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80代の多弁な認知症男性から「あんた女弁護士か!旦那も弁護士か?」と聞かれたので「いえ事務員です」と答えたら「ほ〜尻に敷いとるんやな!」。私が「いやうちは対等なパートナーなんで」と言うと「そんなわけないやろ!男が『尻に敷いとる』って言ったら『そうですね』と返さんかい!」と怒られた
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息子の「ぼくの好きなもの」と題する作文、家族や友達やサッカーや食べ物を挙げた後「でも一番好きなのは『ぼく』。だってぼくがいないと好きな人を大切にできないし楽しいこともできないしおいしいものも食べられない」とあり、親としては自分で自分を大切にできるならこの子は大丈夫かなと安心した。
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私、仕事もポンコツやし2人3人育ててるわけじゃないし「子育てと仕事の両立」なんかできてない…というコンプレックスがあり、子育てと仕事両立しててすごいね、と言われた時に「いやーうちは一人なんでアハハハ」と言ってしまったことがあって。でもその時4人子育てした先輩ママさんが真面目な顔で
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とある人が某市町村の某課から「うちの市にはDVなんてない」と言われたことがあると聞いて耳を疑った。DVのない自治体なんかあるわけがない。現にその市町村に住む方のDV事件の依頼は複数受けている。学校が「本校にいじめはありません」と回答するのと同じで把握していない=存在しない、という謎理論
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もしかしてDVっていうのは殺される一歩手前の身体的暴力があり加害者は必ず逮捕されて新聞に載るのだとか誤解してるのかな。えっ行政にまだそんな人いる?そんな人が住民課とか行ったらDV被害者の置かれた状況を想像なんてできず閲覧制限かかってるのに住所地漏れたりするわな…なんか怖くなってきた
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ワンオペ妻が病気で入院手術するのに、夫が入院期間中さえ休み取れないらしいんだけど大企業なのになんで?子ども達の親は妻だけ?大手術中妻に万一のことがあったらどうすんの?手術中待機もせず妻の命より優先させなきゃいけない仕事って何ですかね戦争終わらせるための大将同士の密談交渉とかですか
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ミレーナ麻酔保険適用の件も性犯罪法改正の件も根っこは一緒で、そもそも制度設計や法の枠組に一般的な女性の視点が欠けていて、女性専門家は男性中心に作られた制度の中で学んできているので、女性専門家といえども女性当事者の多数の感覚が乖離してしまいがちなことに注意しないと…自戒の独り言。
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わざわざ「子ども庁」って名前にするんだから子どもの権利について多額の予算をつけて全国に20人学級とか性教育の出前授業派遣とか児童相談所職員倍増とか実現したらいいなとほんのちょっと期待してたけど、トップの人事からしたら産めよ増やせよのお国目線の政策に注力する庁みたいなのでいりません
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たくさんの人が言い続けているとおり、多様な家族が様々な事情の中で子育てしやすい社会にしないなら子どもは増えない。結婚したくない人達を結婚させようとか産みたくない人に産ませようとしたりするのではなく、教育費が高いから3人目を諦めている夫婦が3人目を育てようと思うような社会の実現を。
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リプ欄含めての感想は、まだまだ世の中の多数派には、私みたいに仕事して家族を養うことに命かけてる女とか、子育ても仕事も一人で責任持ってやっているシンママさん達は見えていないんだなって。 twitter.com/Cryptobanker_Z…
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息子の自己紹介の作文、好きな歌が「もうこいなんてしない」、好きな歌手が「MISIA」、好きな漫画が「キャプテンつばさ」、好きな食べ物は「白えび」と書いてあって、君は何歳なんだ感満載だったけど、最後は「ぼくはねむくてはらへってたらあばれます」と8歳らしい文で締め括ってあった。
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セクハラ講習をしたら銀行のOBから「女性行員の制服は歳をとったら着にくいと思うようにわざと若い女性向けのデザインにしている。行員同士で結婚したらわざと夫を県外へ転勤させる。女性には早く辞めてもらって窓口には若い女性を置きたいから。これも問題ですか」と質問されたこともあったからな… twitter.com/tmaita77/statu…
