しろたぬ(@shirotanu_dds)さんの人気ツイート(リツイート順)

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周りでちらほら介護問題を抱える人がでてきた。介護を経験した身としては、介護離職だけは絶対にオススメしない。精神、身体、経済の負担が大きすぎる。 でも2025年には介護職員が40万人も不足する。つまり預けたくても預けられない人がでる。祖母が夜中に生ゴミを食べる姿は衝撃だった。日本の危機。
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介護職員の4人に3人が介護サービスの利用者またはその家族からハラスメントをうけた経験があるそうだ。 だけど現場ではスルーと我慢が日常茶飯事。多くは傷だらけで利用者を守ってる。そんな状況で介護職員を大切にせず、自分達だけを大事に扱えと求めるのは無茶がすぎる。日本はこれから介護大国。
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家事を全然してこなかった高齢者は配偶者の死によって、生活の危機に陥りやすい。 事実、水道料金の払い方を知らない、お米の炊き方がわからない、下着を表裏で使いまわす…そんなお爺さん達もいました。安全にそして衛生的に暮らすため、必要最低限の家庭科は習得しておくべき。
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日本の高齢者は3,500万人を越え、介護の必要な方は600万人います。 経験上、自宅での介護は想像以上に壮絶で、お金と精神が追い込まれます。少しでも関心と危機感が広まると嬉しいです。普段は歯科医として、医療情報と介護の経験談を呟いています。介護は遠い世界の出来事のようで、突然やってきます
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長生きしたことないからわからないけど、長生きって色々なモノを失っていくことでもあると思う。 95歳のお婆ちゃんが「長生きで羨ましいっていわれるけど、そんなことないのよ。夫と子供は死んじゃって孫もいない。ネコもあの世へいったし、友人も最期の1人が認知症になっちゃった」と。言葉の重み…
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祖母の在宅介護中、遠い親戚から言われグサっときたセリフ ・お風呂いれてる? ・ご飯食べさせてる? ・旅行つれていったら? ・年金の管理やろうか? ・認知症に見えないけど? 理解してほしいとは思わない。でも、口を出すなら手を貸してくれ。というか…同情するなら金をくれ、は本当だと思った
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介護サービスの利用者から暴力を経験した介護職員の割合は6割を超える。介護職員から利用者への暴力はクビ・逮捕だけどその反対はスルー・我慢が実情。多くは傷だらけで利用者を守ってます。 利用者やその家族が現場の職員を大切に扱わず、自分達だけを大事に扱えと求めるなら、それは無茶がすぎる。
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今年も随所で、認知症の介護でこわい思いをした…という介護職員さんの話を耳にした。 恫喝される、胸をもまれる、馬乗りにされる…。刃物をむけられた話も聞いた。被介護者(その家族含む)からの危険行為…への対応はこれからの超重要課題。介護する側が守られずに"超高齢社会"が成り立つはずがない。
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ときどき、高齢の親御さんへの愛情が深すぎて ・肺炎は許さん ・これ以上ボケを進めるな ・抑制はダメ転倒はもっとダメ ・饅頭は差し入れるが窒息は厳禁 …的なことを介護施設に要求するご子息ご令嬢方(やや高齢)に「人は老化する」というシンプルな事実が伝わってほしい…と思う瞬間、たまにある。
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介護が必要な人の入れ歯がこわれたり、歯ぐきが腫れたりして、その家族がなんとか歯科医院まで連れてくることがある。足腰が不自由で来院時にヘトヘトなお年寄りも。こういった"通院が難しい方"のために「訪問歯科」があります。ぜひ頭の片隅にいれておいて、困っている人がいたら教えてあげてほしい。
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介護職員さんから聞いた"高齢者の枯れない性欲" ・キスをせがんでくる ・胸やお尻を触ってくる ・排泄介助で性器をみせつけてくる ・部屋に呼ばれ駆けつけると自慰行為 昼は紳士なのに夜這いする人や特定の職員だけを狙う認知症の人も。高齢でも性欲が保たれ顕在化することがある。外なら逮捕案件…
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どなたかのツイートで目にした「大切なひとの"手の写真"を残すのはおすすめ」…という話。 去年の冬になんとなく、お母様を介護している娘さんにこの話を伝えた。先日そのお母様が亡くなり、娘さんから本日お礼をいわれた。「手を撮っててよかった。母が近くにいるみたいです」と。手の写真、すごい。
