501
二億年ぶりにアサヒスーパードライを飲んでいるけど、俺の鼻が悪いからかアロマをほとんど感じないことに驚いた。酸味が強め。缶から直接ごくごくと喉に流し込む…って飲み方が推奨されている酒だ。これが日本を席捲して〝ドライ戦争〟を巻き起こしたんだよなぁ。
502
「見てごらん、あれがTwitterに人生を支配されたツイ廃の末路だよ。まだ飛んできてもいないクソリプを予想して、幻視して、虚無に向かって反論している…」
503
「StableDiffusionを使えば脳波から画像を生成できる」ってヤバすぎる。今はまだ超初歩的な状態だろうけど、将来的には「夢の録画」とか「目撃者の脳波から犯人の顔写真を生成する」とか「社会的に問題ある性的嗜好を持っているかどうかの確認」とかまで、装置の発達次第では可能になる…ってこと?
504
暴力は正義感の欠如ではなく、その過剰によって起きる。
大抵の暴力犯罪の犯人は、自分自身の正義を実現するために暴力を振るう。「侮辱されたら報いを与えるべきだ」とか「こいつは倫理的に許せないやつだ」と考えて、暴力を振るう。暴力楽しい!悪いこと最高!と考える人は、そんなに多くない。
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ハンムラビ法典に「目には目を、歯には歯を」と書かれていたのは、復讐のループが過激化し続けないようにするためだった。現代では、この発想すら「野蛮」だと見做されている。18世紀後半ごろからヨーロッパでは残虐な身体刑が減り、代わりに精神的な刑罰を下すようになった。ところが、
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「みんなで教室の机の上に立つ」とか「おもちゃじゃなくて本物の戦車がやってくる」とか「嫁さんの生首が届く」とか、あるいは「もちろんです、プロですから」「朝のナパームは格別だ」「アパム!弾持ってこい」「血が出るなら殺せるはずだ」あたりの名台詞とか、世間的にどれほど浸透しているのか…
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「高校生に金髪を許しているなんて信じられない」というご意見を拝見して、「ま、マジか…」ってなった制服自由な都立高校出身者ぼく。
ぼくらの卒業式を見たわが母いわく「まるで秋の高野山みたいだった」
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「誰かが誰かに操られていた」という陰謀論的に解釈するよりは、「利害の一致する人たちがお互いの利益を最大化しようとした結果、こういう均衡点に落ち着いた」という経済っぽい(?)解釈のほうが、より現実に即しているような気がします。
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これは人生のネタバレなのですが「口だけで何もしない生き方」をしていると、何も成し遂げられない人生になる可能性が高いですよ。(※人生を左右する一番重要な要素は「運」であり、「幸運」を引く可能性は試行回数が減るほど小さくなるため)
手を動かした分だけ、幸運を引く可能性も高くなります。
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権力とは、いざという時に味方になってくれる仲間の数のことである。あなたが泥棒に遭ったときに警察が対応してくれるのは、そして、あなたの家が火事になったときに消防車が駆けつけてくれるのは、本邦が国民主権であり、あなたが権力者だからだ。
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「最近の若者はパソコンを持っていない、スマホがあれば充分だからだ」と言われたのも今は昔。2017年のPUBGブーム、2018年のVtuberブーム、2019年からのAPEXブームの頃に中高生だった今のハタチ前後の世代にはゲーミングパソコンを当たり前に持っている人が結構たくさんいる……って本当ですか?
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何ていうか、この逸話を読んで「うわぁ…」って声が漏れちゃった。この質問を投げたインテル社員を「先見の明がないw」と笑うのは簡単だ。が、それは俺たちがスマホの普及した30年後の世界を知っているからだ。この社員はめちゃ賢いエリートだったはず。未来予想の難しさを物語るような逸話だと思う。
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「動員反対デモをあざ笑いに来たロシア版ネトウヨの若いお兄ちゃんたちが、居合わせた徴募担当官に『お前たち元気やな!採用!』と連行される動画」が流れてきたんだけど、「これが強制徴募!イギリス海軍史で見たことあるやつ!」ってなった。
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人間なら「察する」ことが可能なことを、ChatGPTくんは読み取れない。〝呪文〟として与えられた言葉がすべてだ。
比べると、人類の日常会話は不完全な文章の応酬で構成されている。「ごめん。なんか腹が、今…ちょっとトイレ。昼が鉄火丼で、あれかなぁ?」のような、めちゃくちゃな文章でも通じる。
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Twitterの法則(?)の1つとして「知識不足のやつほど強い言葉で何かを批判する」という傾向に気付いて、なんだかぐんにゃり脱力しちゃいました。
勉強していないだけでなく、勉強するつもりもなく、ただ第一印象の好嫌だけで感情論を吐く。そんな人、真面目に相手したくないですよね…
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「最近ちょっと運動不足が気になるんだけど」
「うん」
「京都でオススメのエクササイズ・スポットある?」
「伏見稲荷大社」
「伏見稲荷大社」
「参拝と書いて〝とざん〟と読む」
「登山」
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「言葉(コード)を正しく打ち込みさえすれば誰でもWindowsを再現できるのだから、Windowsに著作権はない」って発想をする人は、まずいない。
519
生物とは生きた情報記録媒体であり、彼らの体内には私たちの生活を豊かにする遺伝情報が――膨大な情報が――眠っている。環境破壊とは「役に立つ情報があるかどうか」を調べもせずに、ハードディスクドライブを叩き割るようなものだ。
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「健康保険証や運転免許証をマイナンバーカードに統一するなんて間違ってるよ!」
「たしかに紛失した際に再発行するまで困るよね…」
「そうじゃなくて」
「?」
「皮膚の下にマイクロチップを埋め込んで、そこにすべての個人情報を記録したほうがカードよりも効率的」
「えーっと…」
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マンガの歴代売上ランキングを眺めていると分からせられるのは、「面白いマンガだからといって売れるとは限らないが、売れたマンガは例外なく面白い」という残酷(?)な現実である。
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ご存じですか?
飲酒や喫煙は殺人よりも重たい罪なのですよ、少年マンガの世界では。
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OpenAIのサム・アルトマン氏(37歳)は、どうやらイーロン・マスク氏(51歳)をはちゃめちゃに尊敬していたっぽい……という情報が流れてきて身悶えしている。ところが今では、そのマスク氏に「AI研究を一時停止しろ」と言われてしまい敵同士のような関係に…
それが本当ならエモすぎるだろ…
映画かよ…
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俺が自作の中で〝ラッキースケベ〟の扱いに慎重なのは、別に「えっちなのはいけないと思います!」という発想だからじゃなくて、「ドラマとは〝葛藤〟である」という宗教の信者だからです。えっちなのをやりたければ『快楽天』とかエロ同人でやれば良くね?という発想。
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「AIで好みの映画が無限に生成されるNetflix」とか「AIで好みのマンガが無限に生成されるKindle」みたいなサービスが登場するはずだ、そうなったら俺の商売(※マンガ原作者)は終了だ!ヤバい!って想像しちゃったけど……。
もしかして、TVが出てきたときの映画業界はこんな感じだったのかな?