金井 宣茂(@Astro_Kanai)さんの人気ツイート(古い順)

26
ちょうど、わたしたちが #宇宙飛行士選抜試験 を受験していた際に、時同じくして、別の宇宙飛行士試験に臨んでいたのは、もじゃもじゃ頭のお兄さんでした。勝手に同期生のように感じています。 そして、弟さん、ツンツン頭の「サムライ・ボーイ」は偉大な先輩です。 twitter.com/astro_wakata/s…
27
見上げると、ロシアの空は広くて高いです。 でも、よく考えると、地球上のどこでも、見上げる空は、同じ空で、広さも高さも変わることはないですよね。 たまたま写り込んだ鳥たちのように、空の向こうに向かって旅立つのは、きっと気持ち良いだろうと思いました。 みなさま、良い一週間を!
28
プライム・クルーがデザインしたソユーズ・パッチ。 ロシア語で、「ソユーズMS-05」と書かれています。大西宇宙飛行士が初号機に搭乗したMS型の新型ソユーズ宇宙船の5号機ですね。 このエンブレムの下、プライム/バックアップの両チームが一丸となって打上げに向けての準備を進めます。
29
宇宙でお酒は飲めるんですか?と質問されることがあります。 いつ緊急事態が起こっても大丈夫なように、宇宙滞在中の飲酒は不許可です。 お酒好きの宇宙飛行士が多いので、これには、しっかり目を光らせて守らないと。 意外な有名メーカーさんに #宇宙利用 してもらっているのが興味深いです。 twitter.com/jaxa_kiboriyo/…
30
宇宙ステーションでは、お酒もそうですが、炭酸飲料も飲むことができません。 炭酸ガスを出すのが悪いのでしょうか?それとも、ああいった気体と液体の混ざったようなものを安全に宇宙に運ぶのは面倒なのでしょうか? 理由は知りませんが、あのシュワシュワ感が宇宙で味わえないのは残念です。
31
炭酸飲料にも入っている二酸化炭素は、宇宙ではとても厄介です。 地上と違って空気の対流がないので、人工的に空気の流れを作らないと、鼻や口の周りに二酸化濃度の高い「悪い空気溜まり」がまとわりついてしまいます。 放置すれば、頭痛や意識障害など、二酸化炭素中毒の危険があります。
32
あまりにメルヘンチックな空と光の具合だったので、授業に行く途中にパシャリ。 #ロシア は今、最高の季節です。 油井飛行士 @Astro_Kimiya を始め、この国に魅了されてやまない人がいるのも良く分かります。
33
ソユーズ宇宙船内で使用するソコル宇宙服は優れモノ。 状況によっては、宇宙船内の空気を抜いて真空にすることがありますが、与圧服となっていて、地上に帰還するまで乗員の生命を守ってくれます。 打上げ本番では、自分専用の特注スーツを着用します。ベテランの職人による逸品です。
34
宇宙ステーションの中で、一瞬の油断も許されず、ひとつのミスが大惨事につながるのが「トイレ」オペレーションだと思います。 実は、アメリカのトイレもロシアのトイレも、ロシア製で共通のモノ。 アメリカでも、ロシアでも訓練して、練度はかなり上がっているはず。 多分…いや、きっと大丈夫!
