しろたぬ(@shirotanu_dds)さんの人気ツイート(いいね順)

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最近老人ホームに入居してきた認知症高齢者の娘さんが「遠方の弟には、施設に入れるなんて親を見捨てるのか!…なんて言われたんですけど、もう限界で」と言ってた。 私も同じような経験があるけど「家族が自宅で介護」は他人が押しつけるものじゃない。ムリだったら離れるのも当事者にとっては幸せ。
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たまに「口から食べていない人に口腔ケアは必要ない」という意見がありますが結論、口から食べていなくても口腔ケアは必要です。このような人は体力だけでなく口の周りの機能も低下しています。そのため虫歯、歯周病や肺炎のリスクも上がる。歯ブラシやスポンジで汚れを落とし保湿することを忘れずに。
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「孤独な老後がイヤだから結婚したい」という考えをたまに聞くけど、賛同しかねる。 介護の現場では配偶者や子供がいても『孤独』な高齢者をたくさんみる。何年も家族から連絡がない人、DVや浮気が直らず絶縁された人。孤独に強く影響するのは婚姻関係の有無ではなく、人生での振る舞いではなかろうか
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老老介護の実態はもっと広まるべき ・90歳の夫が99歳の妻を介護 ・要介護2の妻が要介護5の夫を介護 ・80歳目前の息子が100歳の母を介護 先日は横断歩道を渡りきれなかった老夫婦がいた。「在宅での介護」が国の方針になりつつあるけど、現場をみると心は複雑。多くの人はいつか他人事じゃなくなる。
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老人ホームにて、戦争経験のあるお爺さんたちの「戦争はあっという間に始まる」「国は信用できない」「本当の敵はウイルスではなく人間か」「周りのほとんどは餓死だった」「年寄りが始めて、若者と子どもが犠牲になるのが戦争」…といった意見が重い。戦争、ダメだよ。。
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両親から「私達に何かあったら介護するように」と言われている知り合いがいるので、自分の介護経験を伝えつつ全力で阻止しようとしている。たぶん地獄への片道切符。子どもを無料の介護要員として扱う考えと、それを美徳とする風潮は消えて無くなればいいと思う。介護の美談には簡単に人を殺す力がある
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家事を全然してこなかった高齢者は配偶者の死によって、生活の危機に陥りやすい。 事実、水道料金の払い方を知らない、お米の炊き方がわからない、下着を表裏で使いまわす…そんなお爺さん達もいました。安全にそして衛生的に暮らすため、必要最低限の家庭科は習得しておくべき。
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去年も呟いたのですが、認知症の高齢者の「冷房嫌い」には要注意です。 「冷房イヤ」「暑くない」「節約してる」…といっていても実は「リモコンの操作がわからず、それをごまかしている」…という可能性も。認知症の人は忘れた事を"取り繕う"。これから暑くなります。まわりの気づきで熱中症防止を。
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高齢者の転倒や誤嚥は介護のプロなら防いで当然…という考えを持つ方が稀にいます。体の機能が低下すると平坦な廊下でも転ぶし、唾で誤嚥することもある。転倒ダメ、誤嚥許さん…みたいな圧力は現場が疲弊するだけ。努力と根性だけではどうにもならないことは存在する。一度やってみるとわかると思う。
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介護サービスの利用者から暴力を経験した介護職員の割合は6割を超える。介護職員から利用者への暴力はクビ・逮捕だけどその反対はスルー・我慢が実情。多くは傷だらけで利用者を守ってます。 利用者やその家族が現場の職員を大切に扱わず、自分達だけを大事に扱えと求めるなら、それは無茶がすぎる。
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介護職員に暴力やお触りをする認知症の方がいる。 その事実を伝えても「認知症だから仕方ないでしょ」と認知症をまるで印籠のように使う家族がいるけれど、一応言っておくと、暴力はパワハラでお触りはセクハラです。あと仕方ないかどうかを決めるのは家族ではなく該当職員なので、仕方なくはないです
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親の介護問題では、情に流されて仕事を辞めようとする人も多い。 実際ボクは祖母の介護で地獄を見たので、できる範囲で"介護はプロに依頼"すべきだと思っています。大事な人を嫌いになりかけた。介護者にも自分の時間を楽しむ必要があるはずで、共倒れや自己犠牲を美談として広めるのはやめてほしい。
