正直不動産、今週はもう7話だよね。 競馬で【ひとり旅】という言い回しがあるのだけど、『じゃ、そういうことでっ』って感じで、どの馬よりも先に、しかも余裕で、ゴールを切る姿が想像できる。 次回は若き日の主人公が登場するわけで。 失速する気配も要素もまるで感じられない。 強すぎる。 twitter.com/aidatoji/statu…
あらためて今期は正直不動産の独走だと確信した。 全盛期の千代の富士状態。 ライバル不在。 孤独な無双。
正直不動産。6話。 まるで最終回のように威風堂々。 山下智久と市原隼人の至近距離対峙はそれぞれのデフォルメを突き詰めた末にもたらされる透明な強靭さ。 これぞ芝居の純米大吟醸。 曇り空には曇り空の美がある。 晴天には晴天のせつなさがある。 雨には雨の優しさがある。 山下の深化は止まらず。
映画『流浪の月』劇場用パンフレットが届きました。 作品の輪郭によりそう素敵な表紙、中身も愛おしくなるデザイン、レイアウトです。まなざしに留意した写真選びも秀逸。 広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、種田陽平(美術)、原摩利彦(音楽)のインタビューを手がけました。ぜひお手許に。
操る、という表現が的確かもしれない。 成りきり芝居というものは(ごく一部の天才を除いては)大抵下品だが、自分を自分で操るセンスのある演技者は、いつだってうつくしいものなのだよ。 山下智久にとって、身体は客体なのだと思う。お風呂の湯船につかる場面に、その感覚がよくあらわれている。 twitter.com/aidatoji/statu…
アルジャーノンに花束を。 すごいのは、山下智久が別人に変身しているというより、これがほんとうの山Pなのではないか、と思わせること。 リアルとは構築するもの。彼がいかに構築型のリアリストであるかがよくわかる。成りきるのではなく、リアリティを「そこ」に立たせ、ひとり歩きさせている。
山下智久は 肝心なときほど 顔が微動だにしない。 正直とは不動のこと。 正直不動産とはよく言ったものだ。 『不動』と言えば三池崇史。 加藤雅也は、三池崇史との『荒ぶる魂たち』を彷彿させる仕上がり。 言うまでもなく山下智久も市原隼人も山﨑努も三池崇史役者である。 これは男たちのドラマ。 twitter.com/aidatoji/statu…
great。 いまの山下智久にふさわしい形容詞はこれだ。 twitter.com/aidatoji/statu…
正直不動産。第5話は最高の出来。 加藤雅也の憂いと震えが交錯する血の通った静かなる熱演。 真実に辿り着くまで声を一本筋で積み重ね後ろ姿の相手に届かせようとする山下智久の正直ひとり旅。 そして最終盤。 静かな風を浴びてから「ごめん」と吐露するに至る発語のありよう。 まさにso far so good。
しっとり と すっきり 山下智久には 両方の魅惑が 同時にある タイプの異なる 化粧水のようだ twitter.com/aidatoji/statu…
2022.6.17金曜日 2030スタート 《TOKYO 山P/智久不動産》 『正直不動産』『TOKYO VICE』が絶賛放映中の山下智久。最終回を見届けた翌週、山P万華鏡についての会を開催します。 滴る色気、クールなセクシー。 ときにウェッティ、ときにドライな山下智久の魅力を存分に語り明かしましょう。 DMにて
山﨑努にこんなふうに言われる男。 それが山下智久なんだな。 おれが見届けられるのもあと数年だと思う。 でも、正直不動産が観れてよかった(まだ完結してないけど)。 twitter.com/yamazaki_do/st…
