正直不動産、今週はもう7話だよね。 競馬で【ひとり旅】という言い回しがあるのだけど、『じゃ、そういうことでっ』って感じで、どの馬よりも先に、しかも余裕で、ゴールを切る姿が想像できる。 次回は若き日の主人公が登場するわけで。 失速する気配も要素もまるで感じられない。 強すぎる。 twitter.com/aidatoji/statu…
【本日のキャッチフレーズ】 表現を真剣に見つめればプライスレスなキックバックを受けとれる。 平野紫耀からわたしたちはすでに財宝のようなキックバックを受けとっている。 それ以上を望むのは強欲でしかない。
正直不動産。 健全すぎるヒロインがなぜ浮かないのか。はしゃぎ気味の部長がなぜ悪目立ちしないのか。 彼女彼らのオンの芝居(銀行員も)に対し、山下智久がオフの演技を貫いているから。草刈正雄もオフ気味だが、キーは市原隼人で、歌舞いているのにオフ、という折衷芝居。素晴らしきミクスチャー。
「正直不動産」の成功は、オーソドキシーの復権を意味する。 当たり前の連ドラをめざす作り手は、今後、この名作をお手本にするだろう。 本日より、「正直不動産」は、未来のドラマ史に貢献していくことになる。 風に、乾杯。
しっとり と すっきり 山下智久には 両方の魅惑が 同時にある タイプの異なる 化粧水のようだ twitter.com/aidatoji/statu…
杉咲花はさすがだな。 無言のシーンの情報量の高さ。 あの密度の詰まり具合は、平野紫耀と相性がいい。平野も質量に優れているから。 twitter.com/aidatoji/statu…
わたし小中と9年間ヴァイオリンやってたの。ヴィヴラート奏法ってのがあるんだけど演技に置き換えるとこれにやられちゃうお客さんは多い。ピアノにはそういうのがなくてミスタッチが許されない。弦は多少誤魔化せるけど鍵盤は正確無比じゃないとダメ。平野紫耀には何気にそういう厳格さを感じるのだ。 twitter.com/aidatoji/statu…
追記。 【じゃこう】という日本語の響きも、自分が感じた横浜流星のイメージです。 「ムスク」はあくまでも意味であって、字面も含めて「麝香」って感じ。 野生、儚さ、余韻。 濃厚、淡麗、後ろ髪。 まぜると危険な流れ星。 twitter.com/aidatoji/statu…
忘れていたが、2019年の暮れ、大倉忠義さんにお逢いした際、「来年の主演男優賞は『窮鼠はチーズの夢を見る』の大倉さんなんですよ」とお伝えしていた。 『窮鼠』が完成したばかりだったんだよなぁ。大倉さん、よろこんでくださいました。なにがどうすばらしいのか、きちんと説明した。つもりです。 twitter.com/aidatoji/statu…
自分の推しを守るために立ち上がるひとびとが、推しも含めてありとあらゆるものを破壊していることに、いい加減気づいてほしい。
山下智久は 肝心なときほど 顔が微動だにしない。 正直とは不動のこと。 正直不動産とはよく言ったものだ。 『不動』と言えば三池崇史。 加藤雅也は、三池崇史との『荒ぶる魂たち』を彷彿させる仕上がり。 言うまでもなく山下智久も市原隼人も山﨑努も三池崇史役者である。 これは男たちのドラマ。 twitter.com/aidatoji/statu…
相田冬二賞 唯一の【殿堂入り】 二宮和也は あらゆる賞から 対象外となります が 『ラーゲリより愛を込めて』の 彼については 再来月に小論をリリースします
女の子が、ふいに目をさます。そして起きあがる。彼女の目に映る平野は、もう彼女を見ていた。 平野のカットは1秒ほど。 そこにあらゆるものが詰めこまれている。が、微塵も説明的にならない。 静かなる電光石火。 演出側が平野紫耀を深く理解しており感動。 twitter.com/aidatoji/statu…
