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単純な価値合理的な規範性だけではなく、ヒールの持つ明らかな不安全性や不健康性よりも勝る価値合理性としてのフォーマルな女性の「らしさ」という規範性が、本質的にコルセットのようでジェンダーの問題が内包されているように思える。 twitter.com/gerogeroR/stat…
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性行為と女性を利用した自慰の区別が付かない男性は結構いて、女性を利用した自慰は性暴力と紙一重で、場合によっては性暴力であるという認識のない男性も結構いる。性行為の同意は行為を通じて断続的に更新される同意であり、「何をしても構わない同意」ではないことを知らない男性も結構いる。 twitter.com/mainichi_yucha…
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この時の泣き叫ぶ女児の姿はあまりに強烈で今でも覚えているが、子供の時に娯楽ではないリアルな被害者の悲痛な姿を見た経験が、恐らく思春期以降の性暴力への嫌悪感を形成した一因だと思う。
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「露出した服装の女だから構わない」「家に着て酒を飲む女だから構わない」というのは、あくまでその社会の社会通念(男尊女卑)に基づく男性の主観的な基準であり、「主観的な基準を満たしたからこの女性に性暴力を振るっても構わない」ということでしかない。 twitter.com/inspi_com/stat…
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言い訳の可能性が高いが、一部の男性にとっては、むしろ女性に意識(意思)があるからこそ、日常で女性と打ち解けられないのであり、人間ではなくモノであれば労せず打ち解けられる。一部の男性の言う「打ち解ける」とは、相互理解ではなく消費(支配)や所有することである。 twitter.com/_mirudake/stat…
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こうした酷い事件も度々起きており、この犯罪者が女児を連れ去る一秒前までは一般人だからこそ、構造的に「狙われる身体」を持って生まれた側は、男性を警戒せざるを得なくなる。女性を狙われる側にする構造的暴力がある限り、一部と全部の分離は不可能に近いと思う。 twitter.com/ion_lithos_/st…
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性に関する問題では、女性は男性に加害されることで被害者意識を持つのに対して、男性は自分の欲望が受け入れなれないことに被害者意識を持つ場合が多い。加害されることと加害を我慢することの被害性が違うことが理解出来ない男性は少なくない。 t.co/MjyJLQmv1R
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加えて言うとヒールやパンプスの明らかな不安全性や不健康性が、男性の主観で相対化されている現実を見る限り、やはりジェンダーの問題と思わざるをえない。非対称さを無視した抽象化でどっちもどっちにされて女性の不利益が矮小化される構造そのものがジェンダーの問題なのだと思う。
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性犯罪者に限らず犯罪者は、犯行が発覚して容疑者になる一秒前までは、世間の認知は一般人であり、その裏の顔は目撃した者にしか解らない。そして性犯罪者はその裏の顔を女性にばかり見せるからこそ、女性には犯罪者がいる世界が見えて、男性には犯罪者がいる世界が見えない。
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リプを見れば解る通りで、男性は性において社会規模の構造的暴力を受けないので、性被害者との心理的距離が遠く性被害との自己関連性が低く、その上男性性に基づく防衛規制としての否認が働くので、男性に対する性暴力を問題視するどころか娯楽視あるいはタブー視してしまう。 twitter.com/tsuisoku/statu…
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昔の黒人に対して白人が、「差別されるのが嫌ならば家で大人しくしていろ」と言うのと大差ない。この大差無いことが、特に問題のない合理的な考えだと少なくない男性に当たり前に思われていることに、日本が未だ女性差別社会であることが表れている。 twitter.com/oyajinimoubuta…
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女性観に基づいて女性を見て勝手に興奮しているだけなのだが、家父長的男性性を無謬化する男性のマジョリティ性によって、「誘惑する女性」「隙を見せる女性」と責任転嫁をして被害者ぶることに成功した結果が強姦神話であり、恐らく日本で最も信仰されている神は家父長という名の強姦の神である。 twitter.com/_kasumioO/stat…
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一般に責任とは権力の強さに比例して重くなり、責任ある立場の者ほどその責任を問われるものなのだが、日本社会の自己責任論においては、弱者であるほど責任が重くなり弱者であるほど責任を問われる。
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それが構造的な問題であると認知されるまでは、所謂「お気持ち」と見なされて、不利益を訴えると不利益を受けているにも関わらず、嘲笑されたり責められたり二次加害をされる。 KuTooをお気持ちと見なす人々は、時代が違えば当時のセクハラの訴えをお気持ちと見なしていた人々だと思う。
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現在のセクハラや性暴力を娯楽的に扱う性文化の中で育つことで、傾向として男性はこのように社会化される。こうしたセクハラ観や性暴力観を持つ男性が少なくないので、女性のセクハラ被害や性暴力被害も軽視されている。この感覚が基準だからこそ、女性が大袈裟に騒いでいるように感じてしまう。 twitter.com/mimosa___28/st…
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彼らがタブーに挑戦しタブーを破る時、破るのは天井ではなくいつも底である。 t.co/Uzlxw6g2Ca
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そうした「女子供は優遇されている!非モテ男こそが社会の犠牲者だ!」みたいな言説が蔓延することは凶行を後押しする効果しかない。事実として男性中心に意思決定の為される政治や経済から生じる問題なのに、子供や女性を逆恨みする正当な権利を与えるようなものである。 twitter.com/kazumasa_hirai…
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これは何気に恐ろしい話で、認知の問題として知っている人は知っていると思うが、女性に対する偏見に限らず、そのマイノリティに対する社会的な偏見が前提にある場合、そのマイノリティに対する偏見を強化する嘘は、嘘だと明らかになっても「そうは言ってもやりかねない」という偏見を強化する。 twitter.com/kosian_in_s12/…
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これをいじめの問題として見れば、多くの男性、特に弱者男性には、強者による「悪意のないいじめ」あるいは「悪意の自覚のないいじめ」の典型例だと解ると思うが、男女の関係として見た途端に、その加害性や悪質性が解らなくなる男性は少なくない。これが構造的な男性の消費者意識である。 twitter.com/nanayoshi_mata…