何度でもいうけど。 確かに人間のクズみたいなのはどこにでもいる。 だが、だからこそ『クリエイターは』とか『編集者は』とか大きな括りで現実の細部を見ずに断言する言説は、いわゆる陰謀論と大差ない(安易な対立構造を描いて俺は真実を知ってると悦に入る為の)戯言だと思った方が良いと思います。
前にも書いたけど、私なんて『気に食わない新人を潰すために企画をボツにする悪辣なラノベ作家』なんて噂を、同じラノベ作家の後輩に流された事あるぞ。 そんな権力あったら新人潰す前に印税率とか発行部数上げさせるわい。 新人潰す事が仮にできるとして、それがなんの特になるというのか。
編集者に限らないけども〉RT 小説家も漫画家もアニメ関係者もゲーム関係者も、有る事無い事流して喜ぶ困った奴はいるし、それは編集者でもプロデューサーでも同じ。 編集者だけが真っ当、トラブルはクリエイターが起こすモノ、とか大きな括りで分かったような気になるのは危険。 もちろん、逆も。
女神「水星って遅れてるのですね。ラノベでは全然ありですよ」 少年「誰が水星人か!」 女神「では」 少年「ちょっと!?」 その後、異世界で『少年』の姿を見たものは居ない。ガンダムで無双する少女なら居たが。
少年「いや、まって、たしかエアリアルはコロニー内とはいえ重力下で使ってたな。エアリアルが良いです!!」 女神「分かりました。ただし自動的に女体化しますが構いませんね?」 少年「なんて?」 女神「エアリアルは女性の為の機体なので」 少年「異世界に転生したら女体化?」
女神「流石にそれはおまけレベルではないでしょう。ファーストだって脱走してしばらく動かしてたから、それなりに大丈夫だとは思いますけどね」 少年「まぁ核融合炉ならしばらくはいけるか....」 女神「νガンダムとかどうです?」 少年「大気圏でファンネルとか使えるんです?」
少年「女神様は嘘つきなのですか?」 女神「そうじゃなくて。ガンダムっていっぱいあるでしょ? バルバトスとかでもいいの? 阿頼耶識手術する?」 少年「おおう、予想に反してガノタだ、この女神様」 女神「ターンAとか言われても困るし」 少年「というか補給ないと動かないですけど補給込み?」
女神「あなたはトラックに轢かれてしにました。ですが優しい私が異世界に転生させてあげましょう。あなたの望む最強の力を思い浮かべなさい、おまけにそれをつけてあげます」 少年「ガンダム!」 女神「ちょっと待って?」 少年「ダメなんですか?」 女神「いや、それは」
これはもう概ねその通りなんだけど(肥前先生を非難する意図はありません)面と向かって大学で教えてると、『結局言い方になるかなあ』とも思う。 相手のモチベ折りたいのでないなら、少なくとも『厳しい意見』イコール罵倒ではないとは思うけど、たまに『罵倒するのが格好良い』みたいな人いるから.... twitter.com/hizen_h/status…
要約についてですが。あえてなんというタイトルの作品かは言いませんが(確認されても答えませんよ) 「事故で自分の親友を死なせた事を引きずっている男が、親友の息子らと共にある難事を命懸けで解決する事によって息子と和解、改めて前に踏み出す物語」 この位、に整理できるかどうか。
ああ、それと。 前にも何度か言いましたが、物語のパターン、骨格レベルでの分解と整理の能力があるかどうかは、単純に映画でもなんでも、一本の物語を、 1:原稿用紙2枚程度に要約させる 2:更にそれを原稿用紙半分(200字)程度に要約させる 3:更にそれをログラインレベル(以下略
――ふと。 小説書きとしての能力を測る場合、実はポイントが幾つかあって、 『綺麗な(読みやすい、エモい等)文章を書ける』 事と、 『面白い(かつ整合性のある)筋立てが出来る』 事は、 全然別だったりするし、前者は写経的な鍛錬で短期である程度能力向上が見込めるけど、後者は……
