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おやつ中、自分の分を食べ終えた男の子(4歳)が僕の分を見ながら「ぼく おやつって たべたことない…たべてみたいなぁ…」と笑っちゃうようなバレバレの嘘を言ったので「おやつって何…?初めて聞いた言葉…」と返してみたら、「たべると ばくはつ するよ!」って。危ないから先生が食べるね。
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子どもたちに桃太郎の紙芝居を読んだ後、「みんながおばあさんみたいに川へ洗濯に行ってさ、こんな大きな桃が流れてきたらどうする?」と可愛い答えを期待しながら聞いたら、男の子(4歳)が「せんたくき あるから かわで せんたく しない」って。それな。
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子どもに話をする時、ご家庭と保育園では異なる部分があって、そこが話を聞くか聞かないかの差になる。ご家庭では話をしたあとに「わかった?」と“話を聞いたかの確認”をするのに対し、保育園では手遊びから始まり「先生今からお話するね」と、“話を聞く準備ができたかの確認”をする。確認は話す前に。
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朝、登園してきた男の子(5歳)が「せんせい!ママのおへそと ぼくのおへそ、おなかにいたとき くっついてたんだよ!」と興奮気味に言ってきたので、「(へその緒か)」と思いつつ「えー!すごい!どうやってくっついてたの?」と聞いたら、「えーとね…セロテープで」って。セロテープすごい。
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園庭でプリキュアごっこをしていた女の子(4歳)が転んでしまったので「大丈夫?」と声をかけたら「プリキュアは つよいから だいじょうぶ」って。でも、消毒の為にお部屋へ入った途端泣き始め、「せんせい…もう プリキュア じゃないから よわいの…ないていい…?」って。何それ可愛い。
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男の子たち(4歳)がヒソヒソと「わっ!ってビックリさせよ…!せんせいの せなか たたいて…!」と話しているのが聞こえたので、座っている僕の背後で「せーの…!」と聞こえた瞬間に「わー!」と振り返り逆に驚かせようとしたら、近くにいた他の先生にやっていて、恥ずかしすぎて帰りたくなった。
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折り紙をしている時、男の子(3歳)に「せんせい、さんかく おるの じょうず!」と褒められたので「えっへん!先生は三角に折る練習をいっぱいしたんだ!数えられないくらいね!○○くんも上手になりたかったら先生くらい練習だ!」と言ったら、「せんせい、ひま なんだね」って。泣いてないぞ。
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おままごと中、男の子(4歳)が「せんせい!かきごおり だよ!」とお椀をくれたので「ありがとう!何味?」と聞いたら、「たべてみて!」と言うから食べようとすると「あっついから フーフーして!」とかき氷なのに謎のアドバイス。食べたあとに改めて聞くと「おゆ あじ」って。笑った。斬新だな。
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昼食中、女の子(5歳)が「せんせいが アーン してくれなきゃ たべられないかも しれない…」と言うので、「甘えん坊さんめ。一口だけね」と言いつつご飯を口へ運んであげたら、真っ赤な顔で「もう ひとくちって いったら きらいに なっちゃう…?」って。嫌いにならないよ、甘えん坊さん。
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園庭で遊んでいる時、男の子(4歳)が「せんせい、ぼく おさかな だから つってね!」と言うので「わかった!それー!」と竿を振る真似をしたら、「ううん!それじゃ つれない!」と言うから「どうしたら釣れるの?」と聞くと、「ぎゅーって して」って。このお魚可愛すぎるんですけど。
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男の子(3歳)がトイレで水を流しながら「ざんねん」と言うので、「何が残念?」と聞いたら「ないしょ」って。だけど、その後も水を流す度に「ざんねん」と言うから「なになに?教えて!」と聞いたら、「おさかな でてこない…」と、しょんぼり顔。そのうちお魚が出てくると思っているらしい。最高。
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最近、女の子(5歳)のママがお迎えに来るのが遅くなっていたので「お仕事忙しいんですか?大変ですね」と声をかけたら、笑いながら「『せんせいと ふたりで いっぱい あそべるから、ぜったい おそく きてね』って毎朝言われるんですよ」って。だから寂しそうじゃなかったんだ。可愛すぎる。
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これテレビでもコメントしたんですが、市長は問題が公になってからようやく「憤りを感じる」などのコメントをしたんですよね。市は把握していたのに2ヶ月間も放置して、その間保護者たちは何も知らずに計3ヶ月間も保育園に通わせていた。園の責任は重いですが市も相当ですよ。
