351
「法律で裁けぬ〝悪〟を、我々の手で直接裁いてやるのだ!」ってやつ。映画やマンガなら楽しくてカッコいいヒーローだけど、現実でやったらただの狂人ですぞ。少なくとも、世間の大半の人がその法律に納得している場合は。
352
Q. なぜコンピューターのディスクは〝C〟ドライブから始まるの?
A. かつて、野生のコンピューターの記憶領域は謎に包まれていました。しかし、20世紀初頭にニールス・ボーアが「ドライブ」の存在を発見。当時はより基幹的なドライブがあると予想されていたため、〝C〟ドライブから名付けられました。
353
「AIが論文の引用元を探してくれる時代が来る」
「来るとどうなる?」
「知らんのか?」
「数億本の論文から〝自分の主張〟の根拠を必ず見つけてくれるようになり、確証バイアスを絶対に満たせるようになり、〝引用する〟という行為そのものが無意味になる」
「学問の終焉じゃん」
#ツイッタSF
354
「出版社に呼び出されたのに数字が足りなくて本にできないと断られた」って話がインターネッツではたびたび流れてくるけど、(個人的経験から言えば)担当編集者の力が及ばなかったのだろうなって思う。同僚や上司を説き伏せる力がある編集者さんと出会えるかどうか。完全に運の問題。
355
主人公はアメリカ版の綾小路きみまろみたいなキャラで、ジョークが上手くてお年寄りに好かれる。そんな彼が「彼氏はいる?」という冗談の後に最初に訊くのは「息子はいる?」でも「お孫さんはいる?」でもなくて、「甥御さんはいる?」なんですよ。これがどれほど考え抜かれたセリフであることか!
356
手なりで脚本を書いたら、99%の平凡な脚本家は「息子さんはいる?」とか「お孫さんはいる?」って主人公に言わせてしまうと思う。本作の脚本家たちは「それっておかしくない?お年寄りに好かれるキャラであるはずの主人公なら、絶対に言わないはずじゃない?」と気づいているわけ。1%の天才の仕事。
357
もちろん悪いのは「人のモノを勝手に処分するヤツ」なのだけど、「コレクションの価値をきちんと伝える」という自衛手段を取っていたかどうかは、炎上ツイートには書かれていない。
358
ぼく「叡智絵で重要なのはシチュエーションでは?俺たちは〝情報〟を食っているんだ!」
リプ「分かります!女の子が物体と融合する絵をAIに描かせようとしたのですが上手くいかず、物体しか描かれません。でも〝慣れ果て〟って感じで興奮しました!」
ぼく「おっとクソヤベェのが釣れちゃったぞ…?」
359
プーチンは今のウクライナ政権を「薬物中毒者やネオナチ」と呼んだらしいけど、たしかにKGB出身の堅物の目にはクスリをキメているようにしか見えなかったのかもしれない。おちんちんピアノ。
360
なんやねん
361
2019年にイギリスに行ったとき、ド田舎のスーパーがバイトの求人を出していて、東京よりも高くて驚いたのを覚えている。ロンドンのマクドナルドでは、有人レジがわずかで大半がタッチパネル式になっていた。経済史から言えば、この2つのできごとは同じ1つの現象の裏表だ。
362
これはAIに描いてもらった「米米クラブ」
#midjourney
363
なあ人類…なぜだ?「特撮は女の扱いが軽い」みたいな雑語りを見るたびに、女が主要キャラとなる作品を並べて反論してきただろ?なのに、なぜ、自分の興味のない分野になると「アメコミに手塚治虫級の〝神〟はいない」とか「ポリコレで面白くなった映画は存在しない」とか雑語りしちゃうんだ、人類…?
364
「じゃあ、現実に日本は貧しくなってるの?」
「今お前の目の前にあるその箱は、Twitterとゲームをするだけのおもちゃではないぞ」
e-stat.go.jp
365
特定外来種乱獲系YouTuber(って勝手に俺が呼んでいる)ガサガサマーシーさんって人がいるんだけど、環境保全ってマジで地道で気が遠くなる…って感想と、それでも継続は力なんやな…って感想を同時に抱く。同じ場所でアメリカザリガニやミシシッピアカミミガメを取り続けると、水質から変わるらしい。
366
1979年には「ねえ…私、綺麗?」って訊いてくる口裂け女は恐怖の象徴だったのかもしれないけど、2022年の現在では承認欲求モンスターの裏垢女子みたいに見えてしまうから俺はSNSが憎い。
367
「カラスが吸い殻を誤飲したら可哀想!」
「カラスは賢いから誤飲しないんだよ、たぶん」
「絶対にしないと言える?」
「そりゃまあ、万物の霊長たる人類でも『高層ビルの屋上で片足立ちしてセルフィーを撮る』とか『密室でスプレー缶に穴を開ける』みたいな自殺行為をする個体はいるわけで…」
368
TLの野球クラスタがチェコ代表を見て「これが…アマチュア…? 普通に良い選手が揃ってない…?」ってザワザワしているの面白すぎる。格ゲーでパキスタン代表が異様に強かったときみたいな展開。
369
BingAIくんはMicrosoftのマニュアルを隅から隅まで読んでいるっぽくて、MS製品の使い方を訊いたときの精度がめちゃくちゃ高い。これだけで、俺の中でMS製品の魅力が1.5倍くらいになっている。
370
結局のところ、陰謀論にハマらない秘訣は「どんな証拠が見つかれば、自分はこの信念を捨てるか?」と自問することだろう。信念を肯定してくれる証拠なら、いくらでもネットで見つけられる。だからこそ、自分の信念を否定するような証拠をあらかじめ考えておき、それを探すしかないのだ。
371
「具体的な事件の名前や具体的な要求を出すと日本人は反感を覚えますよ」とアドバイスできる人がゼレンスキー大統領の近くにいたんだろうなぁ。
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小説版のエリスが悲劇的な結末を迎える辺りに、明治の男のロマンチシズムを感じる。てか、「可哀想は可愛い」は現代にも通じる性癖だ。反面、エリスのモデルの女性は飛行機もない時代に単身来日するような人だったわけで、〝強いゲルマンの女〟だったのではないか。ローマを滅ぼしたゲルマンの血。
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行動経済学で「学生寮の冷蔵庫に100円を入れておいても誰も盗まないが、100円のコーラを入れておくと飲まれてしまう」って研究があって、ヒトは安物を(同じ価値のお金より)ぞんざいに扱う習性があるらしい。コレクションの価値を正しく伝えていれば、悪妻でも勝手に捨てることを躊躇する…かも?
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日本で初めてウォッカを国内製造・販売したのは、のちに『スペースインベーダー』で有名になる株式会社タイトーだった……って逸話、面白すぎませんか。もともとタイトーは、ロシア革命から逃れてきたユダヤ系ウクライナ人のミハエル・コーガン氏が1950年代に興した輸入業の会社だったらしい。
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結局のところ脳は「現実世界」を見ているわけではなくて、真っ暗な頭蓋骨の中で、流れ込んでくる活動電位を手掛かりに、脳内で「シミュレーションした世界」を生きている。その点では、いわゆる「水槽の中の脳」と大差がないわけだ。