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70代OBの感覚だしさすがに今はそんなことないと思いたいけど、私が年配男性の士業の方に「先日こんな質問があってありえない!」と憤慨しながら話をしたら「若い労働力を安く使おうという企業判断だからいいんじゃないですか?」と言われた時は、もう誰にどこから突っ込んだらいいのやらやったな…
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RT そう、昨日とあるツイートにモヤって日常の不便を呟いてしまったけど、私達が選択的夫婦別姓で取り戻そうとしているのは不便なく日常生活が送れることだけではなく、姓を含む名前が私達の尊厳、人格権に関わることだから。結婚で改姓してうつになった友人は改姓してから初めて惨めさがわかったと。
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私の知る限りDVモラ配偶者ほど離婚条件に「もう◯◯家の姓を名乗らないという約束」とか「親権は渡すが子どもの姓は◯◯のままにする」とか言う。創始改名も植民地の人間の尊厳を奪う手っ取り早い方法だった。いじめも嫌なあだ名をつけることから始まったりする。他人の名前を軽く見ないでほしい。
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ご自分が配偶者の姓になりたい人はどうぞ、なのです。あなたの名前をどう考えるかはあなたの自由だから。でも他人の名前に「あなたの尊厳はどう呼ばれるかくらいで揺らがないはず」とか「名前が尊厳に関わるなんておかしい」とか「あなたの尊厳より社会制度が優先されるべき」と決めつけないでほしい。
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「愛する人と結婚したい」という気持ちと「自分の姓を愛する人の姓には変えたくない」という気持ちは両立するんですよ。いくら愛していてもその人の姓になりたくない人もたくさんいるんですよ。「愛してるなら名字を変えて」じゃねぇんだよ。それはあなたを愛してくれる人の尊厳を奪うことなんだよ。
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調停委員が相手方のことを「ご主人」「旦那さん」とか「奥様」とか呼ぶの、正直すごく違和感あるしイラっとするの私だけですか?紛争の相手方なんだから「太郎さん」とか「花子さん」のように名前にさん付けで呼んでほしい。調停委員は年配の方が多いから世代間の感覚の違いはあるんだろうけど。
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私も独立前に「ご主人がしっかりしたところにお勤めだから家計を気にせず独立できていいね。男性だとそうはいかないから」と言われたことは事あるごとに思い出す。私の夫より高収入の女性を妻に持つ男性弁護士はそんなこと言われてなかったのに。女性のキャリアを勝手に夫とセットで評価しないでほしい
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「コミュニケーション能力に難がある」と色んなところで言われてトラブルが起きる方の特徴は、一緒に陳述書を作成すると少しずつわかる。日本語として明らかな文脈なのに何度読んでも意味がわからなかったり全く違う文脈で捉えたりする。誰かから言われたことも正しく捉えることができない。たとえば→
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この手の依頼者さんは珍しくないのだけれど、相手方の書面も日本語通りに読めなかったり過去の事実を記憶どおりに表現できなかったりするので、事実と評価をごちゃ混ぜにした全然的外れな反論メモを作ったりしてしまう。打ち合わせして聞いた方がまだマシなのだが打ち合わせにとにかく時間がかかる。→
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ご本人としては①他者が発信する日本語が正確に読み取れない、②自分の認識や気持ちを正確に発信できない、というのがあり、それが元で色々トラブルが起きたり仲間外れにされたりする経験が積み重なると、何が言われたら「また責められた」と被害妄想的にしか捉えられない、という悪循環に陥る感じ。→
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本人「Aから仕事ができない、と言われた」
私「Aさんは『仕事ができない』という言い方をしましたか?正確に教えてください」
本人「正確にはちょっと違う…コピーはこうとって、とか」
私「それは『仕事ができない』という言葉とは意味が違いますよ」
本人「えっそうなんですか!!」
という感じ。→
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ただそういう方も私が要点をまとめて話したり、簡潔なメモを見せながら話すと、スッと理解してくれたりするから、要はやり方次第でもっと生きやすくなるのだろうと思う。ソーシャルスキルトレーニングって程度の差はあれ全ての子どもに必要ではと思うのだけれど、今の学校教育には組み込めないのかな…
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相方から「素朴な疑問なんやけど…同居中は家事育児しないし、別居したら婚姻費用払わないのに、面会交流だけやたら主張する人達って、何考えてるん?」って聞かれたんだけど、私が聞きたいわ。