走行と付着部を勉強すると、輪郭や膨らみの意味を把握しながら描ける(造形できる)ようになります。
僧帽筋(そうぼうきん):ラテン語でtrapezius、菱形の意味。僧帽の名称はガレノスが僧帽cucullarisと表現したことに由来。筋の形が修道着のフードを下ろした時と似ている。cucullarisという名称は発生学で使用されることがある。
くるぶしは一般的に小指側の方が下がっています。
鎖骨(さこつ):ラテン語はclavicleで小さな留め具、鍵(=何かを閉じる器具)という意味。ギリシャ語はcleidoで胸鎖乳突筋(sternocleidomastoid)などに使われる。アリストテレスは胸を閉じる骨と説明。ヴェサリウスは蝶番の2枚の板を止める釘または棒として図示。
俯瞰(フカン)の解剖図
左は短時間で描きやすいけど、右は胸郭と骨盤の勉強になる。どっちがいいか。
膝を曲げると脛から下を回旋させることができます。膝をまっすぐ伸ばしていると出来ません。
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再掲:脚のトポグラフィー
再掲:腕を水平より高く上げると、肩の骨も連動します。
ほぼ全ての骨格模型は、生きている人よりもウエストが長めに組み立てられています。骨格模型を参考にする場合は、腰の反りに注意しましょう。
骨の書き順の例。1920年代の美術解剖学の本より。
肘の外向きの角度は運搬角(carrying angle)と言って、男性と比べて女性の方が5°くらい大きい傾向があります。
伸ばした腕の軸は肘で曲げるのがポイントです。
腹直筋の溝は、ウエストのくびれからカーブを導き出すと捉えやすいです。
前鋸筋の走行は、右側のような放射線状が実際の構造に近いです。
TACOさんの本を買いました。一つ一つの情報の軽快さにセンスを感じます。
実際の人体では、胸鎖乳突筋は上を向いた時にはカーブします。 胸鎖乳突筋の筋膜が、耳下腺を覆う分厚い筋膜につながっていて、引っ張られるためです。
首の回旋と伸展。
再掲:頬骨と歯列のバリエーション。
胴体の曲げ伸ばし。 クリエイターさんが構造を覚えられたかどうか確認するには、写真などに描き込んでみるのが一番手っ取り早い。
首の側屈。運動時の筋肉図、網羅的に描きたい。
胴体の側屈