晩年のハチ公は、他の犬に左耳を噛まれて怪我をしてしまい左耳だけ垂れていたのですが(秋田犬は本来耳が立っている)、国立科学博物館に収蔵されているハチの剥製は両耳がピンと立っています。過去の新聞記事をよんでいたら、「なぜそうなったのか」が丁寧に報じられていました。(1/9)
1907年に日本に初めて生きたキリンがやってきた時、明治天皇が御観覧なさったのですが、陛下が動物園にいらっしゃったのではなく、キリンの方が宮内庁に出向いたそうで、度肝抜かれた。
東京科学博物館(現・科博)、開館時に天体観測設備と生理解剖標本を作って15000円(現在の価値で3-4000万位?)の借金を負ったけど、「国民の科学知識を普及する博物館が設備の費用を払えぬようでは国家のために嘆かわしい」と水戸市駅前旅館の主人が12000円寄付してことなきを得たらしい twitter.com/AnatomyGiraffe…
過去の新聞記事を読み漁っていたら、たまたま東京科学博物館(現・国立科学博物館)の仮公開時の記事を発見。館長のお言葉がめちゃくちゃ良い。 見出しにも「いたづらや実験大歓迎の生きた博物館が完成」とあるので、「いたづら」というのが1つのキーワードだったようですね。
おお〜すごい! キリンでは、茶色いパッチの辺縁部の皮下に血管が発達しているのですが、そのあたりが低温になっているように見えますね。茶色い部分には、白い部分よりも大きな汗腺があるので、汗の蒸発によって温度が下がるという説があります。汗腺が大きい場所に血管が発達しているのでしょうね〜 twitter.com/FukuyamaZoo/st…
末節骨は1番指先の骨です✌️(爪が生えている部分の内部にある骨) こちらは隣で作業してた学生から「斜めに撮るのもいい感じですよ!!」と教えてもらって撮影した写真です🤣
🙂🙂🙂🙂🙂
ツキノワグマの末節骨、めっちゃ笑顔🙂
今夜のHUMANIENCE(NHK BSプレミアム PM10:00〜)、めちゃくちゃ面白そう!!!予告の犬の肛門も可愛いし、「”肛門” ヒトが隠した羞恥の穴」というタイトルも良い。 nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR…
またキリンの事故死…。 私の個人的な意見ですが、キリンの首は左右方向の力にはかなり強いですが、長軸(引っ張り)方向の力にはさほど強くない印象です。角を引っ掛けてしまい、首を引き抜くように引っ張ることが致命傷に繋がってしまったケースもあるように感じています。
何に使うのかはよくわからないけれど(花瓶?ジョウロ?)、最高にクールなプレゼントをいただきました🦒🦒🦒
ファンジの剥製は関東大震災を経験しているし、ファンジの相方「グレー」の剥製は(おそらく)保管施設の大きさの問題で既に廃棄されてしまっているし、「ただ残すだけ」ということがどれだけ難しく、大変なことなのかを改めて痛感します。
東京国立博物館で開催中の国宝展に、日本に初めてやってきた生きたキリン「ファンジ」の剥製が出ているので必ず見に行こうと思っているのですが、中々時間が取れない… 今回の公開に合わせて、がっつりと補修が入り、以前よりキレイになってのお披露目です。来日から115年、約100年ぶりの東博帰還🦒
本日10月18日は、#世界オカピの日 です。発見から121年が経過しましたが、未だに謎多き美しい生き物です。 ところで、世界オカピの日が制定されて以来、なぜ今日がオカピの日なのかわからないままなのですが、なぜなんでしょう?発見日や発見者の生年月日等とは関係なさそうなので、保護財団関係かな?
尊敬するキリン研究者Dagg先生が来日なさるということで、カナダ大使館でご本人をお招きして半生を描いた映画の上映会を行います。学生時代からDagg先生の教科書を読んで勉強してきたので、ご本人にお会いするのがとても楽しみです。貴重な機会ですので、ご興味ある方はぜひ🦒 twitter.com/CanadaNihon/st…
デザイナーの川崎和也さんが作成されたキリン用ハイヒール👠🦒 twitter.com/AnatomyGiraffe…
「キリンやダチョウの膝っぽいところは、実は膝ではなく『かかと』です」 という解説記事が東洋経済オンラインに掲載されました!ぜひご覧ください🦒 (新刊「キリンのひづめ、ヒトの指:比べてわかる生き物の進化」からの抜粋記事です) toyokeizai.net/articles/-/621…
オカピは、キリン科の中では巨体化していった側のグループに属する可能性が高いと考えられていて、キリンのようなスレンダーに背が高くなっていったグループではないので、別に「キリンになり損ねた」訳でもないんだよなーと思いつつ。それがオカピのノリですかね。
深い森の中でキリンのノリで生きているって感じかなぁーと心の中で思いながらその場を離れました。キリンと比べるから首が短く思えるだけで、偶蹄類の中ではオカピも結構首長い方なのですよね。
先日動物園でオカピを眺めていたら、隣にいた大学生が、友達に「キリンになり損ねたコイツは、なんで生きてるの?」と尋ねていた。なんだその質問は?!と聞き耳を立てていたら、「いや、コイツはキリンのノリで生きてるの?それともウマ系のノリなの?」と続いて、それは中々良い質問かもと思うなど。
これは豊橋技術科学大学の岡田先生が作っている「弱いロボット」に通じる話だと思う。猫型配膳ロボットしかり、ルンバしかり、人間社会にするっと溶け込むロボットは、人が見守ってついつい手助けしたくなってしまうようなものなのかなと思わされる。recruit.co.jp/blog/guesttalk… twitter.com/rootport/statu…
↑の学生さんの言葉が、執筆の最大のモチベーションだったので、発売直前記念につぶやいてみました。なお、本書はWeb連載を大幅に加筆修正したもので、こちらで第一章の加筆修正前の記事を読むことができます→nhkbook-hiraku.com/n/n92b88f3e4a7…
9/28発売の拙著「キリンのひづめ、ヒトの指:比べてわかる生き物の進化」は、当時の講義をベースにして、生物学や解剖学の知識がなくても「生き物の体の構造とその進化」を楽しめるようにまとめたものです。もし、この本がまた誰かの元気や勇気に繋がるならばとても嬉しいですamazon.co.jp/gp/product/414…
学問や科目を「役に立つ/立たない」と分類して議論するのをよく見るけど、人生は、「一見して役に立ちそうなもの」ばかりで構成されてるわけじゃないよねって思う一つのきっかけだったな。「なくても支障はないものに救われる日」もある。
解剖学の知識がなくても日々の生活に特段の支障はないだろうけど、自分の体は生まれてから死ぬまで一生一緒にいる数少ない存在だから、きちんと知って、敬意と愛情をもって接していけるといいよねって思っています。その学生さんが今どうしているのかは知らないけど、楽しく笑っていてくれるといいな。