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老人ホームのお婆ちゃんとの話の流れで「いつも昔の話ばかりして…と思ってるでしょ?違うのよ。これでもつい最近の話をしてるつもりなの」と言われたので「それって10年前の曲を新曲だと感じる感覚ですか?」と尋ねたら「そうそう!」と。「その感覚だいぶ前からあります」と返したらめちゃ喜ばれてる
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何度でもいいますが「歯」は死ぬほど価値の高い資産ですよ。 虫歯と歯周病をくり返して治療に1本50万円かけると、全ての歯を治すのに1,500万円も払うことになる(それでも天然の歯は元に戻らない)。「食後の歯磨き」と「定期検診」は未来への確実な投資です。節約に興味ある人はまず歯のメンテナンスを
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子育て20年、そのあと親の介護を20年やり遂げた女性が「若いときお金はなくて時間があった。歳をとったらお金も時間もあると思ったけど、違った。昔と一緒で、お金はないまま時間ができた。決定的な差は体力がないこと。好きなことできるね…って急に言われても、何してよいかわからない」と。むむむ…
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よく考えると人生100年といわれるこの時代に「生まれて10年たったら生え変わります。あとの90年は…頑張って使ってね!」という人間の歯のシステムは欠陥がすぎる。 神様仏様、せめて50歳でもう一度だけ生え変わるチャンスをください。
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寝たきりの年金受給者が一家の大黒柱…という家庭は一定数います。 そのような高齢者と暮らす家族が「いま死なれたら生活できない。保険の満期までは胃瘻でも何でもして生きててもらわないと!」と経済的虐待の可能性を自白しつつ、保険金目的の延命を堂々と主張していた例も。超高齢化社会、カオス…
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昔、知り合いのケアマネさんが退職するとき「利用者さんのために本当は続けたいんですけど、今の会社は昇給もなく有給もとれなくて。親戚のお葬式で休んだときも電話が鳴りっぱなしで…。命を削って仕事しろと言われてるみたいで…」と。奉仕という名の自己犠牲のうえに、仕事を成り立たせてはいけない
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190cm近い骨太の認知症男性。何をするにも拒否が強く暴れるので、口腔ケアも介護者1人ではムリ。 眼鏡が壊れた、アザができた…と介護職員さんの被害も大きいので、自分でやってもらおうと歯ブラシを渡したら今度は槍のように突き始めた…と。もう口腔ケアより介護者の心と身体のケアの方が必要だよ…
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親と仲良し。将来は家で介護…と気軽に考えている知り合いがチラホラいる。 正直私は大好きだった祖母の介護で、身体と精神が死にかけた。いや、大好きだったからこそ"楽しかった過去"との比較で脳も心もキシんだ。もちろん家族の形は人それぞれ。だけど在宅介護は"気軽"にできるほど軽くはないんだ。
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日本を寝台列車で回りたかったけど、病気になってムリになっちゃった…そんな高齢者の話をきくと、やっぱりやりたいことは早めにやっておくべきだと思う。 思えば、仕事で多忙だった祖父も老後を経験する前に倒れ、祖母との旅行や家庭菜園は夢と消えた。老後のために何でもガマンしすぎるのは考えもの
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在宅で祖母を介護していたとき「認知症の本人が1番つらい。頑張れ。」という助言をうけたことがある。 心身ともに限界だったので、その決めつけた感じに納得いかなかった。割と頑張ってるんだけど、と。むしろ介護者の方が大変で、当の本人は幸せなのでは?くらいに感じた。今でもたまに思い出す…。
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100年前に生まれた子どもが100歳まで生きる確率は1%もなかった。 いま先進国で生まれた子どもが100歳まで生きる確率はなんと50%を越える。昔の人からみれば、無限と感じるほど時間が産まれたはずなのに、日本の若者の死因1位は自殺で、7人に1人は貧困という現実。ディストピアジャパン…カオス…
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事故報告書は始末書じゃないぞ 介護施設で、偶然に転倒を発見した夜勤あけの職員さんが事故報告書をまるで反省文かのように書かされ、家族から悪者扱いされた話を聞いて悲しくなった。責任追求は現場が萎縮するだけ。それに元気な高齢者も転ぶときは転ぶ。1人だけを24時間完璧に見守るなんてムリだよ
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「婆ちゃんの認知症が進んで老人ホームに入居することになった」という知り合いがそれを"悲報"と呼んでいて、離れて暮らすのが寂しいのかと思いきや、施設にいれること自体がかわいそうだと。 プロのスタッフがいて設備の整った環境で過ごせることの何が悲報なんだ?老人ホームは姥捨山じゃないぞ?