山下智久には山下智久だけの姿勢の良さがある。 第4話のカップ麺食べてる風情にもしびれたが、以前のエピソードでのコンビニおにぎり姿がとにかくすごかった。 コンビニおにぎり食べててあれだけかっこいい人っていないんじゃないか。 決して高級ナイトウェア効果ではなく、彼の姿勢によるものだと思う
相田冬二賞2022 最優秀男優賞候補 山下智久 正直不動産
山下智久には見えてるんだろうな。 針の穴が。 その穴は彼にしか見えないのだが、そこに彼が糸をとおすと、だれもが納得する表現が立ち現れる。 明るくコミカルな風情のドラマだから、気楽にたのしめるけど、ものすごい黄金律が宿っているよ、あの芝居には。 正直不動産、第四話、たのしみすぎる。
知性とはそもそも、光と影両方を孕んでいるものであり、常に完全に分離することなく、互いを束縛し、軋轢を生じさせている。 二宮和也は、こうした知性の取り扱いに長けた表現者であり、その技は、圧迫した状況であればあるほど冴えわたる。 シーンが切り替わる際の表情の余韻が、相変わらず凄まじい。 twitter.com/aidatoji/statu…
マイファミリー。 SNS時代の誘拐事件。このキャッチーな観点は、おそらく目眩しであり、本作の主眼は二宮和也の存在それ自体が、作品のミスリードと化している点にある。 言ってみれば、彼はわたしたち視聴者とネゴシエート(交渉)しているのであり、そんなことができる役者はいま、二宮しかいない。
第3話、おれの好きな山下智久だわ。 前に出ない山P。 『コード・ブルー』劇場版のときの、不在なのに、場が山Pしてる感をここで繰り出してくるとは。 技のデパートメントストア。 そして作り手が山下智久をこころからリスペクトしてることが伝わり、多幸感。 次回は風吹ジュンか。 ますますやべえな。
連ドラの面白さは、芝居が進化し、キャラクターが更新されていくこと。 山下智久は、同じメロディを変奏したり、楽器をかえて演奏したりもする。 『正直不動産』はヴァイオリンとギターの二刀流みたいになってて、どんなヴィヴラートを効かせるのか、どんなディストーションになるのか、わくわくする。
第2話は、幅がすごかった。 おれは船酔いする。一回めと二回めで微妙にツボを変えていて、モノローグの達人ぶりが際立つ。久しぶりに声を出して笑った。 はやくも嘘か本音かはどうでもいい領域に表情が運び込まれており、要所要所挟みこまれる虚さもセクシーで、目が離せない。 正直不動産。山下智久。
山下智久の演技表現も【風】というタームで読み解く、佳い機会かもしれない。 【風】は、優しいし、厳しいし、つめたくて、あたたかい。 ゴルフで言うところのアゲインスト(向かい風)にも、フォロー(追い風)にも、山下智久の芝居はフィットし、とくべつな情景を創りだす。 かれは稀有な【風】だ。
『正直不動産』ようやく視聴開始。山下智久の演技に落涙。まなざし・振る舞い・声の連動が、コミカルな設定をこえて真実を運びこむ。 薄っぺらな人間など、この世にいない。山下のさらりとした厚み(まさに和菓子の味わい)には、カジュアルな敬虔さがあり、風を歌いつづける小田和正との相性も最高。
横浜流星のインタビュー、脱稿。 「流星くんの優しい感じの出たいい原稿ですね!」 (編集者さんの弁) 映画『流浪の月』劇場用パンフレット、乞うご期待🌙
しかも、ベテランが若手を可愛がってる、っていうんじゃない。 同じ役者として、同じ舞台に立つ者として、リスペクトしておられた。 あの山﨑努が、前のめりになって語っていたのである。 twitter.com/aidatoji/statu…
あの山﨑努がtwitterをはじめていて、衝撃。 タイミングからして、新作ドラマのため、というか山下智久のため、と思えてならない。 映画『クロサギ』劇場用パンフレットでインタビューしたとき、「おれのことはどうでもいいんだよ」と言って、延々、山下智久のはなしをしていたことを想い出す。鮮烈。