本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(古い順)

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シンプルに大切なこと。
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「日本では、既婚女性の就業率が上昇すると、家族の絆が弱まり、家族メンバーが孤独化し、ウエルビーイングが低下すると考えられる傾向がある。しかし、この考え方は、家族の親密性のためには専業主婦が必要という前提に基づいている。」(宮坂靖子編著『ケアと家族愛を問う』青弓社、P239)
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「おそらくはメディアの影響でしょうか、権力者に「お友達感覚」をもち、その人間性に過剰な思い入れを抱いてしまう。そして、権力者のすることに問題があれば批判するという当たり前の行為を「悪口」と感じてしまう。」(藤本一勇訳『茶色の朝』大月書店、P44)
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「自殺すると言う人は本当は自殺しないーーこれはかなり広く信じられている誤解です。」「自殺した人の八割から九割は実際に行動に及ぶ前に何らかのサインを他人に送ったり、自殺するという意思をはっきりと言葉に出して誰かに伝えているのです。」(高橋祥友『自殺の心理学』講談社現代新書、P5)
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「かわいそうな他者をわざわざ選ぶひと、なんらかの障害をもった他者に近づくひとは珍しくない。これらは、ヒューマニズムあふれる自己犠牲的選択に見えるが、「かけがえのなさ」が非対称的であれば、そこから容易に共依存という対象支配が生まれる。」(信田さよ子『共依存』朝日文庫、P158)
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「自立とは自分で立つことだが、自分ひとりで立つことではない。誰かに支えられ、助けられながら立つ。これが、自立というものの本質なのだ。その意味で、自立と依存は矛盾しない。自立と依存は、同時に存在し、相互作用し合っているものなのだ。」(都筑学『自立って何だろう』新日本出版社、P126)
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「憎しみに立ち向かうただひとつの方法は、憎む者たちに欠けている姿勢をとることだ。つまり、正確に観察すること、差異を明確にし、自分を疑うのを決してやめないこと。こういった姿勢によって、憎しみは次第にひとつひとつの要素に解体されていく。」(カロリン・エムケ『憎しみに抗って』P15)
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「加齢臭や女子力ということばがなかった時代には、体臭を気にする男性も、自分磨きを意識する女性も決して多くはありませんでした。しかし、社会記号として概念がつくられた途端、男性用の体臭ケア用品が売れ、女性の魅力を磨く講座に人が集まるようになりました。」(『欲望する「ことば」』P12)
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本日(8月11日)から、下鴨神社・糺の森にて「第35回下鴨納涼古本まつり」が開催されます。
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「下鴨納涼古本まつり」で見つけた岩波文庫棚。このコーナーごと欲しい。
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「正気というのは抽象概念であり、どこにも「この人こそ正気だ」という人間は存在しない。つまり正気とは非常に稀有な狂気の一形態だということもできる。他者の狂気、自分の狂気に対して寛大でなければ、とても街では生きていけないのだ。」(中島らも『僕にはわからない』講談社文庫、P73)
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「いじめをする人は何よりもいじめる相手に依存している。自分自身だけで満足できる(自足)ことを探す能力がなく、常に他人を必要とするわりに、他人に対して不自由なほど神経質である。」(津村記久子『二度寝とは、遠くにありて想うもの』講談社文庫、P30)
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「周囲の人を無為に傷つけ、満たされることは永遠になく、壊れたラジオのように「気に入らないこと」を受信し続ける。死ぬまで。これをおそらくは不幸という。」(津村記久子『二度寝とは、遠くにありて想うもの』講談社文庫、P30) amzn.to/3JN9uu3
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「僕は心のない人間が一番嫌い。心のある人なら、自分が言われたら嫌だと思うことは、相手にも絶対言わないだろう。相手の気持ちが読めなかったり、その場の空気が読めない人とはつきあいたくない。」(志村けん『変なおじさん【完全版】』新潮文庫、P348)
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「人間という生き物の本質は、助け合いです。しかし、現代社会では、「人に迷惑をかけてはいけない」ことが強調され、「自立」するという意味が少し曲解され、どんどん窮屈な生き方へと追い込まれているように感じます。」(鎌田實『相手の身になる練習』小学館、P127)
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8月12日は、「日航機墜落事故」(1985年)が発生した日。 「坂本九は、一か月のうち三分の一は、飛行機に乗っている人でしたが、国内の移動には、絶対、日本航空を使わなかったのです。いつも、必ず、全日空を利用していました。」(柏木由紀子『上を向いて歩こう』P13)
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「一度ある人を立派な人だと思ってしまうと、その人が立派なことをしている場面にだけ注意が向けられる。反対に別の人をダメなやつだと思うと、その人がダメなことをしている場面に注意が向けられがちになる。」(鈴木宏昭『認知バイアス 心に潜むふしぎな働き』講談社、P87)
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「他人の書いた文章に好き嫌いのある人なら、文章を書くということに縁がある、と私は申しました。なぜなら、本当に立派な文章が書けるようになる日まで、この縁を生かして、作家でもよい、学者でもよい、自分の好きな文体の所有者の文章を徹底的に真似ればよいからです。」(『日本語の技術』P18)
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「「自分が得しよう」ということを一つ抜くと、最初の言葉が優しくなるから、どんどん会話が穏やかになります。いい言葉がいい言葉を引き寄せる。」「反対に、初めに何も考えずに言葉を投げつけると、とんでもない諍いになってしまいます。」(萩本欽一『ダメなときほど「言葉」を磨こう』P129)
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「人から受けた恩は別の人間に返しな。でないと世間が狭くなるよ」 「厚意とか思いやりなんてのは、一対一でやり取りするようなもんじゃないんだよ。それじゃあお中元やお歳暮と一緒じゃないか」 (中山七里『護られなかった者たちへ』宝島社文庫、P262)
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熟成された岩波新書。
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「私たちは、「言っていることはわかるが、賛成できない」「理屈はわかるが、それでうまくいくとは思えない」と感じることがある。ロゴスとして語られても、それを受け入れるには、パトスが関わっているのである。」(加藤重広『その言い方が人を怒らせる』ちくま新書、P106)
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8月13日は、看護教育学者・ナイチンゲールの命日。 「迷信の多くは間違った知識,いい加減な観察,「BはAの後に起こった. よってAはBの原因である」という論法によるものである. 観察しない人にかぎって迷信深い.」(『看護覚え書 決定版』医学書院、P202)
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「現代人はゆっくりするということも、何もせず、ボーッとしている時間を過ごすことも苦手です。何かをすることで幸福感や充実感を得ようとします。でも、何かをするのではなく、何もせずに、いるだけで幸せを感じられる場合があるはずです。」(『ハブられても生き残るための深層心理学』P219)
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「男性にも女性にも、繊細でいられる自由があるべきです。そして男性にも女性にも、強くいられる自由がなくてはいけません。今や性別は、二つの相反する理想ではなく、ひとつの連続するスペクトラムとしてとらえる時代です。」(エマ・ワトソン:述、『だから私はここにいる』フィルムアート社、P150)