しろたぬ(@shirotanu_dds)さんの人気ツイート(リツイート順)

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認知症の母親を在宅介護する娘さんが「もうムリ。少しくらい手伝ってよ!」と兄に助けを求めたら「母さんにもそうやって怒ってるの?優しくしないからうまくいかないんでしょ」と言われて、泣いてた。介護はやらないとわからない。だから兄弟といえどもあてにならない例も多い。とはいえ、あんまりだ。
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高齢者から得た人間関係の金言 ・ざわついた直感は正しい ・悪意には善意で向き合わない ・他人に期待しない方がうまくいく ・誰とつるむかよりも誰とつるまないか ・前歯の欠けた人からの儲け話は100%ウソ 人生100年、全員とうまくやるのはムリ。何とでも思ってくれ!と腹をくくった人が楽しんでる
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昔、入院した認知症の祖母のお見舞いにいったら若い看護師さんが「△△ちゃーん」と下の名前で祖母を呼んでいるシーンを目撃したことがある 悪気ないだろうしお世話になってるけど…孫としては微妙でした。それからは年齢関係なく敬語だけは忘れないようにしてる。多分、親しさと慣れなれしさは紙一重
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結婚しないと将来孤独だよ?とアドバイスをもらうことがあるけど、ほんとかな… 仕事柄、ひと言も会話のない老夫婦や子どもに絶縁された高齢者をわりとみかける。逆に生涯独身でも友人に囲まれてるお爺さんや、「本は友達」と笑うお婆ちゃんもいる。孤独を決めるのは結婚か未婚かではなく、自分次第。
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認知症のおばあちゃん 「先生が診てくれるようになってから虫歯にならないよ」 ありがとう。 でもそれね、ボクの腕が良いわけではなくて……総入れ歯
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80代の親が50代の子どもを経済的に支えるいわゆる8050問題。実際、医療現場でも目にするようになってきた。これって9060問題、さらに10070問題まで発展しそう。 高齢になるほど働くとかムリだから、共倒れリスクに加えて残された後の生活も危機的。いま中高年のひきこもりは全国に60万人…わりと深刻。
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実家の母親に用事があり「あっオレオレ」と電話したら「はいはい。何の用?」と疑いもなく答えたので「そんなんじゃオレオレ詐欺にひっかかるよ」と忠告した。そしたら「あんたの携帯からかけてきてんのに、あんた以外だったらオレオレ詐欺の前に拉致事件よ。んでなに?」と冷静に返され、用事忘れた。
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お世話になった介護施設の職員さんがまたしても辞めてしまう。 認知症の男性から執拗な暴言をうけ続け、診療同行した病院の待合室で公衆の前で罵られたときに心が折れました…と。気配りのできる素敵な人。今まで有難うございます、と伝えたら泣いてたよ。責任能力のないパワハラ、なんとかならんか…
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在宅での介護は想像以上に壮絶です。いまは介護施設で暮らす認知症の奥様といつも面会にくる笑顔のご主人。コロナ流行前はお部屋でキスするほどの仲良し夫婦。 そんなご主人も奥様を自宅で介護していた時は「不眠・うつ病・夜中でも怒鳴り散らす」人だった。心と身体の健康が一番。環境が人をつくる。
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祖母の在宅介護をなんとか完走できたのは、介護と仕事の板挟みで病んでいた頃に新しく担当になったケアマネさんが「まず休みましょう!」「受けられるサービスをフル活用しますね」「勢いで仕事辞めたらダメですよ!」「介護は家族の義務じゃないですから!」と明るく助けてくれたから。感謝しかない。
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認知症高齢者の汚れた入れ歯をはずそうとしたら右フックでフェイスガードを飛ばされ、そのまま左ストレートをもらいました。油断した… ここで伝えたいのは、入れ歯を綺麗にしないと肺炎の発症リスクが高まる…というデータもあるくらい"入れ歯の清掃"は大事。そして介護者は"命がけ"…ってことです。
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最近「認知症が進行した奥様」と「家事がまったくできないご主人」という夫婦をチラホラみかける。中には「メシはまだか」「部屋が汚い」と文句だけ言うご主人も。 2025年には高齢者の5人に1人が認知症といわれてる。炊く・炒める・洗う・掃除する…といった最低限の家事スキルは老い支度の必須項目。
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8020運動(80歳で20本の歯を残す)が推進されたのは30年前。今からの課題は「歯は残した。これからどうする?」だと思う。 30年の時を経て人の寿命は延び、認知症は急増した。結果として介護現場では懸命に残した歯が誤飲、感染、自傷の原因になることも。"未来を見据えた"早めの抜歯は決して悪ではない
