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エスカレーション回避は結果であり、追求すべき究極の目標ではない。究極の目標は、総合的観点から国益を守れたかどうか。エスカレーションが回避された場合も重要なのはプロセスで、脅しを受けてゲームから降りることを強要されたのか、抑止を効かせて相手をゲームから降ろしたのかでは全く意味が違う
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とは言うものの、バイデンは先週NBCのインタビューで、ウクライナに米兵を派遣しない理由を「米露が撃ち合ったら世界大戦になる(から)」と説明していた。この問答からは、条約上防衛義務があるかないかではなく、単にエスカレーション回避を最優先にしているようも見えて、論理的に一貫性がない。 twitter.com/rena_in_dc/sta…
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「問題は、欧米が彼を受け入れようとしてきたこと。攻撃的な行動を取るたびに、彼に出口を与えてきた。彼が変わると信じて、「悪い関係をリセットしよう」と持ちかけた。その結果、彼は危機を生み出せば、緊張緩和のために我々が譲歩するというパターンを知ってしまった」 asahi.com/articles/ASQ2J…
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「ロシアが何をしても驚かない状況を作り上げている」
→🎯台湾危機でも「サプライズ」を阻止することが死活的に重要 twitter.com/t_gordau/statu…
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ただ、今回の米国の対応は「分かっていても、対処準備できない」という現実をさらけ出しているとも言える
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衛星画像分析で一番難しいのは、撮像地点を絞り込むこととと、そこで撮れた写真から様々な意味を読み取ること。GEOINT専門家の技量はそこに詰まっていると言っても過言でないが、仕組み上、撮像地点が公開されれば、それを後追いするという「GEOINTコピペ」的なことができてしまう。
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さすがにびっくりしてしまいましたが、これも客観的なジャーナリズムではなく、反米主義というイデオロギーなのだと思えば、納得がいきます。 twitter.com/Tz_akgt/status…
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にしても酷すぎますね。ジャーナリストがプロパガンダを増幅してどうするんだと思いましたが、そもそもロシアは諸外国に潜む反米感情をくすぐって、誤った認識を拡散させようという情報戦をやっているのですから、これまた納得がいきます。
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当たり前ですが、これ↓は皮肉です。本当にそういう人が出てくるとは思ってません。 twitter.com/show_murano/st…
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あと、これで侵攻がなければ「ほら見ろ、アメリカと親米戦争屋が煽っていただけじゃないか(プーチン偉い)」みたいな言説が出てくるでしょうが、それは抑止が効いて現状変更を思いとどまったか、ロシア側の脅しに屈して、ウクライナと西側が不利な外交交渉を強いられるかどちらかです。
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お、おま、お前が言… twitter.com/akomaki/status…
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もう見飽きたよパトラッシュ... twitter.com/rockfish31/sta…
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「派遣へ」じゃないでしょ。侵攻です
露 ウクライナ東部に軍派遣へ
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/pickup/6418961
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ある人の言い方を借りれば、「一度スライスされ食われたサラミは、相手の胃に手を突っ込まなければ取り返せない」。一度既成事実ができてしまうと、旧状を回復させる行動にはエスカレーションが伴う。が、それは正当な行為のはずであるから、エスカレートするかしないかを行動の基準にしてはならない twitter.com/t_gordau/statu…
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重要なのは、状況をエスカレートさせるか、落ち着かせるかの主導権を取ることにあって、あらゆる状況でエスカレーションを避けることが重要なのではない。現在、エスカレーション管理の主導権は、明らかにロシア側が持っている。
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既成事実化→グレーゾーン形成→既成事実化→グレーゾーン形成の繰り返し。南シナ海の人工島、強制違法操業漁民、領海侵入を繰り返す海警、防空識別圏侵入を繰り返す中国空軍…(「侵攻」とは) twitter.com/hiranotakasi/s…
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事実上の宣戦布告です。間も無く、ウクライナに対するサイバー・電子攻撃が本格化して、防空システムへの空爆が始まります。
プーチン氏、ウクライナ東部で「軍事作戦決定」: 日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXZQO…
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実際プーチンは、核兵器で米・NATOを脅して、核兵器国同士が戦争しないよう努めている(核恫喝して介入してこないよう抑止している)。だから、P5共同声明は、言っていることとやっていることが違いすぎる、と書いた。 twitter.com/show_murano/st…
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2014年以来、欧米の安全保障コミュニティは、「プーチンはまたこういうことを起こす」と散々議論してきたが、侵攻は防げなかった。無論、侵攻後にどうすべきか議論してきたことは他にもある。更なるエスカレーションをどう抑止するか、紛争をどうやって終結させるか、そして核を使われたらどうするか。
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NATOや米国が介入せずウクライナを見捨てれば、核戦争にはならない。介入するなら、核戦争のリスクを覚悟してそのリスクを管理する以外にない。核保有国と戦うというのは必然的にそういうことになる。「核の忘却」の時代は終わった。
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「明日は我が身」。精密誘導兵器の先制攻撃から始まる現代戦では、防御側の空軍は最初から戦力を4、50%削がれた状態で戦わないといけません。その状態で、空で戦って、航空優勢を回復するというのが果たして現実的なのか。日本の打撃力を考えるとき、航空機発射型を前提に考えるべきではない理由です。 twitter.com/2000grips/stat…
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日本はロシア・欧州安全保障の専門家が非常に限られているので、これらの人がつかまらないとメディアはすぐに有象無象を引っ張り出してくるようになるでしょうが、まあそういうことはやめましょう。信頼性を賭けた肝試しをしたいなら別ですが。
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この後に及んで、クレムリンの拡声器のような人をコメンテーターに使っているのは、興味本位でフグの肝を舐めてみようとしているようなものです。
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(1)「ロシアの軍事動員は交渉のための脅しに過ぎない」という見立ては間違っていた。
(2)「ロシアも戦争はしたくないはずだ」というのも希望的観測だった。
(3)米欧の情報評価は極めて正確だったが、侵攻を阻止するための行動・手段との間にギャップがあった。