決め台詞のとき、顔を揺らすという技は普通使わない。 啖呵を切るとき、役者は大抵、漫画のように静止する。 だが平野紫耀は、顔を絶妙に揺らしながら、やる。 驚きと違和感。 これは相手に対する威嚇でもあるし、視聴者への挑戦でもある。 しかもアップ。 揺れることで、近寄ってくる映像効果がある。 twitter.com/aidatoji/statu…
クロサギを観るためだけのおれがもうひとり欲しい。
「おかえり」と言われたときに、振り返るあのスロウでニュアンスに富んだ動きはなんなんだ! そして漫画目なのにせつない。しかも、人間の無意識がきちんと描写されている。彼は、自分がこんなふうに振り返ることができる人間であることを、いま初めて知ったような顔をしている。感動。平野紫耀劇場。 twitter.com/aidatoji/statu…
平野がほんとうにすごいなと思うのは、顔を揺らしたあとの余韻を残していること。 揺れ終わってないんだよ。そこで、観ている側の心象に、微かなヴァイヴレーションがこびりつく。 音楽で言えば、音の一粒一粒を大切に取り扱う編曲者のようなもので、これは綿密な計画性がなければできることではない。 twitter.com/aidatoji/statu…
わたしの主戦場は映画。 100年前の映画も観てますが、100年間、映画を観てきたわけではない。そもそも100年も生きてない。 なので、100年にひとりの逸材、などという無責任な発言はできない。 が、この20年、様々なひとの演技表現を、プロとして見つめてきた。 20年、ってすごく重い数字なんですが。
おそらく演技の基盤が、普通の役者と別なところにあって、だから三浦友和と相対しても喰われることがない。友和も手加減なしで愉しんでるのがわかる。山本耕史とも互角に渡りあうだろう。何なんだ平野紫耀。アメーバ的でもあるし、グミっぽさもある。そこが生い立ち暗い詐欺師と絶妙にブレンドしてる。 twitter.com/aidatoji/statu…
一回しか観ていない。 一曲しか観ていない。 だが、キンプリの孤独を尊重したダンスが、わたしたちひとりの孤独を救っていることは、わかる。 それくらいはわかる。 彼らは、そんなふうに踊っているからだ。 孤独は、媚びない。 キンプリは、媚びない。 twitter.com/aidatoji/statu…
ジャニーズには大抵色気があるのだが、「クロサギ」の平野には色気が漂わない。山Pなんて滴ってたし、中島健人もやっぱりイロっぽいじゃん。木村拓哉的なフェミニンもないし。かといって風間くんとか生田斗真ら演技巧者の系列とも異なる。亀梨くんみたいスタイリッシュさでもない。何なんだ平野紫耀。 twitter.com/aidatoji/statu…
ほんとうに魅力的なひとたち ひとりひとりが Kingとして Princeとして かがやいている それぞれとして あの光を穢さないでほしい 彼らのように気高くあってほしい その王国の民として twitter.com/aidatoji/statu…
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最終回ではなく、決勝戦と呼ぼう。 クロサギ、決勝戦。 アルゼンチンとフランスの闘いだよ。 終わるのさみしいとか言ってる場合じゃないでしょ。
相田冬二賞2022 すべて発表し終わってから、 と思っていたことを これから書きます これは12.27の会でも あえて話していなかったことです おそらくこれが なぜ「クロサギ」が最優秀作品賞で なぜ平野紫耀が最優秀男優賞なのかの 答えになると思います
タイトルが出る前はいつもキメてくる。 でもそのキメ顔の奥底にある仄かな揺らぎのなかに主人公の本質はある。 第8話の微かな笑みの淵に貼りつく、か弱き歪み。 あゝこれが平野紫耀なのだと、またしてもおもわせられる。 キング、吸引の術。 観る者を民にする。 民は王を覗きこみ、王はそれをズラす。
相田冬二賞2022 【新設】 最優秀ファッショナブル賞候補 平野紫耀 「クロサギ」
相田冬二賞2022 最優秀buddy賞候補 平野紫耀三浦友和 「クロサギ」
連続ドラマは、主人公が初登場する場面が重要(木村拓哉にインタビューしたとき、彼もそう言ってた)。アヴァンタイトルを抜きにすれば、「クロサギ」初回の最初で平野紫耀は、黒島結菜に指パッチンするでしょ。 あれは視聴者に魔法をかけたんだよ。だから、彼はこの作品の中で何をしてもいいと思う。
【本日のキャッチフレーズ】 含み笑い王、平野紫耀。
映画『HiGH&LOW THE WORST X』の中本悠太(NCT)は、かつての赤西仁のような憂いと艶気があった。 この佇まいは、日本映画史に連綿と受け継がれている男の風情だと思うし、長身ならではの孤独感と一途さが蒼い炎をゆらゆらさせていた。 強靭な陽炎。 9.9公開。
円卓(の上のガラス)、回しすぎだろ。 回しているうちにどんどんのってきてスピードアップしていくんだけど、好奇心で夢中のまなざしと、幼さの残る口元は一定で乱れることがないのが、非凡。 それをガツンと止められたあとの表情の変化と目線の落とし方は、動物的反射神経。 開始早々、これだもの。 twitter.com/aidatoji/statu…
宇野祥平に「なんですか」と言ったあと、宇野が「おう」と言って、平野紫耀に画面が戻ったときの、憂いの挿入。 これが、凄まじく的確で、しかし説明には絶対堕さない、平野紫耀の真骨頂。 己のキャラクターではなく、関係性の中で顔を創っている。 確信した。ヤツはホンモノだ。 twitter.com/aidatoji/statu…
キンプリちゃん〜〜〜〜〜 come come 👑👑👑👑👑 🎄🎄🎄🎄🎄 twitter.com/aidatoji/statu…
そもそも、あの場面は、ただかなしくて泣いてる、という芝居ではない。かなり新しい感情表現。 なのに、主人公が泣いてる、可哀想、わたしも泣く……だと、勿体無いし、平野紫耀がどれだけ繊細に、演技のミルフィーユを織り重ねているか、感じとれなくなってしまう。 あれは、凡庸なかなしみじゃない。 twitter.com/aidatoji/statu…
髙橋海人さんがずっと微笑んでいて 優しいお父さんみたいでいいな twitter.com/aidatoji/statu…
クロサギはわたしたちに、演技とはなにか、を教えてくれる。
凄まじい映画企画を思いつきました