しろたぬ(@shirotanu_dds)さんの人気ツイート(新しい順)

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在宅介護している家族が、介護に関わっていない親族から「旅行にでも連れてったら?」「ご飯食べさせてる?」「もっとこまめに通院したら?」「本当に認知症?」などの無責任な指摘をされて、凹んだり怒ったりする姿をみると、"介護に関わるなら、何もせず口だけ出すのはNG"…ということを痛感する。
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90代の夫婦が老老介護してたり、もうすぐ80歳の娘さんが100歳のお父様を介護してる…といった状況を見かけることは増えてきたけど、今日は90代の母親が70代の認知症の息子さんを介護している話をきいた。日本の高齢化問題をビシビシと感じてる。
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老人ホームに入居してきたお婆ちゃんが「わたし、歳をとるって初めてだから、よくわからないことだらけです。よろしくお願いします」と挨拶してて、なんかほのぼのした。
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家族を家で介護している人は「自分自身の健康」を本当に大切にしてほしいよ。 美容院に全然行けず髪がボサボサだったり、在宅介護をはじめて一年くらいでキレイだった歯がむし歯だらけになったり。メンタルを病んだ人もいる。介護される人が健康でいるためには「介護する人」の健康が欠かせないんだ。
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とある老人ホームにて。「最近、目が見えなくなってきてねぇ。でも彼のことはよく見えるのよ!」…と、氷川きよしさんのカレンダーにマッサージとか皮膚科などの予定をせっせと書き込む90歳のお婆ちゃんがすご可愛い。結論、推しは偉大。
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要介護5の方の家族が「こういったら不謹慎かもですけど、最近は暴れずに寝ててくれるのでラクになりました」とホッとしてたり、逆に介護度3の方の娘さんが「私のメンタルが疲労度5です…」と嘆く姿をみると、"介護度"と"介護者の大変さ"は必ずしも比例しない…と痛感する。介護は数字だけで計れない。
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普段は海外に住んでいるという三女さんが老人ホームに突然現れて、「男性が夜中に忍び込んできた…と母が言ってますけど?」「誤嚥性肺炎?誤嚥性なら誤嚥させなければよいのでは?」などと介護職員さんにつっかかっていた。介護では、"いつも関わってない人"が一番めんどくさいパターンが、ままある。
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お年寄りの言葉はときに重い。先日、老人ホームで暮らす80代のお婆ちゃんが「誰からも嫌われないように生きていると、誰からも好かれない。」「誰にでもいい顔していると、誰にも信頼されない。」といっていて、そのあと「私がそうだったから」…と呟いてた。なんだか身の引き締まる思いがした。
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祖母の在宅介護をなんとか完走できたのは、介護と仕事の板挟みで病んでいた頃に新しく担当になったケアマネさんが「まず休みましょう!」「受けられるサービスをフル活用しますね」「勢いで仕事辞めたらダメですよ!」「介護は家族の義務じゃないですから!」と明るく助けてくれたから。感謝しかない。
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祖母の施設入所を考えていたころ、急にやってきた親戚。 認知症の進んだ祖母に「施設には入りたくないよね?」「認知症ってほどじゃないでしょ?」「他人に世話されたくないよねぇ?」などと質問を浴びせた挙句、「ほら、うんって言ってる。あとよろしく」と去っていった。無責任という言葉を学んだ…
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どなたかのツイートで目にした「大切なひとの"手の写真"を残すのはおすすめ」…という話。 去年の冬になんとなく、お母様を介護している娘さんにこの話を伝えた。先日そのお母様が亡くなり、娘さんから本日お礼をいわれた。「手を撮っててよかった。母が近くにいるみたいです」と。手の写真、すごい。
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去年も呟いたのですが、認知症の高齢者の「冷房嫌い」には要注意です。 「冷房イヤ」「暑くない」「節約してる」…といっていても実は「リモコンの操作がわからず、それをごまかしている」…という可能性も。認知症の人は忘れた事を"取り繕う"。これから暑くなります。まわりの気づきで熱中症防止を。
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介護施設はよくない所…という概念は根強くあるんだよね。 さっきも「施設に入れるなんて親不孝者のやること」と淡々と娘に語るお婆さんがいた。その思想の果てに介護離職して困窮したり、子供の方が病んでしまう例もあるから心配になる。介護施設は頼ってよい所。状況によっては頼るべき所なんだよ。
