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廊下で「はぁ」とため息をついた職員に女の子(4歳)が「いき すると しあわせ にげちゃうよ」と言っていて笑った。惜しいね。息したら幸せ逃げるとかどんな地獄ですか。
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女の子(4歳)に「せんせい、まだ けっこん しない?」と聞かれたので「まだしないかな」と答えたら、「じゃあ わたしが 20さいになったときに せんせいも けっこん してなかったら しようね」と言ってくれた。あと16年。楽しみだな。
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女の子(2歳)のオムツ替えを手伝っている時に、女の子お気に入りのプーさんのオムツが無かったので「プーさんお散歩かな」と誤魔化したら、女の子が「プーしゃん どきょー!!」と叫びながら廊下を下すっぽんぽんで駆け抜けていく姿を見て「(あぁ、女の子ってたくましいな)」と思った。
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おままごとでコンビニごっこをしている時に、店員役の男の子(3歳)に「おべんとう あたためますか?」と聞かれたので「お願いします」と答えたら「ボオオオウウゥゥ!!ゴオオオオオ!!!…はい、できました」と商品を渡されたので、この子の行くコンビニは直火で温めてるのだと思う。
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男の子(3歳)に「お休みの日、どこか行くの?」と聞いたら、嬉しそうな笑顔で「うえのどうぶつえん!」と答えた。すると、それを聞いていた別の男の子(3歳)がこれまた嬉しそうな笑顔で「え!?ほいくえんの うえに どうぶつえん あるの!?」って。『上の動物園』と勘違い。可愛すぎる。
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女の子(5歳)に「せんせいと ディズニーランド いきたい!」と言われたので「いつか行きたいね」とはぐらかしたら、「せんせいは ほいくえん でしか あって くれない!まいにち あそんでるのに!」と怒られた。店の外では会わないホストみたいに言わないでおくれ。
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女の子(5歳)に「せんせい、どうしたら おとな になれるの?」と聞かれたので「うーん…20歳になったらかなぁ」と答えたら、そばにいた男の子(5歳)が「『こどもに なりたい』と おもったら じゃない?」と素敵な答えを言った。本当にそうかもしれない。
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以前「あまぞんで かのじょ かえば?」と言ってきた男の子(4歳)が「せんせい、すごいの みつけた!」と興奮気味にきたので「なぁに?」と聞いたら「つたやで かのじょ かりれば!?」って。もう何でもありだな。
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園庭で女の子(2歳)に「ちぇんちぇ」と呼ばれたので「なに?」と聞いたら「なぁに これ?」とタンポポを指差した。僕が「タンポポだよ」と言うと「ちゃんぽぴょ かぁ」って。何度「ターンーポーポ」と言い直しても「ちゃーんーぽーぴょっ」と可愛い笑顔。もう『ちゃんぽぴょ』にしませんか。
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男の子(5歳)が僕に耳打ちで「せんせい…ふしぎが ある…」と言うので、僕も耳打ちで「なにが…?」と聞いたら、「○○せんせい(女性)の おっぱい…おおきいひと ちいさいひが ある…きょうは ちいさいひ…」と本当に不思議そうに言うから笑った。不思議だなぁ(棒読み)
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女の子(5歳)が「だーれだっ」と言いながら手で僕の目を隠してきたので「ん〜誰かなぁ?この可愛い声は○○ちゃん?」と女の子の名前を言ったら「ぶー!せいかいは せんせいの およめさんに なるひと でしたっ」と真っ赤な顔で言い始めたから僕まで照れてしまった。これはズルい。
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男の子と「3…2…1…ドカーン!!!」と高い高いをして遊んでいたら、女の子(3歳)が「やってー!」と来たので「いいよ!」と女の子を持ち上げようとしたら、女の子が急に涙目になりながら「せんせい…おそら まで なげないでね…?」って。どれだけ高く飛ぶと思ってるんだ。
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女の子(5歳)に「せんせい、もう けっこん した?」と聞かれたので「まだだよ」と答えたら「すきな ひとは?」と聞かれて「保育園のみんなが大好き!」と答えたら、女の子が物凄く険しい顔で「それ ほんとうに いってるの?そうなら やばいよ 」って。泣いた。
