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精神科の治療って「スペック以上の処理負荷がかかってフリーズしてるパソコン」を治す作業とそっくりで、とにかく休ませて遅い処理が終わるのを待ち、治らないなら、薬で要らないソフトを閉じさせるか、話し合いで計算アルゴリズムを改善させるか、電気痙攣療法で再起動させるか、という選択肢になる。
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「パソコンのスペックをあげる」という選択肢はない。賢くなる薬や幸福感を与える薬はなくて、限られたスペックの中で要らん処理が続いていたら、それを見つけて止めるとフリーズが消えてスペックがあがったように見えるだけ。本来の賢さ、本来の幸福感に戻る。それらが元々なければ、なかなか難しい。
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「抗うつ薬はハッピーになる薬」という理解は間違いだと思っている。不安を止めてハッピーになる余裕を作る薬だと思ったら良い。
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「発達障害はゴッコ遊びしない」 「発達障害っぽいオタクがイベントに参加して遊ぶとコスプレイヤーに迷惑をかけることがある」 という矛盾する2つの情報は 「ゴッコ遊びと認識されていない(キャラと同一視している)」 という解釈で矛盾が消える
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すごい馬鹿なこと言うんですけど、音楽全然知らない人、ピアノの白鍵が均等に配置されていて謎の原理によって間に黒鍵が挿入されていると勘違いてしてません?(ソースは俺)
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ちょい話題ズレるんだけど「表向き言葉」みたいなものがあるようで、みんな抽象的な言葉を使う。具体的な話をしたほうがいい。 twitter.com/negyutyubu/sta…
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境界知能の会話、なぜか抽象語から始まるんだよな 「調子は悪いです」 「というと?」 「意欲がないです」 「というと?」 「仕事です」 「というと?」 「作業所です」 「というと?」 「人間関係です」 「というと?」 みたいに尋問せざるを得なくて、なかなか具体的情報が来ない
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えー!アフリカ音楽すげえ前衛的なことしやがる mie238f.com/entry/2018/12/…
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どうにもイラスト界隈は企業側が著作権に鈍感でイラストレーター側が著作権に神経質、音楽界隈は企業側が著作権に神経質で作り手は著作権に鈍感、という構造が伝統的にあって、イラスト界隈の人は世界を俯瞰できずにAlに対してブチ切れてて勝手に音楽界隈と歩調が合ってると誤認してるところがある
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パクリを叩かれたデザイナーがよく「自分の思いつきだと思っていた、直前にそれを見て影響は受けただろうがイチイチ覚えていない」と弁解するけど、あれは詭弁ではなくたぶん本音で、自分らが過去の創作物のパッチワークをしてる自覚がないからイラスト界隈だけAIにキレてんだろな、といま思いました twitter.com/hsjoihs/status…
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文芸界隈も作曲界隈も意識の上にあげてオマージュをパッチワークしながらセンスで繋ぐけど、イラスト界隈はおそらく意識下でやってる。プロ棋士は前頭葉ではなく基底核で考えて直感で次の手が見えるらしいが、たぶんなんかそういう処理が大きい。
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精神疾患、やはり「幸せであれば精神を病まない」という大きな誤解をとくのが大事だな。この誤解によって「幸せであれば多忙でもうつ病にならない」「幸せであれば精神疾患を治療継続せずに済む」という2つの誤認が生じる。実際には、幸せでも休息が必要だし、治療継続が要る。
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「トラック社名逆読みシリーズ」っていうコンテンツ(?)らしい twitter.com/neooyaji/statu…
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なるほど、「所作製マンコ」はネットに晒される前に滅びたらしい www5e.biglobe.ne.jp/~iwate/ura/rig…
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グレゴリオ聖歌(伴奏やハモりがない)  ↓ハモりの発見 オルガヌム  ↓一体化しすぎてる伴奏はダメ モテット  ↓イギリスから新しい和音を輸入 対位法  ↓断片化した伴奏が反復 カノン&フーガ  ↓反復が大事 ソナタ形式  ↓キモいハモり方を探せ 近代クラシック  ↓ハモりだけ分離 現代ポップ
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境界知能の人々が抽象語を多用する謎現象、ChatGPTみたいに言葉の関連度だけで会話しててクオリアが伴ってない気がしてきた 「調子が悪い」 「どのように」 「精神的に」 「例えば」 「人間関係」 とか抽象語は関連語数が多いから検索上位ヒットしてるだけでそもそもエピソード記憶参照してないのでは
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動物は子供を作りたいと考えてセックスするのではなくセックスしたいように進化していて結果的に子供が生まれるわけだが、それに似て、人間は意見を通したいと考えて怒るのではなく、特定の条件で誰かが怒れば集団の意思決定により生存確率があがるからそう進化してるだけ、という気づきがある。
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何が言いたいかって、「我々は苛立ったら怒り、怒られたら萎縮して意見を通すか、やり返して怒鳴り返すように進化しているはず」という本能を自覚して振る舞うのが大事で、(悪意ある暴力の予兆がない限り)怒ってる相手には何の計画性もないから、威圧をガチ無視し続けると意外と相手は落ち着く。
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言い続けてるんだけど、「怒り」には地位が貶められたことに反発する狭義の怒り、つまり自分は偉いという気持ちがある「躁的な怒り」と、それがなくて気分が沈んで生じる爆発的な苛立ち、つまり「うつ的な怒り」がある。専門家にも混同されがちだけど異なる状態だ。なぜか人類は両者を区別しない。
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アルコール依存症の患者見てて思うのは、教養がなくて娯楽のバリエーションが少ないから酒に走るんだけど、その酒においてさえ教養がないから同じ酒をループして飲むんよな。酒飲みならせめて酒の教養くらい身に付けろよ、っていう。
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アステカの遺跡で20年ほど前に発見された「死の笛」というのがあって、骸骨の形をしたそれは最近になって笛であることが判明して、吹くと人間の断末魔そっくりの悲鳴をあげるらしい。すごい響きだ。 デスホイッスルを使った音楽の例 youtu.be/rZYmKr4WPS8
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AIにバイオリンを描かせると高確率で謎の二刀流奏法を見せてくれる
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「あの人はこう考えているに違いない」という人類の精神機能、本当に罪深いバランスで成り立っていて、不足すると空気が読めないし、過剰だと性格によって、うつになったりストーカーになったりする
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ホモサピエンスは「あの人はこう考えているに違いない」と本能的に考えたがる生存戦略によって知能が低めの個体でも社会適応できる種族として繁栄してるけど、この戦略を選ばなかった宇宙人によって優生思想で成功しちゃった惑星も山ほどあるんだろうなあ。嫌だなあ。
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理性によって人権が発見されたんじゃなくて、ホモサピエンスの古い生存戦略に基づく本能のせいで合理的判断に基づいた自傷他害が禁忌になるので、理性と辻褄を合わせるには人権を発明するしかなかった、ということだと思っているので宇宙人の文明に人権概念がある保証がまったくない