ミキモトに相対したとき、それまで揺れなかった首が揺れる。 これもパーカー効果。 平野紫耀は、視聴者が無意識に見てるものに楔を打ちこむ。 主人公がいまどれだけ感情的になっているかを、抑制された身体表現の僅かな乱れによって知覚させるのだ。 物語を超えた神聖な願いがそこには在る。凝視せよ。 twitter.com/aidatoji/statu…
2、3、4話は、それぞれ演出家が違うのだが、この流れが凄まじい。 奔放な2、異様な3、そしてパーカーマジックの4。 いまんとこ、同時鑑賞会やるなら、234です。
「こっち向けよ」のニュアンスも非凡。怒鳴ってるわけでも、凄んでるわけでもない。彼なりの、強い情が伝わる表現。だが、固執できない哀しみも、宿る。二台の異なる自動車が併走しているかのような、感情の発露。なぜ、こんなことができるのか。 twitter.com/aidatoji/statu…
シンガー二宮和也を歌唱力の観点から捉えるのは片手落ち。 彼の独自性は【うたの歩幅】にある。 現世から乖離したり遊離したりするのではなく【この世に共にあること】こそがうたなのだという確信が表現にはある。 単に上手いだけの人は歌唱が遠くなる。 ニノはマウントをとらない。だから信用できる。
振り返り、からの「手ぇ出すなよ」の間の詰めかたは、やっぱりしびれるねぇ。 時間と空間を自在に扱ってる感、あり。 しかし、あらためて、振り返りの達人。 twitter.com/aidatoji/statu…
杉咲花はさすがだな。 無言のシーンの情報量の高さ。 あの密度の詰まり具合は、平野紫耀と相性がいい。平野も質量に優れているから。 twitter.com/aidatoji/statu…
二宮和也論。 脱稿。 サスティナブルでダイバーシティな表現者だとあらためて想いました。 ずっとそうだったんだよな。このひとは。 雑誌に掲載されます。 またお知らせします。
山本耕史は山本耕史で、すごくあるじゃん。おれはおまえのことわかってんだ感。 もはや、役としてなのか、俳優としてなのか、境目がないくらいに。 そこも含めて計算してるんだろうな。 これは平野紫耀のとりあい男山ドラマなんよ。 女のひともいるけど、基本はマウントとりたがりの男たちのドラマ。 twitter.com/aidatoji/statu…
隠しているわけではない。 開陳している。 だが、擦り寄らない。 愛して、と言わない。 ただ踊る。 見えないなにかのために踊る。 わたしたちには手の届かないところに、キンプリのルールはある。 それを感じた。 twitter.com/aidatoji/statu…
ディーン・フジオカさんと岩田剛典さんの映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』の劇場用パンフレットを手がけることになりました。 映画はめちゃくちゃ面白いです! エンターテイメントのあたらしい地平が切り拓かれた感が、かなり痛快。 ではよろしくお願いします baskervilles-movie.jp/sp/index.html
若い子のことばだけど クロサギ観てると ヤバない? って実感するよな Mr.ヤバない
毎回、観客として試されてるような気がするんだよ。 で、どうなのよ。 と言われてる気がするんだよ。 だから、気が抜けないんだよ。 耽溺するわけにはいかないんだよ。 だから、見て、言語化して、こうやって、tweetする。 平野紫耀は、ヘンだ。 ヘンだよ。 twitter.com/aidatoji/statu…
マイファミリー。 SNS時代の誘拐事件。このキャッチーな観点は、おそらく目眩しであり、本作の主眼は二宮和也の存在それ自体が、作品のミスリードと化している点にある。 言ってみれば、彼はわたしたち視聴者とネゴシエート(交渉)しているのであり、そんなことができる役者はいま、二宮しかいない。
横浜流星のインタビュー、脱稿。 「流星くんの優しい感じの出たいい原稿ですね!」 (編集者さんの弁) 映画『流浪の月』劇場用パンフレット、乞うご期待🌙
凄いものは、凄いんです。 自分の推しだけが凄いと思っていては、文化は継続しません。 推し以外の才能に目を向けてください。 そうでないと、わたしも、あまり、tweetしている意味がなくなります。 もう一度言いますが、わたしは凄いものしか、tweetしません。 よろしくお願いします。 twitter.com/aidatoji/statu…
秀逸なカヴァーを評して「自分のものにしてる」とかいう言いまわしがあるじゃん。あれ、全然違うと思うんだよね。もし「自分のものにしてる」とか感じさせてるなら、あんまりいいカヴァーじゃない。 世界でたったひとつのスタンダードナンバーに向きあう敬虔さ。 二宮和也のアルバムは教えてくれる。
無論、平野紫耀は、ここで伝家の宝刀を投入している。 顔が仄かに揺れている。 喉仏の表情、まなざしの凝固が、微細なサポートを見せる。 荘厳な音楽も鳴り響く。 しかし、それらすべてを超然と乗り越えた、口元のひきつりが、【沈黙】を躍動させる。 これが、「クロサギ」最高の瞬間であった。 twitter.com/aidatoji/statu…
正直不動産。6話。 まるで最終回のように威風堂々。 山下智久と市原隼人の至近距離対峙はそれぞれのデフォルメを突き詰めた末にもたらされる透明な強靭さ。 これぞ芝居の純米大吟醸。 曇り空には曇り空の美がある。 晴天には晴天のせつなさがある。 雨には雨の優しさがある。 山下の深化は止まらず。
人生相談みたいなDMがときどき届くので、この場でお答えしますね。70文字で終わるので。 🍡 人様が決めたそのひとの人生は肯定する。 否定しない。 これがにんげんの基本。 この基本ができてないひとに「応援」とか「守る」とか、無理だ思います。 🍡 以上。
山﨑努にこんなふうに言われる男。 それが山下智久なんだな。 おれが見届けられるのもあと数年だと思う。 でも、正直不動産が観れてよかった(まだ完結してないけど)。 twitter.com/yamazaki_do/st…
自分の推しを引き合いに出して 誰かを冒涜することは、 その誰かの冒涜のみならず、自分の推しの冒涜になり、同じ推しのファン全体に対する冒涜になる。 これは年齢問わず、文化活動にかかわる観客=社会人が、最低限守らなければいけないルールであり常識です。 どうか文化にかかわっている自覚を。
もはや、船越英一郎が台本を下読みしてる姿が思い浮かぶ。ニコニコしながら読んでるよ。きっと。 このシーン、いいねぇ。 なんて感じで。 そのうれしさが画面にあふれてる。 基本的に、このドラマに出てるひとたち、みんな芝居をたのしんでる。そこがいい。すこやか。健全。 twitter.com/aidatoji/statu…
絵心があれば、佐々木蔵之介vs平野紫耀の(妄想の)闘いを、キングギドラ対ゴジラ風にイラストにするんだけどな。あー描けないけど、描きたい! 🔥
女の子が、ふいに目をさます。そして起きあがる。彼女の目に映る平野は、もう彼女を見ていた。 平野のカットは1秒ほど。 そこにあらゆるものが詰めこまれている。が、微塵も説明的にならない。 静かなる電光石火。 演出側が平野紫耀を深く理解しており感動。 twitter.com/aidatoji/statu…
ダンスもパワーやスピードだけがすべてではない。 山の稜線のように美しい動きとかもあるじゃないですか。うっとりするようなスロウな身のこなし。 そういう組み合わせ方に独自のセンスがあって、心地よい違和感として存在してる。これが、わたしにとっての平野紫耀の演技。意識的なものだと思います。 twitter.com/aidatoji/statu…