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園庭で僕が鬼役で鬼ごっこをしている時に男の子(5歳)が転んだので「大丈夫?」と声をかけたら、男の子が「ふん…タッチ しなよ…」って。その様子を見た他の子どもたちが「○○くーん!!」と男の子の名前を呼んだら「おれは ダメだ!にげろ!!」って。何だよ、タッチしづらいよ。
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女の子(4歳)が「せんせい、こしょこしょばなし するから ちょっと しゃがんで」と言うので、しゃがんで女の子の口元へ耳をやったら、女の子が僕の頬にチュッとした後「へへー!せんせい だまされたぁ!」って。何回騙されても良いくらい可愛かった。
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金曜日の降園時に女の子(5歳)が泣きながら「やだぁ…!せんせいと あえないから、どようびも にちようびも やだぁ…!!」と言うので、感動しながら「じゃあ保育園お泊まりする?」と聞いたら「でも プリキュア みたいから かえる…」って。プリキュア強かった。
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お昼寝中に女の子(2歳)がムクッと起きて「ふぇ…」と寝ぼけながら、床に座って連絡帳を書いていた僕の膝の上へやってきて「んっしょ…」と座り込み、すぐにまた眠り始めたのが可愛すぎて愛おしかった。この天使を起こさせまいと僕が足を痺れさせたことは言うまでもない。
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男の子(3歳)が僕の胸に耳を当てながら「せんせいの おむねの おと ねむくなっちゃう…」と言ったので「(可愛い…!)」と思いつつ「どんな音?」と聞いたら、「『ガッキン!ガッキン!ガチャーン!』って いってた」って。ボクハ ロボット ダッタ ミタイダ。
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女の子(3歳)に「せんせい、なんで けっこん しないの?」と聞かれたので「お嫁さんがいないの」と答えたら「なんで?」と聞かれて「彼女いないし…」と答えたら「なんで?」と聞かれて「先生のこと好きになってくれる人がいなくて…」と答えたら「なんで?」と聞かれて…やめて…もうやめて……!
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これから保育士、幼稚園教諭になる方、またはなったばかりの方に忘れないでほしいことは、「○○組の担任」である前に「○○くんの、○○ちゃんの担任」だということ。一人ひとりにきちんと向き合えば、必ず良いクラスになる。いきなり「良いクラスにしなくちゃ」なんて思いつめなくて良いんだよ。
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男の子(5歳)が「ねぇ、せんせい」と真剣な表情で話しかけてきたので「どうしたの?」と聞いたら、「おんなのこ いっぱい いるのに ○○ちゃん だけ みちゃうんだ。キラキラ ひかって みえるの。なんでかな?」って。きっと初恋。男の子の中で初めて輝いた一番星。
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電車ごっこをしている時に、男の子(3歳)が駅員役で「もうすぐ でんしゃ きまーす」と言って遊んでいたのだが、乗客役の僕がホームの黄色い線に見たてた縄跳びを踏んだら「でんしゃ くるからあああ!!!さがってえええええ!!!!!」と叫び始めて笑った。可愛くて何度もやったら電車止まった。
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園庭で遊んでいたら、男の子(3歳)が派手に転んで膝に擦り傷ができたので「痛かったね、洗いに行こうか」と声をかけたら「じゃじゃーん!きずの できあがり でーす!できたて アツアツ でーす!」と笑顔で言った。このポジティブさを見習いたい。
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男の子(4歳)と「海は広いな〜大きいな〜」と歌っていたら「ひろいの?おおきいの?どっちなの?」と難しい質問をされたので、「実は広くも大きくもなくて…最強なんだ!!」と自分でも意味不明な回答をしたら「うおおお!うみ かっこいいい!!!」と目をキラキラさせていた。男の子って可愛いな。
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女の子(5歳)に「せんせい、アイスすき?」と聞かれたので「好き」と答えたら「なんのアイス?」と聞かれて「パピコ」と答えたら「わける ひと いないのに?」と真顔で言われて心の中で号泣しながら「じゃあ○○ちゃんと分けて食べたい」と誘ったら「けちくさ」と言われて涙で前が見えなくなった。