35
#スペースX 社のドラゴン宇宙船が、宇宙ステーションを離れて地上に帰還しましたね。 貨物を地上に戻すことが可能なのは、世界でもドラゴン宇宙船だけ。この点では、日本の「こうのとり」輸送船も負けます。 同社は、有人宇宙船の開発も進めており、宇宙開発への企業進出の波を強く感じます。 twitter.com/space_station/…
36
最終試験に向けての訓練が終了しました。 改善点を求めれば、もちろん向上の余地はまだありますが、クルーメンバー間の仕事分担や協力体制などは、ほぼ仕上がった気がします。 宇宙船内での人間関係のダイナミックスは、クルー・リソース・マネージメント(CRM)と呼ばれ、重要視されています。
37
ソユーズ宇宙船に限らず、宇宙船の重心の位置は、とても大切です。 左席と右席で、宇宙飛行士の体重を比べ、錘でバランスを取ったりもします。 もし、一人だけ食べ過ぎてしまったら、宇宙船の正確な操縦に影響が出るので、打上げが近くなると、体重コントロールにもチームワークが必要です。
38
これからバックアップ・クルーとして、打上げ前の最終試験に行ってきます。 ソユーズ宇宙船と、ロシア・セグメントの2本立てで、今日・明日と、2日間にわたって行われます。
39
バックアップ・クルーとしての最終試験1日目が終了しました。 試験に先立ち、技量評価委員に対して挨拶をしてから、5枚ある封筒の中から1枚を選びます。中には、最終試験で発生する不具合のリストが入っています。 「自分の運命は、自分で選ぶ」というところでしょうか。
40
2日間にわたる最終試験が無事に終了しました。 結果は「合格」です。わーい! …そして、その後に待っていたのは、大宴会。 ロシア人も、アメリカ人も、イタリア人も、日本人も、みんなごちゃ混ぜ、大盛り上がりで楽しかったなぁ。 宇宙開発の現場っていいなぁ!と感じるひと時でした。
41
七夕の日に #超小型衛星 が見事に放出されましたね! JAXAによる小型衛星放出は、これまで失敗なし。 当たり前のように成功を続けることの凄みを感じます。 ロボットアーム担当の管制官「KIBOTT」の皆さん、グッジョブです!! iss.jaxa.jp/kibo/system/op… twitter.com/jaxa_kiboriyo/…
42
最終試験の結果を元に、専門委員会から「打上げに向けてクルーの準備は整っている」との答申をいただきました。 伝統に従って、星の街の博物館にある「ユーリ・ガガーリンの部屋」で、署名を行いました。 宇宙飛行の歴史に跡を残すような気がして、身の引き締まる思いです。
43
赤の広場の奥まった場所には、生涯を有人宇宙開発に捧げた先人を顕彰するプレートが掲げられています。 バイコヌール宇宙基地に出発する前に、クルーが揃って献花をするのも、昔からの伝統です。 彼らの献身は、ロシア(ソ連)に限るものではなく、人類の宇宙開発に対するものであったと感じます。
44
子どもの頃のSFやアニメのアイデアが、実現しつつあるのが凄い。 やっぱり宇宙開発は面白いっ!! twitter.com/astro_wakata/s…
45
宇宙に限る話でなく、仕事でも、学校でも、趣味でも「面白い」と思いながら毎日を過ごせるかは、大切な要素だと思います。 「つまらない」とか「辛い」と感じるときは、「なぜ自分はそれをしているのか」、「それを達成することが、自分にとってどんな意義があるのか」に立ち返るようにしています。
46
星の街での準備をすべて終了し、明日、バイコヌール宇宙基地に移動です。 その後は打上げまで、感染症予防のため、自由に出歩くのは禁じられ、宿泊所の中で限られたスタッフとの接触のみとなります。 出発前に日用品の買い出しに行ってきましたが、星の街の土曜の午後は、驚くほどのんびりでした。
47
初めてソユーズ宇宙船で宇宙飛行を行うクルーメンバーがいる場合には、記念植樹をするのも打上げ前の伝統です。 日本人宇宙飛行士の記念樹を確認してきましたが、残念ながら、がっかりな状態でした。 砂漠の気候は、植物には厳しいみたいです。
48
これは面白い! プライムクルーが打ち上がる前に、ひと足お先に、宇宙ステーションの中を散策できます!! twitter.com/norimaki_k/sta…
49
恒例の記念植樹がありました。打上げに向け、また一つ伝統のイベントが終了。 それはそれで良かったのですが、驚きのニュースが! なんと油井飛行士の記念樹が、植え替えられてました! 数日前に見た細い木は、やっぱり枯れてたんですね… しれっと植え替えられてるのが、何ともロシア流儀です。
50
フェアリングが被せられた宇宙船は、まさに「箱入り娘」 英語で船は女性に例えられ、代名詞Sheが使われますが、ロシア語では男性名詞、代名詞はHeです。 以前、ある飛行士が自分の宇宙船を「彼女はすっごい美人だぜ!」と流暢なロシア語で評したら、ロシア人がポカンとしてしまったそうです。