金井 宣茂(@Astro_Kanai)さんの人気ツイート(古い順)

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イベントを楽しんできました! 夜遅く(しかも学校が始まる前夜)にもかかわらず会場に来ていただいた皆さんや、ネット配信を視聴してくださった皆さんに大感謝です。 最後のお別れの際に、足がレールから離れてしまい、空中でジタバタしてしまいましたが、ご愛嬌ということでご容赦ください。
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みなさま、おはようございます。今日は重大なご報告があります。 実は、宇宙に着いてからの身体計測があったのですが、な、な、なんと、身長が9センチも伸びていたんです! たった3週間でニョキニョキと。こんなの中高生のとき以来です。 帰りのソユーズの座席に体が収まるか、ちょっと心配です。
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無重力環境でしばらく生活していると、背骨の骨の隙間が開いて、身長が伸びるといわれています。人によっては、腰や背中に痛みを感じることもあるそうです。 ロシア人船長に「9cmは伸びすぎだろう?」と怪しまれたので、自分で簡易的に再計測してみたところ、だいたい182cm。地上より+2cmでした。
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計測ミス(?)なのに、大変な話題になってしまったみたいで、とんだフェイクニュースを大変失礼しました。 腰や背中は痛くないし、むしろ肩こりがなくなったくらいなので、やっぱり9cmは伸びてないと思います。さすがベテランのシュカプレロフ飛行士。 帰りのソユーズにも乗れそうで、少し安心です。
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日本の上空を通ることも、たびたびあるのですが、雲に覆われていたりして、写真撮影の機会が、なかなかありません。 先日、秋田県だけが雲間からのぞいているのに出くわしました。八郎潟や、鳥海山(だと思います)をしっかりと写真に収めることができました。
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ライトアップされた、美しい「きぼう」のロボットアームをごらんください。 エアロックから搬出された船外実験装置を掴もうとしています。 スペースシャトルの時代から、宇宙用ロボットアームといったらカナダの独壇場でしたが、今や、日本も多くの運用経験を重ね、最先端の宇宙技術を確立しました。
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「きぼう」のロボットアームを、筑波宇宙センターの管制室から遠隔操作しているのが、KIBOTT(キボット)という管制官です。 エアロックとロボットアームを使ったミッションは予約が一杯で、先日は四半期での運用回数の新記録を更新したとかで、NASAからチーム表彰されたそうですよ!
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ようやく撮れました! 見てください、朝日に輝く関東地方と、雪をいただく富士山を。 日本を象徴する霊峰は、宇宙からでもはっきりと判ります。
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コントラストがなくて’青一色の写真ですが、千葉県の東の突端「犬吠崎」です。 「坂東太郎」と異名のある利根川をはさんで、「鹿島神宮」と「香取神宮」も写っているはずです(見えませんが)。 両神宮は、武道に関係のある神さまが祭られていて、個人的に思い入れがあるのです。
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またまた地元ネタですが、千葉市も撮影しました。 ミッションの応援で盛り上げていただいてます。いつもご支援をありがとうございます。
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愛知県。 名古屋城や熱田神宮など、学会の帰りに名所観光をした楽しい思い出があります。 日本の上空を通るときには、これからもどんどん各地の写真を撮っていきたいと思います。
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あと半日で、ドラゴン補給船が出発します。 わたしより2日前に宇宙ステーションに到着し、実験機器や物資を届けてくれましたが、今度は実験サンプルを積んで帰途につきます。 JAXAの「高品質タンパク結晶」や、「アミロイド」、「ナノ・ステップ」といった実験サンプルの積み込みも終わりました。
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ドラゴン宇宙船が、大切な貨物を積んで出発しました。 この1ヶ月は、このドラゴン宇宙船で地上から届けられたさまざまな実験に追われて大忙しでしたが、期限どおりに送り出せて、ホッと一安心です。
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土曜日は、ドラゴン宇宙船の出発で早朝から半日みっちり働きましたので、日曜日の今日は、ぐうたら遅くまで朝寝坊させてもらいました。 無重力では寝袋の中でもフワフワ浮いて、ハンモックか、船で波に揺らされているかのようで、良く眠れます。寝返りを打つ必要もないので、大変気持ち良いものです。
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朝日に輝くソユーズ宇宙船。 純白のドラゴン宇宙船はスタイリッシュでしたが、武骨な感じのソユーズ宇宙船もカッコいいと思うのです。何といっても「有人宇宙船」ですし。 この船に乗って宇宙ステーションに来て、1ヶ月が経ちました。
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宇宙ステーションは、お昼休み。 よく質問を受けるのですが、宇宙ステーションでは世界標準時で生活をしています。 医学実験のため、朝ごはんなしで今まで検査を受けていたので、腹ペコです。 シュカプレロフ飛行士の言う通り「ハングリーだと、アングリー」なので、もりもり宇宙食を食べてきます!
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宇宙食は「標準食」と呼ばれる米国製のモノを普段は食べています。 どれも美味しくて、まだ飽きてはいないので、JAXAが持たせてくれた宇宙日本食は眠ったままです。 毎週金曜日の夕食会で、他の飛行士にも食べてもらい、宇宙日本食を売り込みたいと思います。
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南大西洋のフォークランド諸島(マルビナス諸島) 最近は世界地図と首っ引きです。いろいろな地形がどのようにしてできたのか、想像が膨らみます。 月や火星など、他の天体をもっと詳しく調べてみたいという研究者の気持ちが良くわかります。
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来週・再来週と、船外活動(EVA)があるため、少しずつ準備が始まっています。 来週は、ロボットアームを操作して、宇宙服を着て、宇宙ステーションの外で活動するクルーと共同作業を行う予定です。
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無重力の環境で移動するのは、まだ姿勢を制御するのが難しいです。 いわゆる「スーパーマン・スタイル」で移動しても、2~3メートルを越えると、下半身が浮き上がってしまって、天井にぶつかってしまいます。 逆に、足を先頭に移動すると、体全体を見渡せるので、コントロールしやすい気がします。
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止まったり曲がったりが、さらに大変で、よくスピードがつきすぎて、急制動をかけないといけなかったり、曲がりきれずにそのまま壁に激突したりしています。 窓から眺める外の光景は、天上界のように美しく静謐ですが、人の生活が営まれる宇宙ステーションは、今日もバタバタにぎやかです。
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外を眺めていると、こんな光景に出くわしました。 環状の雲の壁の中には、青い飛行石を持った女の子や心優しいロボットがいる、幻の空飛ぶ島が浮かんでるかもしれません。 一切れのパンとナイフを鞄に詰めこんで、旅に出たくなりますね。
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ミッション中でも、訓練や勉強が大切です。来週・再来週の船外活動に向けて、打ち合わせや勉強が多くなってきました。 でも、その合間を縫って、宇宙実験にかかわる作業は続いていますので、ご安心を。 宇宙ステーションの実験棟は年中無休、科学の進歩のための営みが止まることはないのです。
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日本の実験棟「きぼう」は、宇宙へのトビラ。誰もが、気軽に宇宙を利用できる未来の実現をめざして。 1月24日、25日と、平日ではありますが、ぜひお立ち寄りください。 twitter.com/JAXA_Kiboriyo/…
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おはようございます。 毎日、窓から外を眺めて楽しんでいるだけでは?…と思われてはいけないので、宇宙ステーション内での活動もご紹介させていただきます。 ヨーロッパ宇宙機関の「サーカディアンリズム」という医学実験に参加中です。 おでこと胸のふたつのセンサーで深部体温を測定しています。