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「家族を介護する」が美談として祭り上げられると「認知症の介護で働けない」「介護で身体を壊した」「兄弟間が険悪」「何のために生まれてきたのか」みたいな本音を持つ人が声をあげにくくなる。身内の介護は決して美談ではないこと、介護においての自己犠牲は共倒れにつながることこそ広まってほしい
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何度でもいいますが「歯」は死ぬほど価値の高い資産ですよ。 虫歯と歯周病をくり返して治療に1本50万円かけると、全ての歯を治すのに1,500万円も払うことになる(それでも天然の歯は元に戻らない)。「食後の歯磨き」と「定期検診」は未来への確実な投資です。節約に興味ある人はまず歯のメンテナンスを
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認知症の祖母を介護していた頃、「通帳みせろ!」と遠い親戚に怒鳴りこまれた経験がある。 認知症では、家族にお金を盗られた、ご飯をくれない、介護職員に夜這いされた…みたいに身近な人を加害者として吹聴する場合がある。普段介護に関わらない人は疑念を抱く前にまず現状把握を。3日いればわかる
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さっき老人ホームのお婆さんに「人生はいかに"隙"と"好き"を見つけるか。体力のあるうちにやりたいことをやるべきよ。」といわれた。多分、真理。自分のために使える健康な時間って思ってるよりずっと少ない。肝に命じたい。
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本はたくさん読みなさい!ってよく言うけれど、それって教養や読解力なんかを学んで知見を広めなさいって意味だけじゃなく、歳をとると目がやられて本が読めなくなる…ってことでもある。 高齢者が虫眼鏡を使って苦労しながら小説を読む姿をみて、強く思う。美しい文章を快適に見られるのは今のうち。
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要介護5の方の家族が「こういったら不謹慎かもですけど、最近は暴れずに寝ててくれるのでラクになりました」とホッとしてたり、逆に介護度3の方の娘さんが「私のメンタルが疲労度5です…」と嘆く姿をみると、"介護度"と"介護者の大変さ"は必ずしも比例しない…と痛感する。介護は数字だけで計れない。
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祖母の在宅介護でメンタル崩壊して思ったけど、介護の「終わりがみえない」「終わりは被介護者の死」という現実はネガティブさを増強する。 すべてがおわるまで黙々と耐え忍んだ知人もいた。これから介護問題に関わる人は激増します。介護の現状や知識がもっともっと共有される社会になりますように。
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身内に介護が必要になったとき、面倒は自分がみる…という使命感だけで仕事を辞めたら絶対ダメ。 介護期間は平均5年。家族による介護はプロの介護に比べ、数十倍の虐待が発生するといわれる。数ヶ月で経済、精神的に追い込まれた例も。身内の支援は特定の人のみで抱え込むことではない。周りに頼って。
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90代の夫婦が老老介護してたり、もうすぐ80歳の娘さんが100歳のお父様を介護してる…といった状況を見かけることは増えてきたけど、今日は90代の母親が70代の認知症の息子さんを介護している話をきいた。日本の高齢化問題をビシビシと感じてる。
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高齢者の介護や医療に携わる人なら薄々気づいているけれど「好きなものを食べさせて」と希望する家族の多くは誤嚥の恐ろしさを理解しておらず、いざ問題が起こると「管理ができていない」とクレーマーに変貌する。 長く生きれば誤嚥もするし転倒もします。事故率は下げたいけれどそこには限界もある。
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介護施設はよくない所…という概念は根強くあるんだよね。 さっきも「施設に入れるなんて親不孝者のやること」と淡々と娘に語るお婆さんがいた。その思想の果てに介護離職して困窮したり、子供の方が病んでしまう例もあるから心配になる。介護施設は頼ってよい所。状況によっては頼るべき所なんだよ。
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認知症の介護や医療の現場では、口だけ出してお金は出さない次女さんや、思いつきの要求をしてくる決定権のない娘婿さん…なんかが現れると業務が著しく停滞するので 身内の介護が必要になったら「"お金を管理する人"がキーパーソンになる」と「家族内での意見を統一しておく」はほんとお願いしたい。
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今年も随所で、認知症の介護でこわい思いをした…という介護職員さんの話を耳にした。 恫喝される、胸をもまれる、馬乗りにされる…。刃物をむけられた話も聞いた。被介護者(その家族含む)からの危険行為…への対応はこれからの超重要課題。介護する側が守られずに"超高齢社会"が成り立つはずがない。