初歩の初歩ですが、ネタの繰り方。 何か趣味なり仕事経験なりがあるとして。それを、本来は関係ない物語の構造に『強引に』組み込んで設定を緩衝材として馴染ませます。 もしくは面白いと思った作品があるとして、それと、縁遠いと思われる何かを強引に組み合わせて、設定で馴染ませます。
大抵の『突然開花する才能の主』は、基礎鍛錬レベルの事をしてる自覚が無い遅咲きの人なだけで、赤ん坊が突然、オリンピックアスリートになったりする事が無いのと同じく、『何にもしてない』状態でプロの水準に達する人はまず居ないと思います。
何にしても『ある日眠れる才能が』って感じで、ちまちま努力してる連中を尻目に彗星の如くデビュー! 人生一発逆転!!ってのに憧れる気持ちは痛い程にわかるし(人生挫折し掛けた事が何度か)、そういうのが創作物でも何度となく描かれては居るのだけども。
何の職業でも同じだけど、『誰でもできる(ように見える)事』でお金貰ってる以上、『多くの人には出来てない』事が出来てるのです。 同時に『誰でもできる事』の延長でしかないので、プロになったからって、『俺は他とは違う特別な存在』と思い込むと、切磋琢磨を怠って素人以下に転落が始まる。
なんか最近、創作系の学校の話をツイートする事が多いので、一つ「裏技」を書いておきましょうか。創作系の学校に通っている人向けのやつ。 これ、「D4DJ」の漫画でも使ったネタですが。 「自分と似て非なる仲間(友達)」を作るといいですよ。
私は基本的に生徒さんの意見や作品を頭から否定しませんが(こっちの方が良くない? 的な提案が主)、『より良いものを書くために』ではなく『ありのままの自分を全面肯定してもらう為に』書く人も居て、そういう人は作品の問題点を指摘すると人格を否定されたように考えがちなのが、ややこしい。
専門学校ではよく見かけたパターンなのですが。 コレを避けるために延々と自作を書かない、書いても見せない、もしくは見せて全面肯定されないと、次々と見せる相手を変えて全面肯定してくれる人を探す、という事に陥る人が。 別の人の意見を聞くのは良いのですけどね......その目的がね.... twitter.com/hibikiyu_/stat…
実際には、原稿書くのを中断して映画見に行くのって 1:単純に家から出て体動かして血のめぐりをよくする 2:あえて一定時間、原稿をやれない環境において、自分に書きたいという飢餓感をあおる 3:全然別の他人の作品からネタが拾える事がままある とぱっと思いつくだけでもこれだけの効能ある。
ややこしいのは、こういう話って、素人の眼から見ると「創作技術」に見えない事がままあるんすよね。  喜ばれないというか。  例えば、執筆に行き詰ってどうにもならんときに、「よし、映画見に行ってこい!」と言っても「それ創作技術と違う」と思うでしょ? twitter.com/game_sennin/st…
生徒さんから質問をうける。 主人公がある事でトラウマを負っているのだが、どうやって立ち直るかキャラの心の動きが考えつかない、との事。 そういう状況に自分がなったことがないので、と。
正直なところ、デビューするだけの力量は有っても、『仕事としてそれをする(続ける)』という主に精神面や常識、社交性で躓いて去ってった人を何人も見てるからね.... どこも新人さんを採用するのは博打なんだなあと。創作関連の業界は。
百歩、いや千歩譲って「報酬無し」はまあしょうがないとしても、「著者の校正チェック無し」は絶対にOKしたらあかんよ。前にそれでとんでもない「切り貼り」された事が二度ばかりある榊くんからの、忠告でした。>RT
――そういう訳で、11月に電撃文庫で、新刊出ます! なんだかんだで、ラノベ傭兵とか言われながら、あちこちで書かせてもらってきましたが、電撃文庫では初めてですね。ゲーム『サマナーズ・ウォー』のノベライズです!