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一日を通して体温を測定することで、体内時計の周期(サーカディアンリズム)を評価するのだそうです。
45分で朝と夜が繰り返す宇宙ステーションですが、訓練で海外出張を繰り返しているときよりも、宇宙滞在が始まった後のほうが、体内時計は整うんだとか。
たしかに、毎日規則正しく生活しています。
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緑茶は、今や世界中で愛飲されていて、NASAでもロシアでも宇宙食として採用されています。
ただ「Teaには砂糖を入れるもの」という観念が強いのか、「砂糖入り」も用意されているのは、ちょっとビックリです。
ちなみに、砂糖はお湯を注いでから足すのではなく、最初からパック内に添加されています。
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連日の夜景の連投、申し訳ありません。
なにせ、日本時間と宇宙ステーションで使っているグリニッジ標準時の時差は9時間。自由に写真撮影ができる夕方以降で日本上空を通過するときには、日本は夜明け前のことが多いのです。
今日は記録的な寒波とのこと。みなさま、どうぞ暖かくお過ごしください。
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みなさま、コメントでのご指摘ありがとうございます。
宇宙ステーションのロボットアーム「カナダアーム2」の全長は17メートルです。
17ミリのロボットって、本当にあったら逆にスゴイですよね。
投稿する前に、もう一度ツイートの文面を確認する心の余裕を持ちたいものです。
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来週の第2回目の船外活動に向けて、エアロックの片付けをしました。
前回使った、さまざまな道具を整理して、すっきりキレイになりました。
後はクルーの方の準備です。みんな、手順書をひらいて、自分の担当する作業について、熱心に勉強しています。
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来週月曜日の本番(船外活動)に向けて、管制センターの担当者たちと、連日テレビ会議でミーティングを行っています。
手間と時間はかかりますが、それぞれの担当する作業について、事細かに確認をして、全員で意識統一をはかっています。
ミッションの成功は、一夜にしては成りません。
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本日予定されていた船外活動は延期となりました。
おかげで、今日一日は仕事もなくお休み…というわけにはいかず、メンテナンスや保管物資の整理など、やらなければいけなかったけれど、ほかの重要な仕事のために押しやられていた作業が、たくさんスケジュールされています。
がんばりまーす!
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宇宙で初めての #宇宙日本食 体験は、緑茶と羊羹でした。
日本の緑茶は、香りが強くて、いつも飲み慣れているNASA製の緑茶より格段に美味しく感じられ、甘いものが好きなので、羊羹と一緒に楽しみました。
久しぶりの日本の味で、リラックスできました。
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宇宙に行くと味覚が変わるとも言われますが、少なくとも自分には、そんなことはなく、地上で美味しかったものは、宇宙でも美味しいです。
ただ、軌道上に蓄えてある標準食(宇宙食)の種類が限られているので、宇宙日本食のように、クルー個人で選んで持っていく「いつもと違う食事」が貴重です。
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月曜日の船外活動は延期になってしまいましたが、金曜日にはロシアの船外活動が予定されています。
宇宙ステーションに滞在しているロシア人宇宙飛行士が2人とも船外に出てしまうので、宇宙服への着替えの介助やハッチの気密チェックなどの支援業務は、わたしが担当します。
責任重大です!
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せっかくの皆既月食でしたが、宇宙ステーションからは観察できませんでした。
無念です。
周りを見渡すと、船内の窓は下面(地球側)にあるものばかり。天頂に向いているものはありません。
将来の宇宙探査のための宇宙船をデザインする際には、必ず全方位に窓をつけるべきと思った一日でした。