科博に勤めていた頃の同僚@rojohaku が、博物館標本の新たな利用法を模索するクラウドファンディングを立ち上げました。 リターンはなんと、科博に収蔵されている頭骨の3Dレプリカ!キリンの頭骨は、私が選んだ一推しのキリン「ハルヤくん」のものです!手乗りキリン可愛い! camp-fire.jp/projects/view/…
最近中学生に仕事について話す機会が数回あったんですが、「なりたい仕事」じゃなくて「何をして生きていきたいか」を考えてみようと言う話を必ずします。職業は世の中に沢山あって、「動物園・水族館で働く」にもいろんな形があります。動物園の機関誌編集に美大出身のデザイナーさんがいたりもする。 twitter.com/suymuc/status/…
#フェイクバスターズ を見ました。「不確かな情報に惑わされる人には、まずは否定せず不安な気持ちに寄り添う事が大事」というメッセージの一方、番組構成的には「どこが不確かなのか、どこが誤っているのか」の説明が不十分な頭ごなしなデマ認定で、寄り添って対話することの難しさを痛感しました。
あらゆる不安を消滅させることはできないので、自分の中の不安の根源をよく知り、うまく付き合っていくことが大事かな、と思っています。 今の中高生は就職氷河期世代のご子息にあたることもあり、「社会の不安定さ」に対して敏感なのかもしれないですね。
興味を持っていない層まで届けるのがアウトリーチ。 もともと興味がある層に楽しんでもらうのがファンサービス。 研究者として人前に立つ時、どちらが求められているのかをちゃんと見極めねばといつも思います。 「アウトまでリーチしつつ、ファンにも楽しんでもらう」のがプロの仕事。そうありたい。
1990年に堺泉北港に漂着したナガスクジラ(19m、40t)をはじめとして、過去30年以上にわたって大阪湾で見つかった大型クジラ類の死体は全て骨格標本になっているそうですが、それらも決して当然のことではなく、当時の関係者たちが尽力して何とか標本化に繋げてきた結果なのだと改めて思いました。
深い森の中でキリンのノリで生きているって感じかなぁーと心の中で思いながらその場を離れました。キリンと比べるから首が短く思えるだけで、偶蹄類の中ではオカピも結構首長い方なのですよね。
先日noteで公開した『動物園動物の「献体」について』という記事について、たくさんのコメントをいただきました。個別に返信するのが難しいため、新しい記事を書きました。前回の記事と併せてご覧いただけたら幸いです。 note.com/anatomygiraffe…
いずれにしても、対応にあたった関係者の方々に心から敬意を表します。曳航や吊り上げのスムーズさ・うまさをみて、海遊館の大型動物運搬に関するノウハウってすごいなあと驚きました。
本日10月18日は、#世界オカピの日 です。発見から121年が経過しましたが、未だに謎多き美しい生き物です。 ところで、世界オカピの日が制定されて以来、なぜ今日がオカピの日なのかわからないままなのですが、なぜなんでしょう?発見日や発見者の生年月日等とは関係なさそうなので、保護財団関係かな?
拙コラムの第9回が公開されました!今回のテーマは”呼吸”。哺乳類や鳥の肺呼吸、魚のえら呼吸の仕組みを紹介しています。 新作の例え話も誕生→『キリンの肺容積は約55Lで、登山用の大きなリュックと同じ位』 登山リュック背負う時、「これがキリンの肺…!」と思っちゃうな〜 nhkbook-hiraku.com/n/n3719c820f739
前お茶の水女子大学学長の郷道子先生のお話。同業者のご主人と一緒にアメリカでポスドクをしていた頃、雇い主のシェラガ先生に「どうして夫婦二人で雇ってくれたの?」と尋ねたら、「論文の著者欄を、Go, Go, Scheragaにしたかったからだよ」と言われたって話、粋でとても好き。
この風車、発想が素晴らしいので、いろんな動物で欲しい
ちなみにポケモンの系統樹は、サイエンス・ユーモア雑誌「Annals of Improbable Research」に掲載されたことがあります。この雑誌の創刊を記念して創立されたのが、みなさんご存知のイグ・ノーベル賞です! 最終著者のお名前が〜😆 researchgate.net/publication/28…
平川動物公園の福守園長の「意見箱へのお返事」は、においのやつだけでなく、どれも素晴らしいなあ。わかりやすく、相手に寄り添って、動物にも人間にも愛をもっているのが伝わってくる。 ↓「動物にさわりたい、だっこしたい」という要望に対するお返事。 hirakawazoo.jp/zooblog/voice/…
「不安定な職種を選ぶことの不安」については、就職後数年以内に転職する同級生が結構いたので、「絶対的に安定した職種なんてもはやなさそう。ならば楽しいことやった方が自分の幸せには近づけそう」と思っていました。
レッサーパンダによる美しいマッスルアップ(=腰まであげる懸垂)
ものすごく反響が大きくて少しびびってます…(昼寝から目覚めた) 本当に無意識で使った表現でしたが、「男女は様々な社会的な意味が含まれる言葉なのに対して、雌雄だと生物学的な違いというとてもフラットな言葉にきこえる」という皆様のご意見に、なるほど確かに!と思わされました。
科博の川田さん、最後に博士ちゃんに「お互い頑張ろうな」と声をかけたと思うんですが、そこはカットされちゃってたな〜。川田さんはいつも「頑張って」じゃなく「お互い頑張ろうな」って声かけしてて(私に対しても)、あれは素敵な心掛けだなぁって思います。#博士ちゃん
ちなみにこれ、論文内の図とかではなく、空きスペースに突如として現れる図なんです。本当になにこれ???だれが何の目的で描いたものなの? twitter.com/AnatomyGiraffe…
誰かに何かを伝える時にはこうありたい、と思えるお手本のような回答ですね。 自分の思う「正しさ」や「理想論」を押し付けるのではなく、読み手に「こう捉えたら、もっと人生が豊かになるかもな〜」と思わせるのが本当に本当に素敵。登場する各動物にも会いたくなっちゃう。
動物が機械油の臭いを嫌がる為、基本は鎌で手刈り、チェーンソーも使わずにノコギリと剪定ばさみで作業するそうです。無農薬にしよう!位なら私でも配慮が及ぶけど、認識できない機械油臭にまで気が配れるのは本当に凄い。動物の嗅覚は人間よりずっと鋭敏だと知っていても、私はそこまで想像できない。
ちなみに、実際に自分でやるとよくわかりますが、クモの巣の一部分は引き寄せられて、一部分は反発されます。 糸の表面にある導電性粘着物質による効果なのではないか、と考えられているって事でいいのかな…? pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24323174/
動物を解剖して体の構造を調べたらどんなことがわかるの?と興味を持った方は、ぜひ拙著「キリンのひづめ、ヒトの指:比べてわかる生き物の進化」をご覧ください!クジラの話はあまり出てきませんが、いろんな生き物の身体を例に出しながら、様々な形の進化を紹介しています! twitter.com/anatomygiraffe…
きっとこういうのが「”命の尊さ”は、生きている動物を見ているだけじゃわからないだろう?(川田伸一郎「標本バカ」より)」ってことなんだろうなと思う。