淀川のマッコウクジラの件で、「標本にするって言ってもお金がないんじゃないの?」という質問が来たので、少し解説します。まず、大型クジラの死体の処理は、①海岸へ埋設、②重石をつけて海洋投棄の2択です。1/12
平川動物公園の意見箱に寄せられた「園内のにおいをなんとかして欲しい」という意見に対する園長のお返事。とても素敵。 マサイキリンのハヤテくんの写真も素敵。ハヤテくんもすっかり大人だなぁ。 hirakawazoo.jp/zooblog/voice/…
絵本に登場する「Oh deer!」というシカのセリフを「マジカ!」と訳した素晴らしい翻訳者さんのお名前が「鹿田さん」であることに気がつき、「翻訳者さんの前世はシカ疑惑」が浮上している🦌 twitter.com/anatomygiraffe…
この動画、定期的にバズりますね。キリンにも人にも危険な行為なので、絶対に真似しないようにして欲しいです。ちょうど1年ほど前、某テレビ番組から「この動画を番組で紹介するので、キリンが何キロくらいまで口で持ち上げられるのか教えて欲しい」と連絡をいただいたことがあります(1/8) twitter.com/TheFigen/statu…
高校生向け講演会で「理系志望の女子が少ないので、理系を選んだ理由をお話して下さい!」と頼まれると、「理系が好きで得意で、自分にはそれが自然だったから」以外の答えがなくて困ってしまうのだけれど、「性別関係なく、自分にとって自然な選択をしていいんだよ」と伝えるのでもいい気がしてきた。
明治時代に初来日した2頭のキリンは、死後剥製となり、オスの方は今でも国立科学博物館に保管されています(現在上野で展示中!) 実はこれまで、この剥製が誰の手でどのように作られたのかなどは不明でした。「まぁ当時ならこの人くらいしか作れないでしょ」と推測されていた程度です。
ポン酢は、オランダ語で「柑橘の果汁」を意味するPonsに由来すると知って驚愕。じゃぁポンジュースもそうか?!と調べたら、「日本一のジュースになるように願って名付けた」らしい。ならばポンカンは?!と思ったら、こちらは原産国インドの都市Poonaに由来するらしい。ポンの奥が深すぎる。
もちろん、たとえ絶滅危惧種ではなくとも、許される行為ではないですが。別にテレビ局に限った話ではないのですが、「何を大切に思うか」という根本的な価値観があまりにズレていて、どれだけ言葉を尽くしても伝わらない時があるんですよね…
上野動物園の職員さんが「ゴリラの顔は個体差が大きいので、亡くなって骨になってもどの子なのか分かりますよ。絵でもわかったりします。例えば、ゴーゴーカレーの看板は、昔上野にいたブルブルというゴリラですね」と言っていて、それ以来ゴーゴーカレーみると「ブルブル…」と思います。 twitter.com/UenoZooGardens…
ナミブ砂漠のライブストリーム、本当に最高だなぁ。これは昨日見かけた、2羽のダチョウが交互に見張りしながら水を飲む様子。疲れた時に見る用。 youtu.be/ydYDqZQpim8
そしてこれは「避けたつもりなのになぜか髪にクモの巣がつく」という長年の謎への答えなのですよね… 目測を誤ったのだとずっと思っていたけれど、向こうから近づいてきていたとは…
動物園側が迅速に丁寧な声明を出したことは素晴らしいと思う一方で、「動物の尊厳を傷つけた」という曖昧な表現でなく、何がどう危険だったのかを明確に記述してもよかったのではないかと感じました。個人的には、あれは「尊厳を傷つける」の枠を大きく超えていると思います。
久々に東大を訪問して、出身ラボで研究してきました。三日間の成果まとめがこちらです↓
「サメの歯は、形が違うと性能も変わるのか?」を調べるために、サメの歯を使ったノコギリを作って、シャケの切り身の切りやすさを比較した論文!この研究、やってる最中めちゃ楽しかっただろうな〜! (実験で分かったことは、スレッドへ!)
科博の研究員が、奥さんの実家に行った時に珍しい動物の死体をみつけて、骨格標本用に拾いたいなと思ったけど、運転中の義父さんにそれを切り出せないまま義実家に到着…でも諦めきれず、夕食時に「拾いたい」って切り出す話、良い。 死体=標本をスルーして、あとからジワジワ後悔するのわかる。
拙著「キリン解剖記」が予約開始となりました! 物心つく前からキリンが好きだった私が、18歳でキリンの研究者を志し、恩師と出会い、沢山のキリンを解剖し、「第8の”首の骨”」を発見して博士号を取るまでの約10年間の物語です。7/8発売です! amazon.co.jp/dp/4816366792/ #WorldGiraffeDay #キリンの日
先日仲良しのサンショウウオ研究者から「現在地球に生息する有尾類(サンショウウオとかイモリの仲間)は約670種で、ポケモンよりも種数が少ない」と聞いてめっちゃ笑ったんですが、よく考えたら、偶蹄目・食肉目・奇蹄目を全種足しても約880種で、ポケモンの913種には及ばない…。ポケモンすごい…。
「動物園の草食動物のために植物を用意する仕事」があるって子供のころに知っていたら、100%目指していた。パンダのために6種類の竹を刈り、コアラ用に8種類のユーカリを育て、カタツムリのためにカビを用意する。キリンにはサクラやカシ。個体ごとの好みも把握してお届けする。素敵すぎる。
農学部無益無用論なるご意見を目にしてしまったので、東大農学部の最新の研究成果のスクショを貼っておきます。好奇心が刺激されてワクワクするような基礎研究から、人間社会に密接に関係しそうな応用よりの研究まで様々な研究成果があがっていて、これを見たら”無益無用”なんて言えないと思います。
科博の田島さんが「これだけ大きいクジラを陸揚げする経験値が今の日本には足りませんでした。どれくらいのクレーンが必要で、どのような機材が必要という見通しが立てにくかったです」とおっしゃっているので、本件では埋設も極めてハードルが高かったのだとわかりました。 news.yahoo.co.jp/articles/24d23…
コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルが自国の私有地で飼ってた4頭のカバが、彼の死後に野生化して、今では40頭ほどの群れになっているらしい。もちろんこれは本来の生息地であるアフリカ以外で最大の野生個体群。 絶滅危惧種のカバが、コロンビアで野生化して増えて問題になってるって、すごい話だ…
まとめ ・2頭のミニキリンは、どちらも多分骨の病気で、低身長症のため脚だけが極端に短い ・ただしどちらも子供で、同世代のキリンと比べたらやや小さい位 ・見つかったのは五年間で2頭 ・背丈が半分、相次いで、という表現は日本語版の記事だけ ・和訳時に情報が半分ほど削除されている11/11
心が折れそうな時に「体の中にある凄い構造・凄い働き」がメンタルを支えてくれる気持ちはとてもわかる。まずは知ること。全てはそこからだと思う。 個人的には、体の構造を知ることで、時折怒る体調不良を「敵からの攻撃」ではなく「味方からの救難信号」に思えるようになったのもよかった。
まぁこの手のことは、部外者だから言えることなのですが。生き物に深い愛情をもっていたり、動物園や水族館に親しみがあるタレントさんも数多くいるので、適した方々をブッキングしていただきたいなと思います。
過去の新聞記事を読み漁っていたら、たまたま東京科学博物館(現・国立科学博物館)の仮公開時の記事を発見。館長のお言葉がめちゃくちゃ良い。 見出しにも「いたづらや実験大歓迎の生きた博物館が完成」とあるので、「いたづら」というのが1つのキーワードだったようですね。