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「近くで褒めて、遠くで叱る」。子どもが何か叱られるようなことをした時、大人はサッと近寄って叱ることが多い。一方で、褒められるようなことをした時は、近寄らずに「すごいね〜」なんて目だけ配っておしまい。これを逆にする。「叱ってばかり…」と悩んだら、ぜひ一度お試しを!
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朝、登園してきた女の子(5歳)が「せんせい、みて!は ぬけたー!」と前歯が抜けた口の中を嬉しそうに見せるので「おー!グラグラしてたもんね!良かったね!」と言ったら、「ぬけた は ね、こんど おじいちゃんに あげるんだ!ちょっとだけ ないところ あるから!」って。優しすぎて笑っちゃう。
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絵本を読み聞かせする時、1回で読みきることが多いと思うんだけど「あとでお話の続き見ようね!」と声をかけたり、寝る前に途中まで読んで「明日続き見ようね!楽しみだね!」なんて言ったりして、あえて2回に分けて読むのが結構良い。「早く○○しなさい」よりも、その後の楽しみを作ることが効果的。
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4歳児クラス担任の時、半分ほどの子が「人参嫌い」で、保護者からも克服のご要望。栄養士と「伝説の人参が手に入った!」と、ハイテンションで土のついた普通のニンジンを子どもたちと観察。その後の給食中は「これ伝説の人参!?」「僕のは!?」と大盛り上がりで全員完食だった。観察と伝説は強い。
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これは保育園で結構使われる方法で抜群に効果があるんだけど、子どもが遊んでいる最中に「ご飯にしたい」「外出したい」なんていう時は、「片付けて」よりも「続きができるように、このままとっておこうね!」と声をかけると納得しやすい。片付けではなく“とっておく”。またこれができる!という安心。
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これ保育士も全く同じなんだけど、「残業少なくしてね〜」で済むならとっくに改善してる。現場が求めているのはその「具体策」と「設備・環境」。守られない制度なんていいから、まずは事務作業を効率・簡略化するべき。
教員残業「月45時間以内」中教審指針案、罰則はなしnikkei.com/article/DGXMZO…
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子どもは大人のように言葉を整理するのがまだ難しい。例えば「あそこに置いてあるティッシュ持ってきて」は簡単なようで、実は情報が多く伝わりづらい。「お願いがあるの」「あそこのティッシュ見えるかな?」「あれを持ってきてほしいんだ」これならほぼ伝わる。子どもの相槌が入るくらい短い言葉で!
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弟が産まれてお姉ちゃんになった女の子(5歳)が「あかちゃん かわいそう だよね」と言うので「どうして?」と聞いたら、「だって、いっつも おんなじ あじの おっぱいしか のめないじゃん」と言うから頷くと、「ソーダみたいに シュワシュワしたり、タピオカ はいってたら いいのに」って。それは斬新。
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お部屋で遊んでいる時、男の子(4歳)が「せんせい、ぼく チョコ なんだよ〜」と言うので「チョコ?○○くんお菓子だったのー?」と聞いたら、「うん!ママが ぼくは おっちょいチョコ だねって いってた!」って。それ多分おっちょこちょいだと思うけど、可愛いからチョコのままでいて。
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ママやパパと一緒にスマホで自撮りをすることで、子どもの幸福度や愛情の欲求が満たされる効果があるそう。確かに、一緒に写真を撮るということが嬉しいし、自然と距離が近くなるのでスキンシップにもなり、撮ったものを見ると楽しいから、これは納得。お家で簡単にできる遊びにもなるね!