わたしの主戦場は映画ですので、もちろん映画俳優としての平野紫耀にも大きな興味はあります。 が、クロサギを観れば観るほど、クロサギの平野紫耀に集中したい、との想いが強くなりました。 ご理解いただければ幸いです。 twitter.com/aidatoji/statu…
彼らにしか見えないスポーツをしているようだった。 彼らしかルールを知らない競技にいそしんでいるようだった。 媚びが、ない。 おれたちには見えているんだ。おれたちにはそれがあるんだ。 その確信だけで出来上がっているダンスだった。 twitter.com/aidatoji/statu…
初めて大野智さんにインタビューしたとき、スタジオでこの曲が流れてて「嵐の曲って、いいよね。おれは好きだな」って言ったことは以前tweetしたけど、もう何年も前なのに、あのときの大野さんの声が聴こえるくらい鮮明。ちょうど最初のサビにかかるところだった。特別な曲。
(→)それ以上に彼のこころの傷のカムフラージュなのだ。さらに言えば彼は自分以外誰にも理解できないであろう過去をそっと抱きしめている。崩れ落ちそうになる自身をどうにか支えるための【柔らかな鎧】。それが着心地よさそうな質のよいあのパーカーだ。平野紫耀演技が主人公を労っている。(→) twitter.com/aidatoji/statu…
演技はセッション。 これは一つの考え方であるだけで、必ずしも、そうしなくてよい場合がある。 特に、平野紫耀のような魔王タイプは。 彼は常に「こうでなければならない」をすり抜ける、ニュータイプのスタアだ。 twitter.com/aidatoji/statu…
演出的には、アパートの階段の使い方が、平野紫耀の特質をきちんと見極めていて、秀逸。アパートの外の平野は、水を得た魚。黒島結菜につかつかと近づいてくる様はゾクゾクする。何をしでかすかわかんない感じ。 来週はいよいよ山本耕史が食材。平野シェフの包丁さばきに期待。 あんこは、正義。 twitter.com/aidatoji/statu…
正直不動産が信頼できるのは、人情の取り扱い。 脱構築されていて、ポップだし、洗練もある。ベタベタと泣きに傾くわけじゃないし、かと言って雑ではないし、さらりと丁寧。だから山下智久の演技フォームとの乖離もないし、ふっと寄り添ういいディスタンスがある。 人情に、ドラマのセンスは出る。 twitter.com/aidatoji/statu…
秀逸なカヴァーを評して「自分のものにしてる」とかいう言いまわしがあるじゃん。あれ、全然違うと思うんだよね。もし「自分のものにしてる」とか感じさせてるなら、あんまりいいカヴァーじゃない。 世界でたったひとつのスタンダードナンバーに向きあう敬虔さ。 二宮和也のアルバムは教えてくれる。
才能というものが、ファンに独占されることなく、ひろく開放されることを祈っています。 それが文化だから。 それが芸術だから。 ニノのことをよく知らないひとが、二宮和也のアルバムに耳を傾ける未来がきますように。 そうなれば日本も少しはよい国になると思います。
なんとなくの表現は、ただのひとつもない。 すべての感覚が、みなぎっている。 あらゆる行為が、ほとばしっている。 演じ手も、わたしたちも、全集中の呼吸で、臨んでいる。 twitter.com/aidatoji/statu…
平野紫耀はお蕎麦だ、と書いた。 確かにざらついているのに、エッジの立った、天然の香り漂う、キレのよい表現は、十割蕎麦を想起させる。 だが、一時期、蕎麦屋めぐりをしていた者としては、平野には変わり蕎麦の趣も感じる。 たとえば、レモン。あるいは、柚子。 ヘンな平野は変わり蕎麦でもある。
そんな未来などないことはわかっているが、平野紫耀と黒島結菜が三浦友和の店で和菓子デートする日が来てほしいとおもう。 放映終了後の企画とかでいいので。 中村ゆりの気持ちで、そっとみまもりたい。 twitter.com/aidatoji/statu…