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アフリカでは西アフリカのサル痘でも死亡に至る症例もありますが、先進国の症例は殆ど軽症で、自然に寛解しています。
現時点で、この流行による死亡例は一人も報告されていません。
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【予防】
幸いな事に、既に存在している天然痘ワクチンがサル痘にも有効。
流行している国では、天然痘ワクチンの使用も検討されているが、これはあくまで濃厚接触者の為の接種の話です。
我々がコロナの予防接種の時のように、サル痘ワクチンの為に接種会場に並ぶようなことは非常に考えにくい。
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【感染力】
「急拡大」や「感染相次ぐ」のように報告されているが、これは初期のコロナのような感染拡大という訳ではない。
現在アフリカ以外の国では100人程度の症例が確認されていて、まだとても稀な病気です。
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サル痘はかなり感染力が低い病気。皮膚からでも飛沫からでも感染しますが、「密接な接触」が必要。
現在の症例は性交渉に伴う密接な接触による感染が殆どで、特にゲイのコミュニティで多い。
これは決して電車・職場・学校で広がるような感染症ではありません。
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【サル痘スレッド】
サル痘の感染の報告を見て、またコロナのようなパンデミックになるかと不安になる方は多いと思います。
私達はコロナのトラウマで「新しい感染病」に敏感になっているかもしれません。しかし、海外の報告を見ると、この病気について過剰に不安になる必要は全くないと思います。
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忽那先生のコロナ記事はいつも秀逸。最新情報がぎっしり詰まっているだけでなく、視点のバランスも素晴らしい。
コロナ関連ニュースを細かくフォローしていない方も、このまとめ一つさえ読んでおけば今の状況の全体像が掴めると思います。 twitter.com/kutsunasatoshi…
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日本の白いご飯の味は本当に格別。
15歳の時、日本に留学して日本のご飯の美味しさに感動しました。🇦🇺に帰った後、日本からお米や炊飯器を輸入しても、同じ味にはならなかった。合羽橋に行ってご飯窯まで買って持って帰ったけど、それでも何かが違う...
日本に住んでから、毎日食べられて幸せ! twitter.com/ArturGalata/st…
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ワクチンの効果性に納得しても、安全性について心配が残る親御さんも沢山いると思います。そういう方は、こちらのスレッドもぜひご覧下さい。 twitter.com/NicholasRennic…
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私の場合、感染力が強い亜種が次々出ている状況を見ていると、いつか私の子供もコロナに感染する可能性が高いと思っています。その時、できるだけ症状を軽く済ませてあげたい。
どんなに感染状況が悪化しても、自分の子供が万が一の事からもしっかり守られていると思うと、私は親として安心です。
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【私の個人的な判断基準】
私は「上の世代を守るため」や「経済復活のため」に子供に接種する事は納得できません。
痛い注射を我慢しないといけないのは本人なので、接種するべきかどうかを決める時、「子供自身へのメリット」だけで判断しています。
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【入院予防効果】
ワクチンを接種しても、コロナに感染しない訳ではありません。「罹った時になるべく軽く済む」事がワクチンの最大の目的。
幸いに、医学界の最高峰のジャーナルである「New England Journal of Medicine」が3月30日に発表したデータによると、5-11歳でもこの効果が期待できます。
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やはり、コロナワクチンは5-11歳でも重症化予防効果は強い。
もともと重症化リスクが低い群ではありますが、そのリスクをできるだけ更に低くする事は重要だと思います。 twitter.com/SatoshiKamidan…
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【我が子のコロナワクチン後の経過】
1回目接種から48時間が経ちました。
次の日は注射の場所が少し痛かったが、既に治った。それ以外の副反応が全くなかった。
絆創膏はまだ取らせてくれません。 twitter.com/NicholasRennic…
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【主な参考文献】
cdc.gov/vaccines/acip/…
medrxiv.org/content/10.110…
jpeds.or.jp/uploads/files/…
ourworldindata.org/covid-deaths-b…
日本語での情報まとめとして、こちらがおすすめ:
covnavi.jp/feature/
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【結論】
当面コロナが流行しそうな今だと、いつか私の子供も感染する可能性は高いと思います。その時、できるだけ軽く済むようにしてあげたい。
安全性も効果性も確認されたワクチンなので、私は自分の子供達に打つ事を決めました。
この考え方が、少しでも他の親御さんに参考になれば嬉しいです。
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その513人の入院の中には、私が診療所で診た子供が1人います。
30分も一緒に救急車を待ちました。ずっと診察台でじっと動かず、とてもぐったりして、本当に可哀想だった。
もし、自分の子供があの状態になる可能性を少しでも下げる方法があれば、できる事は何でもしたい。