金井 宣茂(@Astro_Kanai)さんの人気ツイート(古い順)

226
一日を通して体温を測定することで、体内時計の周期(サーカディアンリズム)を評価するのだそうです。 45分で朝と夜が繰り返す宇宙ステーションですが、訓練で海外出張を繰り返しているときよりも、宇宙滞在が始まった後のほうが、体内時計は整うんだとか。 たしかに、毎日規則正しく生活しています。
227
週末ですが、掃除をして、体力トレーニングをして、週末に実施している実験で作業があれば対応して…と、あっという間に時間が過ぎてしまいます。 ここいらで、お茶でも飲んで、ひと息、休憩。
228
緑茶は、今や世界中で愛飲されていて、NASAでもロシアでも宇宙食として採用されています。 ただ「Teaには砂糖を入れるもの」という観念が強いのか、「砂糖入り」も用意されているのは、ちょっとビックリです。 ちなみに、砂糖はお湯を注いでから足すのではなく、最初からパック内に添加されています。
229
おはようございます、また一週間が始まりますね。 週末は、自分のペースで勉強や体力トレーニングができて、ゆっくり窓の外を眺める余裕もありました。 いつものように雲を見ていると、雌雄の龍が空を翔けているように見えてきました。あるいは、二匹の鯉かも。 今週は、良い事がありそうです。
230
名古屋~京都~大阪。 夜景を撮影するのは、なかなか難しくて、試行錯誤です。夜の街並みが分かりますでしょうか?
231
先ほどの写真は、ちょっと角度がついていましたが、日本の上空を飛行する直前に、中国の青島市の真上を通ってきました。 今のわたしの腕前だと、これぐらいの倍率が精一杯です。
232
昨日は記録的な大雪だったそうですね。みなさまは大丈夫でしたか? 日本時間の深夜過ぎに上空を通過したときには、首都圏には、まだ雲がかかっていました。 厚い雲を通しても、大東京の明かりは強烈でした。
233
連日の夜景の連投、申し訳ありません。 なにせ、日本時間と宇宙ステーションで使っているグリニッジ標準時の時差は9時間。自由に写真撮影ができる夕方以降で日本上空を通過するときには、日本は夜明け前のことが多いのです。 今日は記録的な寒波とのこと。みなさま、どうぞ暖かくお過ごしください。
234
もともと凝り性で、どうやったらキレイな夜景が撮れるかの練習にハマってます。 先日は、ヨーロッパの上空でオーロラに遭遇しました! まさか、人生初のオーロラを宇宙から目撃することになるとは。
235
昨日、全長17mmロボットを初めて操縦しました。 訓練も積んでいるので、「こいつ…動くぞ!」とか、アニメの主人公のようにびっくりはしませんでしたが、実機を動かすというのは、やはり感慨深いものでした。 ヒューストンからは、星出飛行士が通信役でしたので、大安心で作業できました。
236
みなさま、コメントでのご指摘ありがとうございます。 宇宙ステーションのロボットアーム「カナダアーム2」の全長は17メートルです。 17ミリのロボットって、本当にあったら逆にスゴイですよね。 投稿する前に、もう一度ツイートの文面を確認する心の余裕を持ちたいものです。
237
来週の第2回目の船外活動に向けて、エアロックの片付けをしました。 前回使った、さまざまな道具を整理して、すっきりキレイになりました。 後はクルーの方の準備です。みんな、手順書をひらいて、自分の担当する作業について、熱心に勉強しています。
238
船外活動で使うすべての道具は事前に手作業で点検を行います。 作業の成否だけでなく、自分の安全にもかかわることなので、十分に注意を払って行う必要があります。 何十点にもおよぶ道具なので、時間もかかりますし、単調な作業なのですが、おろそかにできません。
239
来週月曜日の本番(船外活動)に向けて、管制センターの担当者たちと、連日テレビ会議でミーティングを行っています。 手間と時間はかかりますが、それぞれの担当する作業について、事細かに確認をして、全員で意識統一をはかっています。 ミッションの成功は、一夜にしては成りません。
240
日本時間の昨夜も、日本上空を通過しました。薄雲がかかっていましたが、街の明かりがはっきり分かりましたよ。 みなさんの応援もしっかり届きました。ありがとうございます! 出身国は違っても、クルー一同、人類の代表として仲良く元気にがんばっています。
241
毎回、上空を通過するときには雲がかかっていることが多い「喜望峰」をとらえました! もう1枚は、アフリカ大陸の東に浮かぶマダガスカル島です。 宇宙ステーションの窓から、世界のさまざまな地域もご紹介していきたいと思います。
242
太平洋の真ん中に、ポッカリと浮かぶハワイ諸島。 周りには、見渡す限り、ただただ青い海が広がるばかり。 まるで、世界には海しかなく、ここだけが動物と植物と人間が暮らす唯一の楽園として存在しているかのようにも思えてきます。
243
最近、入り浸っている宇宙ステーションの「キューポラ」 出窓になっているので、6つの側面の窓から、水平線から反対の水平線まで見渡すことができます。 地球はどこまでも青く、雲間に垣間見える陸地さえも空と海の青さに溶けてしまい、ときには陸の上を飛行しているのに気づかないことがあります。
244
本日予定されていた船外活動は延期となりました。 おかげで、今日一日は仕事もなくお休み…というわけにはいかず、メンテナンスや保管物資の整理など、やらなければいけなかったけれど、ほかの重要な仕事のために押しやられていた作業が、たくさんスケジュールされています。 がんばりまーす!
245
本日ご紹介するのは、ニュージーランドの南島。 島といっても、とても大きくて、全体をカメラに収めることができませんでした。奥のほうに遠く見えるのが北島です。 急峻な山々と、静かに水をたたえる青い湖が美しく、ファンタジー映画の舞台を見ているようでした。
246
宇宙で初めての #宇宙日本食 体験は、緑茶と羊羹でした。 日本の緑茶は、香りが強くて、いつも飲み慣れているNASA製の緑茶より格段に美味しく感じられ、甘いものが好きなので、羊羹と一緒に楽しみました。 久しぶりの日本の味で、リラックスできました。
247
宇宙に行くと味覚が変わるとも言われますが、少なくとも自分には、そんなことはなく、地上で美味しかったものは、宇宙でも美味しいです。 ただ、軌道上に蓄えてある標準食(宇宙食)の種類が限られているので、宇宙日本食のように、クルー個人で選んで持っていく「いつもと違う食事」が貴重です。
248
おはようございます。 水曜日を乗り越えれば、週末が見えてきますね。 数日前に、キレイに晴れ上がった首都圏の真上を通過しました。 ほかの地方を撮影する機会も狙っているのですが、なかなかタイミングが合いません。申し訳ありませんが、もう少しお待ちください。
249
月曜日の船外活動は延期になってしまいましたが、金曜日にはロシアの船外活動が予定されています。 宇宙ステーションに滞在しているロシア人宇宙飛行士が2人とも船外に出てしまうので、宇宙服への着替えの介助やハッチの気密チェックなどの支援業務は、わたしが担当します。 責任重大です!
250
せっかくの皆既月食でしたが、宇宙ステーションからは観察できませんでした。 無念です。 周りを見渡すと、船内の窓は下面(地球側)にあるものばかり。天頂に向いているものはありません。 将来の宇宙探査のための宇宙船をデザインする際には、必ず全方位に窓をつけるべきと思った一日でした。