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りゅうちぇるが叩かれているのは、今回の「行動そのもの」ではなく、「これまでの世の男親に喝を入れてきた言動と、今回の行動とのギャップ」だと思うので、バッシングに対して「pecoさんが受け容れたなら第三者が〜」「二人が決めたことなのに外野が〜」という擁護はズレてるのかなと感じる。
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ある患者さんの家族がモンスタークレイマーで、ひどいときは「病院に火つけるぞ!」と脅迫するほどだった。
その患者さんが別の病院に移ることになり、診療情報提供書には家族の脅迫についても記載した。
後日、家族から怒りの電話が入ったが、「事実ですよね?」と返して切った。
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施設へ入所している高齢者の面会に来た家族が、
「息苦しいでしょ」
とマスクをそっと外してあげて、自分たちもマスクを外し、互いに久しぶりに素顔を見れたと喜んでいたそうだ。
心温まる話のはずだったのに、翌日、高齢者のコロナ陽性が判明。家族も濃厚接触者に……。
今は、どうかマスクを。
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>日本酒換算3合を365日飲んでいると、男性の場合、だいたい10年間で依存症になり、女性だと6年間でなる
>要するに、人が生涯において「安全に飲めるお酒の量」というものはあらかじめ決まっている
薬物に過剰に厳しく、アルコールに甘い日本 buzzfeed.com/jp/naokoiwanag…
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>偉大なアーティストは同時に偉大な知性であって欲しかった。
普通の人は、アーティストより大学講師にこそ知性と理性が備わっていて欲しいと思うのでは?
松任谷由実さんに「早く死んだほうがいい」 政治学者・白井聡 j-cast.com/2020/09/013933…
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依存症で入院中の患者さんが、
「Aさんは不真面目、Bさんは居眠り、腹が立つ」
と不満を語ることがある。そこで、こう尋ねる。
「Aさんは大切な人?」
「まったく」
「あなたの回復に、Bさんは必要な存在?」
「ぜんぜん」
この会話で、「自分の問題に集中する」という課題に気づける人も多い。
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精神科の患者さんには「スルーする力」の弱い人が多い。
「耐える力」はもっているのに、いや、もっているからこそ、「スルーする力」を鍛えぬまま、耐えられない段階まで耐えてしまう。
たとえ耐える力が弱くとも、スルーする力を駆使して生き抜いている人は、強い。
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ブックオフ社員だったとき、バイト面接にロン毛の若い男性が来た。
足を組み、ヘラヘラッとした雰囲気だったが、話してみると悪い人でもなさそう。人手不足もあって悩んだが、当時の店的にロン毛は敬遠対象。
結局、「ロン毛」を理由にお断り。
翌日、彼から店に電話。
「髪、切りました!」
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その指導医は続けて教えてくれた。
「あの人、入院直後は薬を飲みたがらないけど、押し問答するんじゃなくて、こっそり『俺のメンツも立ててよ』ってお願いしたら飲んでくれるよ」
さすがに試せなかったが、記憶に残るアドバイスだった。
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電車で「ベビーカーが邪魔」「赤ちゃんの泣き声がうるさい」など文句があるので、「ベビーカー優先車両」「赤ちゃん泣いて良い車両」を作ろうという意見があった。
一見良さそうだが、実はまずい。
ベビーカー優先車両を作ると、容易に「普通車両にはベビーカーを乗せるな」にすり替えられてしまう。
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この話には後日談がある。
自由な服装、派手なものと言われても、1980年代末の田舎の中学生なんて、そんな服は持っていなかったのである。
結局、ほとんどの生徒が緑ジャージを着て山を登ったのであった。
遭難しなくて良かった〜。
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コロナ禍の初期にあった疾患差別と、1日20万人の現状から、他の疾患に対する差別についても考える機会になることを望む。
たとえば統合失調症、うつ病、発達障害、認知症……。
自分は無関係と思いきり差別していても、コロナと同じく、自分や家族や大切な人が発症するかもしれない。
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「黙食かわいそう」と思っていたが、逆に黙食になって精神的に楽になった子も少なからずいるだろうな。