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同級生の間で親の介護の話が出始めたら、将来について一度身内で話し合っておいた方がよいです。 転倒した、急に倒れた、気づいたら認知症が進行していた…。介護はある日突然やってきて、「準備不足」と「無知」という状態にもかかわらず容赦なく選択を迫ってくる。2025年、国民の3人に1人は高齢者。
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とある家庭では、要介護5のご主人(90代)を要介護2の奥様(90代)が懸命に介護している。 これだけでもかなり危うい状態なんだけど、彼らの息子さん(70代)がすでに要介護3…という事実をきいて、人生100年!と喜んでいる長寿大国ニッポンはつまり「介護大国ニッポン」だという現実をヒシヒシと感じる。
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「一人は孤独っていうけど、苦手な人に無理やり付き合っている時間の方がよっほど孤独」って老人ホームで暮らすお爺ちゃんが言っていて、それな。…と思った。 「一人でいる=孤独を感じてる」…とは限らない。逆に、隣に人がいても孤独を感じるときもある。重要なのは物理的な頭数じゃないんだよね。
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「こんな所に入れるなんて、娘はひどい!家がよかった!」と嘆きながら介護施設に入居してきた身体の不自由なお婆さん。 だけどその後ろには「もう限界です」…と在宅介護に疲れ果てた娘さんがいて、しかも娘さんは経済的にもたくさん援助している…という構図をみると、両者の温度差にせつなくなる。
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在宅介護していた祖母を老人ホームに預けた経験から「有料老人ホームの探し方/選び方」をブログにまとめました。 家での介護はムリ、費用が高そう、すぐに入居したい、そもそも有料老人ホームとは?…という方の参考になれば。日本人の約30%が高齢者です。介護は早めの対策をkaigo-atooshi.com
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さっき老人ホームで「えー、結婚したいです。老後、不安ですもん。死ぬとき一人はイヤだし」という介護職員さんに「大丈夫大丈夫。結婚しても老後が安心とは限らないし、配偶者がいても死ぬ時はみんな一人よ。それより貯金と1人でできる趣味、作っとき。」ってお婆ちゃんがリアルなアドバイスしてた。
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いま老後を迎えている世代は奥様に家事を全部まかせていた高齢男性も多くて、中には認知症になった奥様の隣で「飯も洗濯もできなくなって困る」と堂々と愚痴る人がいたし、病気の奥様の入院先に「はやく退院させろ」と怒鳴りこんだ話をきいたこともある。そのたびに"自立は老後の備え"だと痛感してる。
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老人ホームの入居者の中には、スタッフに暴力を振るうひと、他の入居者に暴言を吐くひと、日常的にセクハラするひと…がいる。無茶な要求を通そうとする家族も。 「入居者から選ばれる老人ホームより、入居者を選べる老人ホームがいいな…」とロッカーから漏れてきた介護職員さんの声は本音だと思う。
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さっき老人ホームで暮らす戦争経験者のお爺さんが「この戦争、遠い国の出来事だと思ったらダメ。ロシアの西隣はウクライナだけど、東隣にある国は日本なんだよ。ひと事じゃない」と。いつも笑ってる目が全く笑ってなくて空気が張りつめた。平和って当たり前じゃなく、本当にありがたいことなんだよね…
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老人ホームにて、戦争経験のあるお爺さんたちの「戦争はあっという間に始まる」「国は信用できない」「本当の敵はウイルスではなく人間か」「周りのほとんどは餓死だった」「年寄りが始めて、若者と子どもが犠牲になるのが戦争」…といった意見が重い。戦争、ダメだよ。。
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認知症の母親を在宅介護する娘さんが「もうムリ。少しくらい手伝ってよ!」と兄に助けを求めたら「母さんにもそうやって怒ってるの?優しくしないからうまくいかないんでしょ」と言われて、泣いてた。介護はやらないとわからない。だから兄弟といえどもあてにならない例も多い。とはいえ、あんまりだ。
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介護が必要な人の入れ歯がこわれたり、歯ぐきが腫れたりして、その家族がなんとか歯科医院まで連れてくることがある。足腰が不自由で来院時にヘトヘトなお年寄りも。こういった"通院が難しい方"のために「訪問歯科」があります。ぜひ頭の片隅にいれておいて、困っている人がいたら教えてあげてほしい。