Shin Hori(@ShinHori1)さんの人気ツイート(古い順)

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「法律に違反した者は許さないのが法治国家だ」みたいに言う人がいるけど、「法律に違反した者も別な法律の規定に従って公権力に対して自分の言い分や可能な権利を主張したり必要な手続を求めたりできる」というところまでセットなのが法治国家である。
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週刊文春を見たが、これをスキャンダルと呼ぶなら"警察のスキャンダル"であって、"木原氏のスキャンダル"として扱うのは少々無理があるのではないか。 警察が色々配慮した結果として一定以上踏み込まなかった、ということに尽きる。 一方→
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→ 木原氏について「離婚すると妻が捕まるから離婚しなかったのだろう」と書かれているが、"なぜ離婚しなかったのだ、けしからん、不当だ"というのもおかしな話である。有力政治家の妻だろうと元妻だろうと警察は必要な手順を踏むべきだ、という話に尽きるのではないだろうか。
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⇒ 最後にいうと「有力政治家の妻だから警察は逮捕するかどうか慎重に考えざるを得なかった」という理屈も本来はおかしな話で、逮捕というのは本来誰が相手でも慎重に考えたうえで行うべきものであり、あくまで被疑者の逃亡や罪証隠滅を防止するために必要な場合に限り行うのである。
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文春の記事で警察関係者は  ・政治家の家族ということで捜査のハードルは上がり、慎重になった  ・旦那が議員でなかったら絶対逮捕くらいできる  ・殺人の容疑で国会議員の女房を逮捕しておいて、自白も取れずやっぱり起訴できませんでした、というわけにはいかない という言い方をしている。 ⇒
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⇒ つまり「有力政治家の妻だから圧力により手出し不可能で、当然に逮捕できない」という意味ではなく、「有力政治家の妻だから、仮に逮捕したとした場合でも、結果的に証拠や自白がなくて起訴できなかった時には警察の責任問題になるから、軽々しく逮捕はできない」という意味である。 ⇒
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⇒ これは逆にいえば「一般人なら低いハードルで逮捕できるし、万一、証拠不十分や誤認判明で起訴できなくなり後で釈放になったとしても、あまり気にしなくて良い」と言っているのと同じである。 つまりこの記事では、実は木原氏ではなく警察の問題が浮き彫りになっているのではないか。 ⇒
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⇒ 木原氏が「自分が離婚して妻がただの人になったら、逮捕されるので、離婚できない」等と何かの場で人に語ったことがあるのが事実だとしても、これをもって木原氏の責任を追及するのは困難と思える (「離婚すれば逮捕しやすくなるのだから、離婚する責任がお前にはある」等と言えるだろうか) ⇒
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⇒ あくまで推測だが、文春は最初はもっと積極的な捜査妨害の圧力が自民サイドから警察にかかった可能性を疑っていたのではないか。ただ記事を見る限り、材料をつかむことができなかったのだろう。 事実としては「木原氏は離婚してない」「警察は逮捕してダメだったら困るので慎重」というだけである。
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⇒ まとめていうと本件は、警察が「有名議員の妻だから逮捕するかどうか慎重に判断しなきゃ」と考えたのがまずいというよりも、「有名議員の妻でなければ簡単に逮捕して良い(≒結果として証拠が出なくて不起訴になったとしても気にしないで良い)」と考えたことの方が問題なのである。
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文春の件、繰り返しになりますが警察は「議員の妻は逮捕できない」と言ってるのではなく「議員の妻を逮捕しても仮に材料が足りず不起訴になったら責任問題だからハードルが高い。一般人の逮捕はハードルが低い」と言ってるのです。 つまり問題があるのは木原氏ではなく警察の体質。そして→
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→ 一般人ならハードルが低くて容易に逮捕して良いという発想そのものが問題だということです。
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文春を読めばわかりますが、警察は、木原氏の圧力が怖いのではなく、妻を逮捕して仮に材料が足りず空振りだった場合(不起訴)の責任追及が怖いのです。 しかも「一般人よりハードルが高い」と言ってるので、一般人なら逮捕して空振りだったとしても余り気にしなくて良いと思ってることがわかります
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この記事のうち「地域で見守る」という言葉を安易に使っても意味がないという点は確かに事実で、最近は精神医療に限らず経済・労働・福祉・介護なんでも「地域で見守る」という言葉を使えば解決案になるみたいな議論もあるが、具体的な手順や実現性が何もないことが多い。 tokyo-np.co.jp/article/261541
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こういうことの一方で、文春の記事では警察幹部が「議員の妻を逮捕しても材料が出てこなくて空振りだったら大変な責任問題になる。一般人なら逮捕のハードルは低いんだが」みたいなことを言ってるわけです。 twitter.com/yahoonewstopic…
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山下達郎は「いろいろ議論があるのは知っていますが、僕にも義理や恩義というものがあるので、立ち入るのは勘弁してください」くらいの当たり障りのない言い方で無難に済ますのかと思っていた。それだったらまだ救いがあったと思うのだけど
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「国家が権利(人権)を与えるのか?」という話は a.国家がない闘争状態では確かに権利を守れない b.だから権利を保護する"ために"国家を作った ...と考えるのが一応の答えだろう。 国家が権利をくれたのではなく、権利を守るため国家を作った。 歴史上の一つの模範解答例が、アメリカ独立宣言である。
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「国家がない混乱状態では人権もへったくれもないからそれらを守るためには国家が必要だろ?」 というのはその通りで、但し 「そのために国家を作った。逆に国民を害する国家(政権)なら国民は抵抗し変えることができる」 というところまでがセットである。 後半まで言わないからおかしくなる
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確かに人権はフィクションといえるがそのレベルでいうなら国家も天皇制も貨幣も法律もすべてフィクション twitter.com/furthest0812/s…