かかまつ(@kakamatsukk)さんの人気ツイート(古い順)

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前回平岡円四郎が事切れるとき、土砂降りの中で、鳥の鳴き声と羽音が重なっていた。 やり残したことがあるのに、見たいものがあるのに、この世から羽ばたき去ってしまわなければならない円四郎の思いの形。 それでも最期に名を呼んだ最愛の人の元に辿りついた。鳴き声で振り向くその先に。 #青天を衝け
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「この文を見つけたってことは」 掛軸に残されていたのは遺書などではなかった。そうだ、彼は前を向いたまま死んだんだ。待つ人への恋文であり、自分に会えなければやすは寂しいに違いないと確信する円四郎の可愛い惚気でもあったんだ。 「また二人で江戸の街をぶらぶら歩こうじゃねえか」 #青天を衝け
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文句があるなら、いつでも一橋家へいらっしゃい。 #青天を衝け
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向こう傷が残る川村が静かに泣いています。演ずる波岡一喜さんの心にも大きなものが残ったようで。 「気づいたら西町奉行所跡に来てました」「自分を責め悔いて悔いて悔いた場所」「ここに俺が今行くことに意味なんてないかもしれないけど、行ってよかったと、来てよかったと思いました」 #青天を衝け
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「円四郎は私の身代わりとなったのだ」 「攘夷か…まこと呪いの言葉に成り果てた」 慶喜が不意に退室したのは、こぼれそうな涙を見せまいとしたのだろうか。 円四郎の元に駆けつける慶喜。この立ち上がる慶喜。いつも真っ直ぐな姿勢が崩れ、よろめいている。彼の心が、杖を無くしている。 #青天を衝け
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禁門の変の飛び蹴りツイート、「ライダーキックだ!」というリプや引用RTたくさんいただいたのですが、仮面ライダークウガの中の人(冨永研司さん)ではないかとの情報が。 Twitterの集合知すごいな…これだからやめられないです。 #仮面ライダークウガ #青天を衝け twitter.com/tarakovsky63/s…
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「絵に描いたような王道の武士」。 そんな武田耕雲斎が、自ら腹を斬ることすら許されず罪人のように首を刎ねられる。それでも最期にうっすらと笑みを浮かべるのだ。 烈公が亡くなってからの彼は、本来の道を外れてしまった。今ようやく心のままに真っ直ぐ進む。敬愛する烈公のもとへ逝く。 #青天を衝け
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「石頭の風神雷神のようなお方かと」 栄一が赤裸々に思ったことを口に出す。 何ということを!って呆れ顔の黒川様と、うんうん頷きながら聞いているやらかし猪飼様。 黒川様においおい…って横を向かれて初めてハッ‼︎として栄一を諌め始めるけど、あなた絶対栄一に禿同してましたよね。 #青天を衝け
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あの雨の日から、慶喜は笑うことを忘れてしまっていたのではないか。 慶喜に微笑みを浮かばせるのが円四郎。 近習が戸惑うほど腹を抱えて笑わせるのが栄一。 円四郎、本当にあなたは大した奴を連れてきてくれたもんだ。父の話に慶喜の心がほわほわと温まる。次は懐も温かくしてあげて。 #青天を衝け
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置鮎龍太郎さんの正親町三条実愛。いい声…と聴き入っていたが、ここでピシリと空気が変わる。 「不服と申すか」 実写なのにアニメ。三次元なのに二次元。 それは、たった一声で相手に有無を言わせぬ圧力がそこにあるから。声の世界で生きてきた者だけが展開する世界だ。 #置鮎龍太郎 #青天を衝け
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気鬱に取り憑かれていた慶喜が、藩札について、信用貨幣について、仁の心について熱く語る栄一と対面することで、みるみる顔に精気が戻っていく。 先延ばしや押し付け合いに終始する大坂や京の政局とは大違いだ。 そして、話を聞く前の草彅剛さんの「心底疲れ果てている感」がすごい。 #青天を衝け
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町田啓太さん演ずる土方歳三。 これまでの登場時に、その鎖帷子は2014年の「新選組!」で近藤勇役の香取慎吾さんが身につけていたものではないかと言われていたのですが、今日のえんじ色の籠手もね…見た瞬間、ヤマコーの「待たせたな!(キラーン✨)」が思い浮かぶじゃないですか…😭 #青天を衝け
