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明日、枝廣淳子、岡田武史、小林武史、坂本龍一、孫正義ら5氏が出席し、多くの国民がツイッターで参加する「自然エネルギーに関する総理・有識者オープン懇談会」を開催します。政府と国民の「新たな対話の形」を模索する試み。ご参加ください。bit.ly/j9jYPG
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いま、毎日、メディアで流される大震災の映像。破壊された町。人々の姿。いま、この映像を瞼に焼きつけよう。この光景を胸に刻もう。そして、それを、これから我々の生きる原点にしよう。そして、いつか語ろう。あの時、この日本という国の素晴らしい再生が始まったと。
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いま、我々が直面している東日本大震災。この震災について、韓国の方が創られた記録映像メッセージです。静かな映像と音楽が、深く、我々の心に染み入ってきます。いま、我々は、何を心に刻むべきか。それを教えてくれます。http://youtu.be/F1lhwSTqe-Y
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福島原発事故への提言。住民の「安心」を考えるならば、周辺地域の放射線レベルの情報を、刻々公開するべきです。しかし、東電のモニタリングポスト情報は、事故発生以来、停止。福島県のモニタリングポスト情報は、昨日の建屋爆発以来、停止。ポストは、まさにこの事態のためにあるにもかかわらず。
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すなわち、社会心理的な「安心」を考えるならば、「起こっていること」を伝えるだけでなく、「起こっていないこと」を明確に伝えることが、極めて重要です。その点では、「いま、情報を集めています」と答えるだけの広報は、世の中の疑心暗鬼を掻き立てる、最悪の広報になってしまっています。
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住民の「安心」のために、ただちに実施すべきは「安全確認モニタリング」です。すなわち、避難勧告の20キロ圏内の数十か所において、放射線と放射能のレベルに「異常が無い」ことを測定・確認し、周辺住民とメディアに「リアルタイム」で伝え続けることです。それが、社会心理的に極めて重要です。
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刻々悪化する福島の原発事故。かつて原子力工学を研究した人間として、敢えて、一言。いま対処すべきは、住民の方々の「安全」の問題だけでなく、「安心」の問題。チェルノブイリ事故などのメディア情報によって、多くの人々が無用の不安に駆られることを避ける手段が、極めて重要です。(続く)