全国学校図書館協議会選定の「夏休みの本」に、拙著キリン解剖記が選ばれました!嬉しい! 高校生部門での選定ですが、中学生でも十分読めると思います。大学に入学して、自分の大好きなことを研究するまでの道のりを記した本です。研究の楽しさが伝われば嬉しいです! j-sla.or.jp/recommend/nats… twitter.com/AnatomyGiraffe…
インタビュー記事が掲載されました!なんかめっちゃ笑顔!!!! これまでのインタビューでことごとく削除されてきた「ドリルをなくして宿題ができないような小学生だった」というエピソードが掲載されています。我ながらヒドイ。 newswitch.jp/p/22653
明日(6/21)は世界キリンの日!一年で一番昼が長い日に、世界で一番首が長い動物について考えてみましょう、という日です。 というわけで、去年プラハ動物園で買った「キリンを描くのに必要な色しか入っていないキリン専用お絵かきセット」を使って、キリンの魅力をまとめてみました🦒🦒🦒
「ゾウさん」で有名な詩人・まどみちおさんは、キリンに関する詩もたくさん作っています。 その中でも私が一番好きな詩の中で、「きりん きりん だれが(そんな素敵な名前を)つけたの?」という疑問が呈されているので、この疑問に全力で回答してみました。#世界キリンの日 #WorldGiraffeDay
上記の内容は、湯城吉信先生の「ジラフがキリンと呼ばれた理由」という論文の中で詳しく説明されています。(多分)誰でもPDFにアクセスできますし、なにより内容がめちゃくちゃ面白いので、興味があれば、ぜひ読んでみてください!opera.repo.nii.ac.jp/?action=pages_…
まど・みちおさんの詩は、愛に溢れていて、本当に最高なんです。
キリン解剖記、明日で発売一周年です。想像していたよりも遥かに多くの方に手にとっていただき、本当に嬉しく思います。 本を出して一番変わったことは、「ごめん、キリンが死んじゃって…」とドタキャンの連絡をした時に「わぁ、例のやつだ!本当に言うんだ〜!」と言われるようになったことです😅 twitter.com/AnatomyGiraffe…
日本語監修を行った絵本「すごいぞ!進化」が、7/16に発売されます!とにもかくにも絵が可愛くて、中身がガチです。子供だけでなく大人にもオススメの、宝物になりそうな一冊です。 amazon.co.jp/dp/4140361387 日本語版は購入してから楽しんでいただくとして、原著版の中身をチラ見せ!
11日(土)の世界ふしぎ発見に出演します!ミステリーハンターの@JUNSOEJIMA さんと、沢山のキリンたちに会いに行きました🦒 3月に生まれたばかりのキリンの赤ちゃんの話から、100年以上前のキリンの話まで、生き物好きの方でも驚くような話がいっぱいだと思います。ぜひご覧ください!#ふしぎ発見 twitter.com/fushigi_hakken…
あらゆる生き物好きにお勧めできる最高の図鑑を手に入れました tokyo-shoseki.co.jp/books/81258
多摩のキリンたち、本当によく座り込むようになっています。飼育員さん曰く、「閉園期間が本当に長かったから、ちょっと気が緩んでリラックスしすぎてるのかも😅笑」とのこと! 今しか見れないかもしれない光景です。 私も在宅勤務が長くなり、たまに出勤した時も気が緩みがちなので、親近感が… twitter.com/natsumepub/sta…
科博に勤めていた頃の同僚@rojohaku が、博物館標本の新たな利用法を模索するクラウドファンディングを立ち上げました。 リターンはなんと、科博に収蔵されている頭骨の3Dレプリカ!キリンの頭骨は、私が選んだ一推しのキリン「ハルヤくん」のものです!手乗りキリン可愛い! camp-fire.jp/projects/view/…
これまで博物館の標本は、研究や教育普及活動などに沢山利用されてきました。でも、もっと多くの利用方法があるように思います。生き物好きの方、絵や漫画をかく方、コスプレする方・・・多くの方に”標本”を活かしていただけると嬉しいです。 骨の形から食べるものを推測するのとか楽しいですよ!
おお!なんとかこのまま改善していって欲しい! 日本では、怪我で起立不能になってしまったゾウやサイなどの介護も行った経験があります。それが良いのか悪いのかは私には判断できませんが、アニマルリハビリテーションは、安楽死に馴染みが少ない日本特有の文化になりつつあるのではと思っています。 twitter.com/ChugokuShimbun…
セイウチの論文を読んでいたら、図29で突然セイウチが目からビームを放ちはじめて、笑いが止まらないw aquaticmammalsjournal.org/share/AquaticM…
なお、論文は、「セイウチの眼は、他の鰭脚類に比べて小さいけれど、外眼筋(目を動かす筋肉)が発達していて、眼をいろんな方向に動かして広い視野を確保していますよ」という、いたって真面目な内容です。 目から出ているビームが推定された視野で、濃い部分が立体視できる領域です。
カバの「赤い汗」に含まれる色素を単離し、その機能を探る論文。図が良い。 汗には赤い色素とオレンジの色素が含まれ、どちらも紫外線を吸収する”日焼け止め”のような機能をもつとのこと。赤い色素には抗菌作用もあり、傷口を膿みにくくする役割も果たしているそうです。 jstage.jst.go.jp/article/yukigo…
気持ちはわかるのですが、基礎科学に従事する人たちが自らの研究のことを「役に立たない科学」と言ってしまうのはあまりよくないことだと私は思っています。 「役に立たなそうだけど役に立つんだよ」という文脈であっても、文脈を汲まず言葉だけを捉えてしまう人は想像以上に多いので…自戒も込めて。 twitter.com/academist_cf/s…
あらゆる知識は、わからなかったら役に立てようもないのです。使い方のわからない道具があっても意味はなさないわけで、自然界に存在する無数の「わからない」を1つずつ「わかる」に変えていくことこそが基礎科学の意義です。 そして、わかったことを「役立てる」ことが人類の営みだと私は思います。
1930〜60年代、基礎研究によりアルマジロが低体温であるが発覚 1970年代、低体温の人はハンセン病が悪化しやすいことから、「平熱が低い動物はハンセン病になるんじゃ?」と着想し、アルマジロがハンセン病にかかる数少ない動物だと判明 →人工培養が困難だったハンセン病原因菌の大量培養に成功
こういうの見ると、役に立つとか立たないとかそんな議論意味ないと思ってしまうのです。あらゆる知識を積み重ねていくことの先に、想像もしないような成果が訪れるんだろうと思います。 上の画像はこちらより→jstor.org/stable/3015268…
それまではマウスの掌で培養していたので、一気に大量のらい菌を培養することが可能になったそうです。 なお、ハンセン病研究に利用されたココノオビアルマジロは、必ず一卵性の4つ子を産むことでも知られ、実験動物でもないのに「クローン」を扱えるという点も研究上の大きな利点だったようです。
たとえハンセン病の研究に繋がらなかったとしても、低体温保持や代謝のメカニズムも、必ず一卵性四つ子が産まれるメカニズムも、それ自体がとても面白い現象だなー!と思います。
なお、その後の研究で、アルマジロは野生下で自然にハンセン病にかかることも明らかになっています。 海外でアルマジロを食べてハンセン病にかかる…ということもありえます。旅行先で特殊な生物を口にする時は下調べをしっかりすることをお勧めします。
東大の横山先生の記事を読みました。重要なご指摘だと思います。心に留めておこう。 toyokeizai.net/articles/amp/4…