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渋沢栄一が新選組副局長の土方歳三と親しく話をする。一見主人公補正に見えるこんなシーンも史実だ(土方が「割合にも理屈のわかる人間」だった、と栄一は述べている)というのだから、本当に今作は史実の質量でぶん殴ってくる大河ドラマである。 #青天を衝け
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孝明天皇が天然痘に罹っていることは、その顔とテロップのみで伺い知れる。 外国嫌いで知られる孝明天皇。病がうつらぬよう息子(後の明治天皇)を遠ざけていたが、彼が種痘を済ませていると知り、病床で安堵したという。 病に勝つ手段はある。ドラマが今の世の我らの身に沁みる。 #青天を衝け
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セットで出てくるたびに可愛くわちゃわちゃせずにはいられない可愛い従兄弟たちと、視線に気付いて真顔になる喜作。こういうとき必ず一歩遅れる栄一。 #青天を衝け
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背景だけが合成なのではなく、現地パリで撮影された建物と人物たちに、日本の一行が合成された映像。 コロナ禍において俳優陣がパリへ赴くロケは叶わなかったと聞く。『いだてん』でも駆使されたVFX、現代日本の映像技術の粋を来週見せていただきましょう。 #青天を衝け
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「徳川慶喜」ではなく「源慶喜」。 代々の将軍は清和源氏の流れをくむものとして、正式な場でその名を名乗ることがありました。それは江戸幕府を開いた家康も同じ。 パリ万博と同じ年、慶應3年に結ばれた日本デンマーク修好通商航海条約にも「源慶喜」の名が残されています。 #青天を衝け
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残っている島津久光公写真。 笑顔で写る人がいないこの時代のことを思えば単体で見ると何ということはない普通の写真なのに、こうして並べるとすっごく不貞腐れているように見えるから不思議。 誰だこんな上手いこと考えたのwww #青天を衝け
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他の日本人が皆壁の花になる中で、杉浦愛蔵さまは一人だけずっと体を揺らしてみたり、一歩だけステップを踏んでみたり。 よほど踊ってみたかったのですよね。 誘われて嬉しそう。 #青天を衝け
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屈託なく髷を落とし、洋装で新しい道を切り拓いていく栄一。徳川260年の歴史に幕を引き、徳川を殺したという誹りを受ける慶喜。 慶喜初登場から度々対比で描かれてきた二人の次週の陰陽が辛い。タイトルも「篤太夫と最後の将軍」。 来週を最後に、五輪終了まで5回分が休止となります。 #青天を衝け
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黒い石、白い石が碁盤の上でパチリ、パチリと小気味良い音を立てるから余計に、ここに誰も居ないことが強調される。 円四郎も市之進も、慶喜が頼りにしてきた者はもう居ない。頼りにしてきたからこそ、ここに居ない。 大事なものが、大事だから、皆奪われていく。 独り、独りと石の音。 #青天を衝け
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大政奉還。御神君以来の大業を一朝にして廃するとしても、天子様の御心を安んじ奉るはすなわち御神君の偉業を引き継ぐこと。 カメラは忙しなく回るが、慶喜に迷いはなく、最後に正面でひたと止まる。 そしてただ静かに目を閉じる家康。そこに言葉はいらぬ。説明も過度な演技もいらぬ。 #青天を衝け
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アバン明け、民部公子様が乗馬を楽しむ直前のカットで見たたことある!となった方も多いのでは。 スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」を思い出させますね。時代は20年ほどずれますが、きっと同じセーヌ川のほとり。 少しでもパリの雰囲気を…という制作陣のお遊びでしょうか😊 #青天を衝け
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1月、3月、4月、5月…と時を経て 「笑ってはいけない水戸藩士」が 「カッコいい水戸藩士」になって ようやくお名前が出ました。長かった。 #青天を衝け
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御旗本渋沢篤太夫が嫡男、渋沢平九郎! 華と散らん… 兄ぃ兄ぃと慕う従兄弟を見立養子として巻き込んだ。故郷を愛する若者だった。それを「旗本を継ぐ身として」自分の代わりに徳川の義に殉じさせた。 自分は既に違う道を見つけ始めているのに。 栄一の怒りの矛先は、本当は自分自身だ。 #青天を衝け