🍀いちは🍀(@BookloverMD)さんの人気ツイート(リツイート順)

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以前このエピソードを書いたとき、「自業自得だ!」「因果応報だ!」みたいなリプがついたが、ちがう、そうじゃないんだ……。 その発想は、たぶん、疾患差別と根っこのところでつながっている、あるいはつながろうとしている。 誰にでも起こりえるのが、病気なんだ。
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精神科医からのお願い。 家族が「死にたい」と言い出して受診させる場合、クリニックではなく、その場で入院を決められる精神科病院を選んでください。 一日の遅れ、場合によってはたった数時間が、取り返しのつかない自殺決行につながることがあります。
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「病院を脅迫する家族がいる」というのは、とても大切な診療情報である。 これを隠したまま他院に紹介するのは、他院からしたら騙し討ちのようなものだ。
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依存症の人向けの集団講義をすると、 「Aさんは態度が不真面目、Bさんは居眠りで、腹が立つ」 と不満を受けることがある。 「あなたにとって、Aさんは大切な人?」 「いいえ、まったく」 「あなたの回復に、Bさんは必要な存在?」 「いいえ」 これだけの会話で、自分の課題に気づける人も多い。
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あの番組、中島誠之助さんが続けてきた配慮が浸透したのか、昔に比べて他の鑑定者もすごく優しくなった気がする。 大切にされてきた安物を笑わない。 たとえばオモチャなら「たくさん遊んであげてください」みたいな声かけがされるようになった。
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かつて勤務した病院で、重度の精神疾患のため長期入院している初老男性がいた。大変な症状があったが、それでも、彼の弟さんは盆と正月には必ず家に連れ帰って二人で過ごした。弟さんは言う。 「兄貴のおかげで進学できたから」 あの兄弟を思い出すたび、いろいろな感情がわき起こる。
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患者さんの家族(刑務所から出所直後)が外来に付き添ってきて、こちらを威嚇脅迫するようなことを言ってきた。反論しようと思えばいくらでもできる内容だったが、あえて一言こう尋ねた。 「それ、どういう意味で言ってます?」 相手はこれで黙った。 質問の力はすごいなとしみじみ感じた。
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74歳女性。 津波から逃げるとき、孫が助かったのを見届け、自分は逃げきれないと悟り、 >「生きろよ! こっち見るな! 後ろを振りむくなよ、がんばって生きろよ! バンザイバンザイ!!」と流 れていきました。 amzn.to/3ZwJqcS
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義母が「気分が落ち込む」と精神科クリニックを初診してもらった薬。 このクリニックに通うのはやめさせます。
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「家族が死んだ」という妄想のある入院患者さんに、「生きてますよ」と訂正する。この訂正は、相手からすると「否定」だ。 では、どう答えるか。 「もし亡くなったと連絡があれば、真っ先にお知らせしますよ」 こうすれば、相手を否定する言葉の「圧力」は弱まる。
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近隣住民も被害に遭っており、納屋に置いていたものが頻繁に盗まれていたらしい。 家族に信じてもらえたことが良かったのか、よく眠れるようになったそうでめでたく終診。 もし初診の時点で物盗られ妄想だと判断して薬を処方していたら、彼女の残りの人生は大きく損なわれていたのではなかろうか。
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大切なことなので改めて。 #育児のヒヤリハット 「学校に水筒を持たせ忘れて、危うく脱水」 この対策は「水筒を持たせ忘れない」ではない! 「水道水は飲んで良い」を教える!!
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物盗られ妄想の人だと、これが逆になる。「いつ盗られたのかは分からないし、現場を見たわけでもないが、盗んだのはアイツだ」と、自分の感情にとって都合の良い決めつけをする。 彼女の場合、それが全くなかった。続
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コロナ対応で病院が大変な現在、大量飲酒して救急に運び込まれる人に腹立たしくなる医療者のお気持ちはよく分かる。 ただ、断酒会やAAなど自助グループは、会場の貸し出しストップにより休会しているところが多く、依存症の当事者にとっても受難の時期ということも、どうか頭の片隅に……🙇
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娘たちには「相手に悪いこと、痛いことをしたら謝りなさい」と教えている。 それと同時に、謝られるほうには、 「許すかどうか決めるのは自分。納得するまで許さなくても良いんだよ」 と教えている。 twitter.com/BookloverMD/st…
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この女性たちも含め現場にいた人で、状況が落ち着いたあとに恐怖感、食欲低下、動悸、不眠など、「なんかいつもと違う」と感じることがあるかもしれません。 そういうときは、早めに信頼できる人に相談してください。
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話を聞くと、妄想っぽさがない。この感覚の説明は難しいが、敢えて言えば「都合の良い決めつけ」がない。 例えば「いつ盗られたことに気づいたか」という質問には具体的に答えられるのに、「犯人の目星はあるか」という問いには「さっぱり分からない」と言う。続
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幻聴や妄想を否定せず修正に持ち込むのに必要なのは、ほんの一工夫だ。 そういう症状のある人たちと頻繁にやり取りしながらでないと磨けず、漫然と対応していても身につかず、また身についても使わなければ鈍る。 これはセンスではなく、技術だ。
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ボーナスカットで退職するナースが話題。 「それくらいで辞めるなんて」と言っている人たちに向けて例え話を。 童話「大きなカブ」は、最後にネズミが加わることで抜けるわけだが、カブは「ネズミごときに抜かれた」わけではない。 最後の一押しになった出来事を、最大の原因と勘違いしないように。 twitter.com/BookloverMD/st…
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娘たちが「ずるい」を頻繁に使うようになったので、なるべくやめようと話した。 「ずるい」は相手の行動や考えを悪く言う言葉。でも、言いたいのは「いいなぁ」「イヤだな」「私もしたいな、欲しいな」ということだよね。その気持ちを言おう。 「パパいいなぁ、私もほしい!」 ナイスです!!👍
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アルコール依存症の人に普段なに飲んでるか聞いたら、10人中11人くらいがストロングゼロって答えるよなってくらい、ストロングゼロばっかり。
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認知症の検査では、年齢のわりにしっかりしたほうだった。とりあえず診断は保留。2週後の再診予約とした。 次の診察時、息子がやや興奮ぎみに語った。 「先生、どうやら本当に盗まれているみたいです!」 続
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ずいぶん前、赤ちゃんの幻視に悩まされる90代女性を診察した。 よく話を聞くと、彼女が若いころ、不幸にして喪った新生児がいたことが分かった。それは、診察に同伴した60代70代の息子や娘も知らなかった「母のつらい過去」。 家族みんなで慰霊するようになり幻視は改善。 医療と怪談の狭間か。
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社会的に影響力のある人は、「謝っても永久に許されない社会はなんか違う」とか「当時の時代背景も理解しないと」とか美しいことを言う前に、 「今、いじめている連中、よく覚えとけ。お前らが将来どんなに成功しても、今のお前の行ないが未来のお前を呪うことになるからな」 と伝えてほしい。
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名前を呼ぶ幻聴のある人。 「呼びました?」 「(呼んでません、じゃなくて)なにか聞こえました?」 「名前を呼んだでしょ?」 「なんて呼ばれました? 苗字? 名前?」 「苗字」 「◯◯さんって?」 「うん」 「私の声?」 「うん」 「口は動いてました?」 「いや……見てない……」