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子どもが薬を飲んでくれないときは、その子の年齢にもよるが、誤魔化すことはせず、まずはきちんと自らが病気であること、その治療のためには薬が必要であること、薬を飲んだら楽になることを、なるべく平易な言葉で、できる限り時間をかけ、感情的にならずに、繰り返し説明しても飲んでくれません。 twitter.com/kappa1019/stat…
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これから少し、反省というか、懺悔というか、そいうい話を書く。
不快に感じる人がいるかもしれないし、わざわざ書くことでもないのだろうが、数ヶ月後、数年後に誰かがイイネやRTすることで、俺に今日の気持ちを思い出させてくれるかもしれない。
いくつかの連ツイになる。
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精神科病院の中には「暴力が頻発して他の病院では手におえない人」を積極的に受け入れてくれるところがある。
ある人の転院相談で電話したことがあるが、対応した女性は軽やかに、
「うちのスタッフなら対応可能です。みんな本格的に柔道やってますから」
ただ、ほぼ常時、満床。
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痛そうに見える自傷行為の多くが、実は「痛み止め」。
自傷行為の経験がない人でも、たとえば注射されるとき太ももをつねったり、怪我したときに身体のどこかを痛いくらいつかんだりしたことはあるだろう。
耐え難い痛みを誤魔化すための、別の痛み。
そこに「我が身の大切さ」はあまり関係しない。
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子どもが何人かいて、そのうちの一人に障害があるという女性が、こんなことを言っていた。
「ふとした時、たとえば外食や旅行での入浴などで、夫が常に、当たり前のように『障害のない子たち』の隣に座り、彼らを風呂に入れる。とても良いパパなんだけど、私は地味に削られていく……」
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コロナ患者を受け入れている中規模病院の副院長が嘆いていたそうだ。
「自治体から病床を増やすよう依頼があり、増やしたは良いが、少し落ち着くと、もう不要で補助金停止と。また患者が増えたから病床増やして……と。ハード確保はある程度すぐにできても、人事はそんなにコロコロ変えられないよ」
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中高生のころ、近所にある作業所に通う人をバカにして、「キチガイ」と呼んでからかっていた。でも、いまは自分がそこに通ってる……。
過去にそういう話をしてくれた人がいて、「いつ自分や家族が発症するか分からない」という警句を書くときには必ず思い出す。
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>大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物
医療に携わる者として、この一文には強く激しく怒りをもって抗議します。
日ごろこんなことは書きませんが、これは謝罪とともに撤回すべきです。 twitter.com/norinotes/stat…
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田舎にある実家でも、コロナそのものより、感染によりコミュニティから迫害されること、「針のむしろ」になることへの恐怖のほうが大きいという。
ただ一方で、日本のこういう風潮が自粛(正確には萎縮か)を促し、マスク着用率を高め、感染拡大を抑える一因にはなっているのかもしれない……。
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田舎で生活保護をもらっている中年女性。
プランターで野菜を作ろうとしたら、保護課から、
「少しなら良いが、たくさんはダメ」
と指導された。理由は「販売するかもしれないから」。
自立させたいのか、させたくないのか、よく分からない仕組みだ。
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職場の仕事ぶりから「発達障害では?」と検査を勧められ来院するも、実際は知的障害ということがある。
ところが、両親は「普通」と思っていることも多く、この場合、実はその両親にも知的障害がありそうだと感じることがある。
それとは別に、両親が無意識に「松葉杖」になっているケースがある。続
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コロナ禍が始まり、小学校からの通知に「発熱で休む場合には欠席扱いにしない」というのがあった。
今までこれがなかったのが不思議で、ようやく正常な状態になったのだと感じる。
体調不良でも「欠席」を気にして登校する子が少しでも減ると良いし、その感覚が社会に浸透するともっと良い。