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「息子に仕返しされた!」と介護施設に入居してきたお婆さん。 お金をすべて払っている息子さんに話をきくと、在宅介護に疲れ果てました…と。真相はともかく、「親への恩返し」イコール「子どもが自宅で介護する」ではないし、介護施設は姥捨山でもない。ただ、人生での振る舞いは老後に強く影響する
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人はそれぞれ人生で食べられる食事の回数が決まっています。残りの数はわかりません。食べられない高齢者をみるたび、普段当たり前に思っている"一食"が尊い物だと感じます。何を、どこで、誰と食べるかは本当に重要。微妙な人とつまむお寿司より、家でひとり映画と共にすするサッポロ一番の至福さよ
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「昔は通帳の残高を眺めてニヤニヤしていたけど、好きなことにもっと金を使えばよかった」と寝たきりになったお爺ちゃんが言ってた。貯金額の最大化だけを目標にすると、虚しさも貯まっていく…と。 そうか…お金がないと「老後の不安」になるけど、今をガマンしすぎると「老後の後悔」になるんだな。
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認知症が急速に進んだお爺さん。運転して帰ってきたら車に無数の凹み。でも原因を覚えておらず、そもそも運転したことすら忘れていたことがある。 結果、スーパーの塀にぶつけてたけど、これが人だったら…。高齢者の免許更新では認知検査にくわえ、運転シミュレーションも義務化してはどうだろうか。
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認知症と診断されたらすぐ歯医者にいく…は何度でも伝えたい。 認知症の進行とともに、口の中の管理や治療は難しくなる。歯がボロボロ・グラグラでも口を開かずに暴れる…という人も。早いうちに"未来をみすえた治療"を施しておくの大事です。認知症が進行したときの「かけがえのない財産」になります
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高齢者が人生で後悔していること、を聞く機会がある。たとえば ・働きすぎた ・他人を気にしすぎた ・健康に気を使わなかった ・友人や家族との時間をとらなかった ・リスクを恐れずチャレンジしなかった これはつまり「元気なうちにこの逆をやるんだよ」というメッセージ。今からやれること、ある。
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介護施設に対して「拘束はやめて!尊厳がある!でも転倒はダメ、窒息や肺炎もダメ!」とうったえる高齢者の家族。 解決方法はこれらすべて満たす術を発案するか、自宅で自己責任でやるしかない。家族の選択なら誰も止めません。でもその前に、介護の現場を自分の目で確かめてみるのは割とオススメです
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介護施設はよくない所…という概念は根強くあるんだよね。 さっきも「施設に入れるなんて親不孝者のやること」と淡々と娘に語るお婆さんがいた。その思想の果てに介護離職して困窮したり、子供の方が病んでしまう例もあるから心配になる。介護施設は頼ってよい所。状況によっては頼るべき所なんだよ。
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「何かあっても大丈夫。子どもに面倒みてもらうから」と息子さん(とその配偶者)に自分の介護を押しつけようと計画する高齢者のあとに「子どもを産んだのは、好きな人との子どもをただ産んでみたいと思ったからよ。子ども達には好きなように生きてほしいわ」と微笑む高齢者に会うと、温度差にとまどう。
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在宅介護している家族が、介護に関わっていない親族から「旅行にでも連れてったら?」「ご飯食べさせてる?」「もっとこまめに通院したら?」「本当に認知症?」などの無責任な指摘をされて、凹んだり怒ったりする姿をみると、"介護に関わるなら、何もせず口だけ出すのはNG"…ということを痛感する。
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高齢者の介護や医療に携わる人なら薄々気づいているけれど「好きなものを食べさせて」と希望する家族の多くは誤嚥の恐ろしさを理解しておらず、いざ問題が起こると「管理ができていない」とクレーマーに変貌する。 長く生きれば誤嚥もするし転倒もします。事故率は下げたいけれどそこには限界もある。
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同級生の間で親の介護の話が出始めたら、将来について一度身内で話し合っておいた方がよいです。 転倒した、急に倒れた、気づいたら認知症が進行していた…。介護はある日突然やってきて、「準備不足」と「無知」という状態にもかかわらず容赦なく選択を迫ってくる。2025年、国民の3人に1人は高齢者。