news.yahoo.co.jp/pickup/6446703
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男の子(3歳)に「せんせい、おすもう やりたい!」と言われたので「よーし!はっけよーいのこった!」と言ったら、「うりゃあああ!」と言いながら足に抱きついてきて、さらに「うおお!うおお!」と言いながら太ももに頬ずりしてきた。あれは最強の横綱だ。可愛すぎて勝てない。
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2人の男の子(5歳)が同じおもちゃを取り合って言い争いをしている途中、片方の子が「でもさ、○○くんと おんなじ おもちゃ すきで うれしいな〜」と言ったら、もう片方の子も「ほんとだ!」と嬉しそうに笑っていて和んだ。いいこと言う。ちなみに場が和んでいる間に別の子がスッと奪っていった。
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女の子(3歳)が「○○ちゃん おみせやさんに なっちゃったの…」と自分のことを悲しそうに言うので「嫌だったの?」と聞いたら、「ほんとは ケーキやさんが いい…」と言うから「今は何屋さん?」と聞くと、「ママが ○○ちゃんは がんばりやさんだね っていってた…」って。それお店屋さんじゃないね。
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園庭で女の子たち(5歳)が「ケーキやさん でーす!」と遊んでいたので、他の子たちも誘って行ってみたら「◯◯ちゃんはチョコケーキがいい?◯◯くんはイチゴケーキにする?」と続くなか、僕へは「せんせいは どの さかながいい?」と魚しか選択肢がない質問をされて笑った。じゃあ、サンマで。
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昼食中、男の子(3歳)が『しらすご飯』の中にいる一匹のしらすを指差して「これの おなまえは?」と聞くので「しらすだよ」と答えたら、「これは?」と別のしらすを指差したので「同じだよ」と答えたら、「おなまえ おなじ なの?」って。そういう意味のお名前かよ。お名前あったら食べづらいわ。
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昼食中、女の子(5歳)が「せんせい、スープ ふーふー して」と言うので「(熱いわけないんだけどな)」と思いつつ、ふーふーしてあげると「あー!せんせいの せいで つめたく なっちゃった!あーん してくれたら ゆるして あげる」って。とんだ小悪魔だ。
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女の子(5歳)が突然思い出したように「おりひめ と ひこぼし あえたかな?」と言ったので「会えたと思うよ」と答えたら、「ひこぼしが あまのがわ およげば いっしょに くらせるのにね。おりひめのこと ほんきで すき じゃないのかな?」って。その発想はなかった。
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お椅子に座って折り紙をしている時、男の子(3歳)が「ここ すわって いーい?」と聞いてきたので「うん!空いてるからどうぞ!」と隣の椅子を引き出したら、「ありがとう!」と言いながら僕の膝に座ってきたのが最高に可愛かった。そこかよ!
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大泣きする子や絶対に口を開けない子が出現する歯科検診の日。順番を待っている男の子(4歳)がお友達の様子を見ながら不思議そうな顔で「せんせい」と呼ぶので「どうした?」と聞いたら、「あの おじさん、みんなの くちのなか みるの すきなの?」って。これには笑った。新しいリアクションだ。
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保育園でもよく使う手なんだけど、自分が何か別のことをしながら子どもにお支度やお片づけをしてほしい時、「さぁ!先生は今、散歩の準備をしています!リュックにタオルを入れているところです!みんなはどうでしょうか!」と自分の実況をしながら子どもの確認をすると面白いほどテキパキ進む。ぜひ。
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園庭で遊んでいる時、日陰に座っていた女の子(5歳)に「一緒になわとびしよう!」と声をかけたら、とんでもなく面倒臭そうな顔をした後「いけたら いくね」と言うので「(絶対来ないやつじゃん…)」と思いつつ「待ってるね」と言ったら、「しつこい。いくき なくした」って。女だな、と感じた夏。
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身体測定で体重計を使っている時、男の子(4歳)が「あっ!せんせい!みちゃダメなんだよ!!」と怒ったので「えー?見ないとみんなの体重が分からないんだけどなー」と言ったら、「ママが『みないで!ちかづかないで!』って パパに いってるもん」って。笑った。なんて楽しそうなご家庭なんだ。