MUKAI, Takahiko(@takahiko_mukai)さんの人気ツイート(いいね順)

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放流が,放流した種の個体群自体に負の効果を与えるというのが今話題の論文なのですが,放流行為には遺伝的攪乱や生物相の人為的改変という問題もあります.↓は2019年にうちの学部の同窓会ニュースに私が書いたもの.子どもへの環境教育というのを,もっと皆マジメに考えてほしいと思ってます
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各務原市の講座1回目で話したのは、生物多様性と外来種問題の基礎。生物多様性3つの階層(生態系・種・遺伝子)はいずれも地理的多様性が重要であって、そのおかげで世界中の興味深い自然や文化を知ったり、すばらしい生産物を享受できている。(続く)
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②獣害は山に食べ物が無いからイノシシやシカが降りてくるわけではない  これについては,山の環境が良ければ個体数が増えてそのぶん獣害が増えるし,餌付けなんかはもってのほかなのですが「山に食べ物が無いからだと思っていた」という学生はものすごく多い.本当に多い.ビックリするほど多い.
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もしそのことが「じゃあアユのためにウグイを放流しよう」ということに繋がっていたのだとすると,本当に残念ということになる……  なお拙著「岐阜県の魚類」にも図入りでコラムを書いているのですけどね…
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コクチバスの分布拡大は本当に深刻な問題で,岐阜県でも木曽三川などでかなり広がりつつあります.画像は2017年の「岐阜県の魚類」初版(左)と2019年の二版(右)ですが,改訂時の情報収集中に次々と河川での生息情報が顕在化したのでそれに合わせて書き直したのです……
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①自然保護(生物多様性の保全)は「自然のため」ではなく「人間のため」のもの  生態系サービスについて説明して,この大前提を理解してもらうようにしているのだけど,自然のためだと思っていたという学生は結構います.
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干潟工事で「生態環境が激変」 多様性の宝庫「軽い考え」で臨んだ県(毎日新聞) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/8fdeb…