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ベビーカーの子どもが「抱っこがいい〜」と泣いているとして、周りの人間は「抱っこすればいいじゃん」と思いがちだけど、その親は「なんとか抱っこをせずに切り抜けたい」と考えているケースが結構ある。疲れていたり、優しくなれなかったり。親も人間だから。そういうのを皆で理解できたらいいな。
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男の子(5歳)が「せんせい、きょう よる ねる?」と聞くので「寝るよ」と答えたら、「ねるときにさ、ぼくに おやすみって いって!ぼくも ねるとき いうから」と言うので「わかった!でも何で?」と聞くと、「せんせいと ねるみたいで うれしいじゃん!たのしみだな〜」って。先生はもうすでに嬉しい。
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もちろん水たまりで遊ぶのは楽しいし、良い経験にもなる。だけど、毎回はそうも言ってられないのが現実。時には親がズルするのもありだ!
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子どもが水たまりで遊び始めるとなかなか帰らなかったり、「その靴ではやめて…」だったり。そんな時は「ん?その水たまり、お魚いない?」と言うと踏んじゃいかんと出てくれて、どこだ?と探したあとスマホで水たまりを撮影し「お家で写真見て探してみよ!」と言うと結構帰る。保護者から好評の裏技。
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「なんで ポストあかいの?」「赤は目立つから○○ちゃんが見つけやすいよね」、「なんで そらは あおいの?」「○○くん青好きだから、青になってくれたのかもしれないよ!」という具合。大人がしっかり答えたり、子どもが自分で考えることも大切だけど、全部をそうするのは大変だから、これもあり。
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子どもの「なんで?なんで?」という質問責めが止まらない時、例えば「なんで よるは くらいの?」と聞かれると、大人は「お日様が寝たから」「月と交代なの」など、暗くなる理由を答えがち。でも、子どもが納得しやすいのは「○○くんが寝られるようにだよ」といった自分に関わる答え。ぜひお試しを!
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「他人に迷惑をかけないように」と強く教えられた子どもは、「他人に迷惑をかけられたくない」という意識も、他の子に比べて強く持っているように感じる。大人でもそうで、面倒ごとに巻き込まれたくないから、誰かが困っていても遠回しに見るだけ、見るけど声はかけないなど。これもバランスなのかな。
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少し熱っぽい男の子(5歳)に「お熱かもしれないから測ろうか」と言ったら「えーやだぁ!!さんじゅーななどごぶ に なりたくない!!!」と言うので、「どうしたの」となだめていると「だって かえらなきゃ いけないんでしょ!まだ ほいくえんで あそびたいのに!!」って。子どもも37.5℃に悩んでる。
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お部屋で遊んでいる時、女の子(4歳)が折り紙にお絵かきをして作ったスマホを片手に「せんせい、このアプリやりたいー?」と聞くので、「どんなアプリなの?」と聞いたら「これ おすと チューリップがさくの〜」と言うので、可愛いなぁと思いつつ押したら「はい、せんえん です」って。課金制だった。
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子どもと同じものを見て「綺麗だね」、同じものを食べて「美味しいね」と言葉がけや共感をしているうちに「この子は自分と同じ価値観だ」と思い込んでしまうケースがある。すると、子どもの自我が芽生えた時に「何でそんなことするの?」なんてイライラが襲ってきやすくなるので、頭の片隅にでも。
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おままごとをしている時、男の子(4歳)が「せんせい、○○くんに かーしーて っていってるのに かしてくれない!」と怒りながら言うので、なだめながら「何を貸してほしかったの?フライパン?お野菜かな?教えてくれる?」と聞いたら、「およめさん!」と女の子を指差したから笑った。それは揉めるぞ。
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子どもは鼻水を垂らしたり、食後に口の周りに色々つけていることがよくある。大人はつい無言のまま、ティッシュなどでサッと拭きがち。顔を拭かれる時に渋い顔をしたり、背けたりする子どもは、横や背後から急に拭かれた経験によって怖いと感じている場合がある。相手が子どもでも必ず一言かけてから。
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お部屋で遊んでいる時、男の子(5歳)に「そろそろお片づけしようか」と言ったら、「おかたづけを してほしければ、ぼくの いうことを きくんだ!」と言い出したので「(強盗かよ)」と思っていたら、「じょうずに おかたづけ できたら、だっこして ほめるんだ!やくそく だぞ!」って。要求が可愛すぎる。